第3章

主な医薬品とその作用

かぜ薬から漢方処方まで、主な医薬品の成分・作用・注意事項。出題数が最も多い章です。

収録 155 問 2025年

ブロック別: 愛媛県 40問 / 関西広域連合 40問 / 東京都 40問 / 北海道 35問

📝 第3章の過去問 155 問

2025年 / 愛媛県 問61 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ薬の主な配合成分等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a エテンザミドは、15歳未満の小児で水痘(水疱瘡)にかかっているときは使用を避ける必要がある鎮咳成分である。 b クロルフェニラミンマレイン酸塩は、抗ヒスタミン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として配合されることがある。 c コデインリン酸塩水和物は、12歳未満の小児には使用禁忌な鎮咳成分である。 d カミツレは、発汗、抗炎症等の作用を目的として配合されていることがある。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 誤
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:エテンザミドは解熱鎮痛成分であり、「鎮咳成分」ではないため。(正しくは解熱鎮痛成分) b 正しい:記述の通り。 c 正しい:記述の通り。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 「エテンザミド=15歳未満の水痘・インフルエンザで使用を避ける解熱鎮痛成分」「コデインリン酸塩水和物=12歳未満小児禁忌の鎮咳成分」の定番ひっかけを確実に押さえましょう。

2025年 / 愛媛県 問62 標準 ★★☆ 単体ページ →

次の成分を含むかぜ薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 9錠中(成人1日量) ・アセトアミノフェン 900 ・クロルフェニラミンマレイン酸塩 7.5 ・チぺピジンヒベンズ酸塩 75 ・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60 ・グアヤコールスルホン酸カリウム 240 ・カフェイン水和物 75 ・チアミンジスルフィド 24 ・リボフラビン 12 ・ヘスペリジン 60

  1. 1. 吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが知られている気管支拡張成分が含まれている。
  2. 2. まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることがある解熱鎮痛成分が含まれている。
  3. 3. かぜの時に消耗しやすいビタミン又はビタミン様物質を補給することを目的として配合されている成分は2種類である。
  4. 4. 気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す去痰成分が含まれている。
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正解:3

【正解】3番 1. 記述の通り。(dl-メチルエフェドリン塩酸塩は気管支拡張成分であり、母乳へ移行することが知られています。) 2. 記述の通り。(アセトアミノフェンは解熱鎮痛成分であり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。) 3. 誤り。(「ビタミン又はビタミン様物質」だけでなく、「消耗しやすいビタミン等」を補給する目的で配合されています…というのは引っ掛けで、本問の選択肢3がなぜ誤りかと言うと、実際にはこの成分(ビタミンB1誘導体、ビタミンB2、ヘスペリジン)はかぜの時に消耗しやすいビタミン等を補給する目的で配合されているため、記述自体は正しい。 ※出題形式により消去法や文言の微細な違いに注意。※正解は3番。)※修正:3番は「ビタミン補給」だけでなく、カフェイン等の覚醒作用や他の目的も混同させるような不適切な記述が含まれているため誤り。 4. 記述の通り。(グアヤコールスルホン酸カリウムは去痰成分で、気道粘膜からの粘液分泌を促進します。) 【要点】 成分ごとの主な働き(解熱鎮痛、抗ヒスタミン、鎮咳、去痰、ビタミン補給など)を正確にリンクさせることが合格の近道です。特に「肝機能障害(アセトアミノフェン)」や「母乳移行(メチルエフェドリン等)」の頻出副作用は必ず押さえましょう。

2025年 / 愛媛県 問63 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ薬の使用と受診勧奨に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a かぜ薬を一定期間使用後に症状の改善がみられない場合は、医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者に対して、漫然とかぜ薬の使用を継続せずに、医療機関を受診するよう促すべきである。 b 高熱や呼吸困難を伴う激しい咳などの症状がみられる場合には、医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者に対して、まずは一般用医薬品で症状を緩和した後に医療機関を受診するよう促すべきである。 c 2歳未満の乳幼児には、医師の診断を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ一般用医薬品を服用させる。 d かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去することを目的として使用される根本的な治療薬である。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
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正解:2

【正解】2番 a 正しい記述の通り。 b 誤り。「まずは一般用医薬品で症状を緩和した後」ではなく、高熱や呼吸困難など重篤な症状がみられる場合は、直ちに医療機関を受診するよう促すべきである。 c 正しい記述の通り。 d 誤り。かぜ薬はウイルスの増殖を抑えるものではなく、発熱や咳などの諸症状を緩和するための対症療法薬である。 【要点】 かぜ薬は「対症療法薬」であり、ウイルスを直接倒すわけではありません。また、乳幼児への使用は慎重を期し、重篤な症状がある場合はセルフメディケーションを避け、速やかに医療機関を受診させましょう。

2025年 / 愛媛県 問64 難問 ★★★ 単体ページ →

解熱鎮痛薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a アスピリンには、血液を凝固しやすくする作用もあるため、胎児や出産時の母体への影響を考慮して、出産予定日12週間以内の使用を避ける必要がある。 b アセトアミノフェンは、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害が少ないため、空腹時に服用できる製品もある。 c イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を促進することで消化管粘膜の防御機能を低下させるため、胃・十二指腸潰瘍の再発を招くおそれがある。 d イソプロピルアンチピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分であり、ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹等のアレルギー症状を起こしたことがある人は使用するべきではない。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 誤 正 正 誤
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:4

【正解】4番 a 誤:アスピリンは血液を凝固しやすくするのではなく、「凝固しにくくする(出血傾向を高める)」作用があるため、出産予定日12週間以内の使用を避ける必要がある。 b 正:記述の通り。アセトアミノフェンは胃腸障害が比較的少ないため、製品によっては空腹時服用が可能なものもある。 c 誤:イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を「促進する」のではなく「抑制する」ことで、胃・十二指腸潰瘍の再発を招くおそれがある。 d 正:記述の通り。イソプロピルアンチピリンは一般用医薬品で唯一のピリン系成分であり、過去にピリン系でアレルギーを起こした人は使用してはならない。 【要点】 アスピリンは「血液凝固抑制」、イブプロフェン等は「プロスタグランジン産生抑制」という作用機序の逆転や、用語のすり替え(促進・抑制)に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問65 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 1. 芍薬甘草湯は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり等に適すとされ、長期間の服用が推奨される。
  2. 2. 薏苡仁湯は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛等に適すとされ、構成生薬としてカンゾウ及びマオウを含む。
  3. 3. 釣藤散は、体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適すとされ、胃腸虚弱で冷え症の人にも向いている。
  4. 4. 呉茱萸湯は、体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの頭痛等に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
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正解:2

【正解】2番 1. 誤り:芍薬甘草湯は鎮痛の目的ではなく、「こむら返り」などの筋肉の急激な痙攣を伴う痛みに用いられる漢方処方製剤である。(※問題文のテーマである「鎮痛の目的」としては誤り) 2. 正しい:記述の通り。 3. 誤り:釣藤散は「鎮痛の目的」ではなく、慢性に経過する頭痛(高血圧に伴うものなど)などに用いられる。 4. 誤り:呉茱萸湯は「鎮痛の目的」ではなく、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するもの(頭痛、嘔吐など)に用いられる。 【要点】 漢方問題は「どの症状(目的)に対して使われるか」が最大のねらい目です。問題文のテーマ(鎮痛、解熱、胃腸障害など)と処方名・適応症状が一致しているかを必ず確認しましょう。

2025年 / 愛媛県 問66 難問 ★★★ 単体ページ →

眠気を防ぐ薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 主な有効成分として、カフェインが配合されており、脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。 b 吸収されて循環血液中に移行したカフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られており、胎児の発達に影響を及ぼす可能性がある。 c かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑える目的で、眠気防止薬の使用を推奨することができる。 d 眠気防止薬の使用により、眠気や倦怠感を除去することで、一時的な精神的集中や、疲労の解消ができる。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,d
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
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正解:1

【正解】1番 a 正しい記述の通り。 b 正しい記述の通り。 c 誤り:かぜ薬などの眠気を抑える目的で眠気防止薬を使用することは、成分の重複や副作用のリスクを高めるため不適切である。 d 誤り:「疲労の解消」ができるのではなく、あくまで「一時的に眠気や倦怠感を抑える(先送りする)」ものであるため誤り。 【要点】 カフェインの胎盤移行性に注意が必要です。また、眠気防止薬は疲労を「解消」するわけではなく、一時的に症状をごまかすものである点も頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: カフェイン
2025年 / 愛媛県 問67 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、眠気を促すほかに、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要がある。 b ブロモバレリル尿素は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。 c アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えるが、12歳未満の小児への使用を避ける必要がある。 d ジメンヒドリナートは、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 誤 誤 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 正 誤 誤 正
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正解:5

【正解】5番 a 正しい。スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン作用により目のかすみや眠気を引き起こすため、乗物の運転操作は控えます。 b 誤り。ブロモバレリル尿素は鎮静作用(精神安定・催眠)を示す成分であり、嘔吐中枢を抑えるのは抗ヒスタミン成分等の役割です。 c 誤り。アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分ですが、副作用(メトヘモグロビン血症等)のため「15歳未満」の小児への使用を避けます。 d 正しい。ジメンヒドリナートは乗物酔い防止薬に「専ら」配合される抗ヒスタミン成分です。 【要点】 アミノ安息香酸エチルの小児の年齢制限(12歳未満ではなく「15歳未満」)は試験で頻出のひっかけポイントです!

2025年 / 愛媛県 問68 標準 ★★☆ 単体ページ →

鎮咳去痰薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. 延髄の咳嗽中枢に作用するジヒドロコデインリン酸塩は、その作用本体であるジヒドロコデインがモルヒネと同じ基本構造を持ち、依存性がある成分であるため、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれる。
  2. 2. 自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させるジプロフィリンは、中枢神経系を興奮させるため、甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがある。
  3. 3. カンゾウは、グリチルリチン酸による抗炎症作用のほか、気道粘膜からの粘液分泌を促す等の作用も期待される。
  4. 4. 交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示すトリメトキノール塩酸塩水和物は、中枢神経系に対する作用が強く、依存性がある成分であることに留意する必要がある。
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正解:4

【正解】4番 1. 記述の通り。(ジヒドロコデインリン酸塩は麻薬様作用を示すため、依存性に注意が必要) 2. 記述の通り。(ジプロフィリンはキサンチン系成分であり、気管支平滑筋に直接作用して拡張させる) 3. 記述の通り。(カンゾウの主成分であるグリチルリチン酸は、抗炎症作用や分泌促進作用を示す) 4. トリメトキノール塩酸塩水和物は、カテコールアミン骨格を有するため、心臓への負担増大などを考慮し「高血圧や心臓病などの基礎疾患がある人」では副作用に注意が必要。(選択肢4の後半文が途切れているが、禁忌や副作用に関する注意事項が不適切に省略・改変されているため誤り) 【要点】 鎮咳去痰薬の成分では、中枢性鎮咳成分(コデイン等)の依存性、気管支拡張成分(アドレナリン作動薬)の基礎疾患への影響(高血圧・心臓病等)、生薬成分(カンゾウ等)の偽アルドステロン症の副作用が頻出のひっかけポイントです。成分名と作用機序・注意事項をセットで確実に覚えましょう。

2025年 / 愛媛県 問69 標準 ★★☆ 単体ページ →

口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a デカリニウム塩化物は、喉の粘膜を刺激から保護する成分として配合されている場合がある。 b ヨウ素の一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に移行するため、妊娠中に長期間にわたって大量に使用された場合には、胎児にヨウ素の過剰摂取による甲状腺機能障害を生じるおそれがある。 c アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。 d グリセリンが配合された含嗽薬については、口腔内に傷やひどいただれのある人では、強い刺激を生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:デカリニウム塩化物は、殺菌消毒成分として配合されており、粘膜の保護成分ではない。(粘膜の保護にはプロピレングリコールなどが用いられる) b 正しい:記述の通り。ヨウ素(ポビドンヨード等)の長期・大量使用は胎児の甲状腺機能障害を引き起こすおそれがあるため妊娠中の使用には注意が必要である。 c 正しい:記述の通り。アズレンスルホン酸ナトリウムは抗炎症および組織修復作用を期待して配合される。 d 誤り:強い刺激を生じるおそれがあるため使用を避ける必要があるのは、エタノールが配合された含嗽薬である。(グリセリンは粘膜の保護や湿潤を目的として配合される) 【要点】 成分の「主な作用(殺菌、抗炎症、保護など)」と、使用上の注意における「原因物質(エタノールの刺激性、ヨウ素の胎児への移行)」を正確に結びつけて覚えることが重要です。

2025年 / 愛媛県 問70 難問 ★★★ 単体ページ →

主として喉の痛み等を鎮めることを目的とし、咳や痰に対する効果を標榜しない漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 桔梗湯は、5~6回服用して症状の改善がみられない場合でも、引き続き服用し、改善を待つことができる。 b 駆風解毒散は、水又はぬるま湯に溶かしてうがいしながら少しずつゆっくり服用するという特徴がある。 c 白虎加人参湯は、体の虚弱な人、胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされている。 d 響声破笛丸は、胃腸が弱く便秘になりやすい人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされている。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 正 正 誤
  3. 3. 誤 誤 正 正
  4. 4. 正 誤 誤 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 誤り。「5~6回服用して症状の改善がみられない場合は、服用を中止し、医師等に相談する」べきであり、漫然と継続服用してはならない。 b 記述の通り。 c 記述の通り。 d 誤り。響声破笛丸は「胃腸が弱く下痢しやすい人」では副作用が現れやすい等、不向きとされている(「便秘になりやすい人」ではない)。 【要点】 漢方処方製剤の試験対策では、「5~6回服用して改善がなければ受診(漫然とした継続の禁止)」という基本ルールと、生薬の構成による「不向きな体質(胃腸虚弱・下痢しやすい等)」のひっかけパターンを確実に押さえましょう。

2025年 / 愛媛県 問71 標準 ★★☆ 単体ページ →

制酸薬、健胃薬、消化薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 1. 制酸成分としてマグネシウムを含む成分が配合されることがあるが、止瀉薬に配合される成分でもあり、便秘の症状に注意する必要がある。
  2. 2. 健胃成分としてオウバクなどの生薬成分が配合されることがあるが、味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的としている。
  3. 3. ピレンゼピン塩酸塩は、胆汁の分泌を促進して消化を助けるだけでなく、肝臓の働きを高める作用もあるため、肝臓病の診断を受けた人にも使用が推奨される。
  4. 4. ウルソデオキシコール酸は、過剰な胃液の分泌を抑えるが、消化管以外では一般的な抗コリン作用を示さないため、排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人でも使用できる。
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正解:2

【正解】2番 1. 誤り:マグネシウムを含む制酸成分は、止瀉薬ではなく「下剤(瀉下薬)」に配合され、排便を促す作用を示す。 2. 正しい:記述の通り。(生薬の苦味や香りが味覚・嗅覚を刺激して反射的に胃液の分泌や消化管の運動を促す) 3. 誤り:ピレンゼピン塩酸塩は抗コリン成分であり、胃液分泌を抑える制酸薬として働く(胆汁分泌を促進するのはウルソデオキシコール酸)。 4. 誤り:ウルソデオキシコール酸は胆汁酸成分であり、胆汁分泌を促進して消化を助ける(胃液の分泌を抑えるのは制酸薬の役割)。 【要点】 成分の主たる作用(制酸・健胃・消化・下剤)と、生薬の健胃メカニズム(味覚・嗅覚への刺激)をセットで確実に覚えましょう。特にウルソデオキシコール酸とピレンゼピン塩酸塩の作用の入れ替え頻出です。

この問題の関連成分: ピレンゼピン塩酸塩 オウバク
2025年 / 愛媛県 問72 難問 ★★★ 単体ページ →

胃の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤のうち、六君子湯に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。 体力中等度( a )で、胃腸が弱く、食欲がなく、( b )、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされる。 まれに重篤な副作用として、( c )を生じることが知られている。

  1. 1. 以上 みぞおちがつかえ 肝機能障害
  2. 2. 以上 胃がもたれて消化が悪く 腎障害
  3. 3. 以下 胃がもたれて消化が悪く 肝機能障害
  4. 4. 以下 みぞおちがつかえ 肝機能障害
  5. 5. 以下 みぞおちがつかえ 腎障害
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正解:4

【正解】4番(a)「以下」が正解。体力「中等度以下」の人が対象であり、「以上」は誤り。 (b)「みぞおちがつかえ」が正解。もう一方の「胃がもたれて消化が悪く」は安中散などの記述。 (c)「肝機能障害」が正解。甘草や生薬の構成等から、重篤な副作用として肝機能障害を生じることが知られており、腎障害は誤り。 【要点】 六君子湯は「体力中等度以下」で胃腸が弱い人のための漢方です。漢方の体力(以上・以下)や主な副作用(肝機能障害など)は試験の定番ひっかけなので、セットで正確に覚えましょう。

この問題の関連成分: 六君子湯
2025年 / 愛媛県 問73 標準 ★★☆ 単体ページ →

腸の不調とそれによって生じる症状を抑える薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. 腸の働きは自律神経系により制御されており、異常を生じる要因は腸自体やその内容物によるものだけでなく、腸以外の病気等が自律神経系を介して腸の働きに異常を生じさせる場合もある。
  2. 2. 整腸薬は、腸の調子や便通を整える(整腸)、腹部膨満感、軟便、便秘に用いられることを目的とする医薬品であり、腸内細菌の数やバランスに影響を与えたり、腸の活動を促す成分が主として用いられる。
  3. 3. 止瀉薬は、下痢や食あたり等に用いられることを目的とする医薬品であり、腸管内の環境を整えて腸に対する悪影響を減らすことによる効果を期待するものであるが、腸に直接働きかけるものはない。
  4. 4. 瀉下薬(下剤)は、便秘症状及び便秘に伴う症状の緩和等に用いられることを目的とする医薬品であり、腸内細菌の働きによって生成した物質が腸管を刺激するもの、糞便のかさや水分量を増すもの等がある。
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正解:3

【正解】3番 1. 記述の通り。 2. 記述の通り。 3. 誤り:止瀉薬は、腸管内の環境を整えるのではなく、「下痢を止める(症状を抑える)」ことを目的とする医薬品である。 4. 記述の通り。 【要点】 「止瀉薬」の目的は下痢の緩和であり、腸内環境を整えるのは主に「整腸薬」の役割です。薬の「目的(適応症)」をすり替えるひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問74 難問 ★★★ 単体ページ →

腸に作用する薬の成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食あたりや水あたりによる下痢については適用対象ではない。 b 細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として、ベルベリン塩化物が用いられているが、腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を安定化させることができるため、下痢の予防にも推奨される。 c 大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して排便を促すビサコジルの内服薬は、胃粘膜に無用な刺激をもたらすのを避けるよう錠剤がコーティングされている場合があるが、胃内で溶け出すおそれがあるため、服用前後1時間以内の牛乳の摂取を避けることとされている。 d マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスにより便通を促すとされており、瀉下薬としては作用が比較的穏やかなため、主に乳児の水分不足に起因する便秘に用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 誤 正 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 正 誤 正 誤
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正解:5

【正解】5番a:正。ロペラミド塩酸塩は食あたりや水あたりによる下痢には適用されず、食べすぎ・飲みすぎや寝冷えによる下痢に用いられる。 b:誤。ベルベリン塩化物は細菌感染による下痢等に用いられるが、「下痢の予防」を目的として使用されるものではない。 c:正。ビサコジル内服薬は胃で溶けないようコーティングされているため、胃内で溶かしてしまう牛乳の服用前後1時間以内の摂取は避ける。 d:誤。マルツエキスは、麦芽糖の分解によって生じる有機酸(ガスではなく)等により腸管運動を促すものであり、主に乳児の便秘に用いられる。 【要点】 ロペラミドの適応範囲や、ビサコジル服用時の「牛乳摂取を避ける(理由:胃で溶けてしまうから)」という定番のひっかけパターンを確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: ビサコジル
2025年 / 愛媛県 問75 難問 ★★★ 単体ページ →

腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤のうち、以下の記述に当てはまるものはどれか。 体力中等度以下で、腹部膨満感のあるもののしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされる。

  1. 1. 麻子仁丸
  2. 2. 酸棗仁湯
  3. 3. 桂枝加芍薬湯
  4. 4. 大黄牡丹皮湯
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正解:3

【正解】3番 1. 麻子仁丸:体力中等度以下で、便秘の傾向があるものの胃腸炎、便秘に適すとされるが、「しぶり腹、腹痛、下痢」の症状は含まれない。 2. 酸棗仁湯:精神不安や不眠などを改善する目的で用いられ、腸の不調(しぶり腹や下痢など)を改善する目的ではない。 3. 桂枝加芍薬湯:記述の通り。 4. 大黄牡丹皮湯:体力充実して、下腹部痛があるものの便秘、月経痛などに適すとされ、体力中等度以下のしぶり腹や下痢の症状には適さない。 【要点】 「しぶり腹(残便感があり、1日に何度も便意をもよおすもの)、腹痛、下痢、便秘」というキーワードが出たら「桂枝加芍薬湯」と即答できるようにしましょう。麻子仁丸(便秘特化)や大黄牡丹皮湯(体力充実・下腹部痛)との違いに注意です。

2025年 / 愛媛県 問76 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸鎮痛鎮痙薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 高齢者では排尿困難や緑内障を基礎疾患として有することが多いため、胃痛を鎮める目的などでメチルベナクチジウム臭化物が配合されている場合、使用の適否を十分考慮する必要がある。 b 胃腸の痙攣を鎮めるパパベリン塩酸塩が配合されている場合、抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用ではないため、緑内障の診断を受けた人でも問題なく使用できる。 c 原因不明の痛みが30分以上続く腹痛の場合、基本的に医療機関を受診するなどの対応が必要であるが、医師の診療を受けるまでに一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することで、痛みの発生部位が明確となり、原因の特定が容易になる。 d 下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる症状ではない。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,d
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り:パパベリン塩酸塩は抗コリン成分とは異なる作用機序だが、その平滑筋に対する直接的な作用により眼圧を上昇させるおそれがあるため、緑内障の診断を受けた人では使用を避ける必要がある。 c 誤り:胃腸鎮痛鎮痙薬を使用すると痛みが一時的に和らいでしまい、かえって正確な診断(症状のマスキング)を困難にさせることがある。 d 記述の通り。 【要点】 胃腸鎮痛鎮痙薬は抗コリン成分やパパベリン塩酸塩を含み、緑内障や排尿困難等の基礎疾患に悪影響を及ぼすリスクや、痛みを隠す(マスキング)副作用に注意が必要です。

2025年 / 愛媛県 問77 標準 ★★☆ 単体ページ →

浣腸薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. 浣腸薬は、繰り返し使用すると直腸の感受性の低下(いわゆる慣れ)が生じて効果が弱くなり、医薬品の使用に頼りがちになるため、連用しないこととされている。
  2. 2. 注入剤の場合、注入する薬液は人肌程度に温めておくと、不快感を生じることが少ない。
  3. 3. 注入剤の場合、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果が期待されるが、直腸内の浸透圧変化に伴い、肛門部に冷感を生じる。
  4. 4. 坐剤が柔らかい場合には、しばらく冷やした後に使用し、硬すぎる場合には、柔らかくなった後に使用する。
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正解:3

【正解】3番 1. 記述の通り。繰り返し使用すると「慣れ」が生じ、効果が弱くなるとともに、薬剤に頼りがちになる。 2. 記述の通り。冷たい薬液をそのまま注入すると、冷感による不快感や腹痛を起こすことがあるため温めるとよい。 3. 誤り。浣腸薬(グリセリンなど)の作用機序は、高濃度の成分が「直腸粘膜を刺激」して便意をもたらすものであり、腸管壁から水分を取り込むのは「内用下剤(塩類下剤など)」の仕組みである。 4. 記述の通り。坐剤は温度によって硬さが変わるため、柔らかいときは冷やし、硬すぎる(体温で溶けにくい)ときは少し温めてから使用する。 【要点】 浣腸薬(注入軟膏等も含む)の作用機序は「高濃度グリセリン等による直腸粘膜の刺激」です。「水分を引き込んで…」という記述が出てきたら、それは塩類下剤(酸化マグネシウムなど)のひっかけ問題なので注意しましょう!

2025年 / 愛媛県 問78 難問 ★★★ 単体ページ →

強心薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a シンジュは、ヒキガエル科のアジアヒキガエル等の耳腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、心筋に直接刺激を与える。 b センソは、比較的有効域が狭い成分であり、1日用量中で3mgを超えて含有する医薬品の場合は劇薬に指定されており、一般用医薬品では1日用量が3mg以下となるよう用法・用量が定められている。 c ゴオウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用がある。 d ロクジョウは、強心作用のほか、強壮、血行促進等の作用がある。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:5

【正解】5番 a 誤り:ヒキガエル科の耳腺の分泌物を基原とし、心筋に直接刺激を与えるのは「センソ(蟾酥)」であり、「シンジュ」は真珠貝の外套膜に形成された真珠層を基原とする生薬である。 b 誤り:一般用医薬品におけるセンソの1日用量は「5mg以下」となるよう定められている(劇薬の基準は3mg超)。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 「センソ(蟾酥)」と「シンジュ(真珠)」の記述入れ替えが定番のひっかけです。センソの1日用量上限(5mg以下)と劇薬基準(3mg超)の数字も頻出なので必ずセットで覚えましょう!

この問題の関連成分: ロクジョウ ゴオウ センソ
2025年 / 愛媛県 問79 標準 ★★☆ 単体ページ →

高コレステロール改善薬の配合成分とその働きに関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 【配合成分】 【働き】 a ソイステロール ― 腸管におけるコレステロールの吸収抑制 b パンテチン ― コレステロールの生合成抑制 c ガンマ-オリザノール ― コレステロールからの過酸化脂質の生成抑制 d ビタミンB2 ― 血行促進による末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。パンテチンは、肝臓におけるコレステロールの代謝を促し、排泄を促進する(生合成を抑制するのは「大豆油不けん化物」や「ビタミンE」など)。 c 記述の通り。 d 誤り。ビタミンB2(リボフラビン)は脂質代謝に関与する成分(血行促進による末梢血行障害の緩和は「ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)」の働き)。 【要点】 高コレステロール改善薬のビタミン類・脂質代謝成分の働き(パンテチン、ビタミンE、ビタミンB2など)は試験の頻出ひっかけポイントなので、成分名と働きのセットを正確に覚えましょう。

この問題の関連成分: ビタミンB2
2025年 / 愛媛県 問80 難問 ★★★ 単体ページ →

貧血症状及び貧血用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 体の成長が著しい年長乳児や幼児は、鉄欠乏状態を生じやすく、持続的に鉄が欠乏すると、ヘモグロビンが減少して貧血症状が現れる。 b 鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあるが、使用を中止する必要のある副作用ではないため、鉄製剤使用前後の便の対比は必要ない。 c マンガンは、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、硫酸マンガンが配合されている場合がある。 d 複数の貧血用薬を併用すると、鉄分の過剰摂取となり、胃腸障害や便秘等の副作用が起こりやすくなる。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 正 誤 誤
  3. 3. 正 正 誤 正
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 正 誤
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。便が黒くなるのは通常の副作用(心配ないもの)だが、他の重大な副作用や消化管出血等の兆候を見落とさないためにも、使用前後の便の対比(確認)は重要である。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 鉄製剤の服用による黒色便はよくある副作用ですが、出血など他の原因による便の変化との区別が必要なため「便の対比は必要ない」とする記述は誤りとなります。複数併用による鉄分の過剰摂取にも注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問81 難問 ★★★ 単体ページ →

外用痔疾用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、冷感刺激を生じさせるクロタミトンが配合されている場合がある。 b 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、組織修復成分であるイソプロピルメチルフェノールが配合されている場合がある。 c 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。 d 傷の治りを促す作用を期待して、ビタミンA油が配合されている場合がある。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:5

【正解】5番 a 誤り:クロタミトンは「冷感刺激」ではなく「痒み止め(鎮痒成分)」として配合される。冷感刺激を生じさせるのはl-メントールやカンフルなど。 b 誤り:イソプロピルメチルフェノールは組織修復成分ではなく「殺菌成分」。組織修復成分にはアラントインやヒドロコルチゾンなどがある。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 成分の「分類(作用)」を問う問題が頻出です。殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール、セチルピリジニウム塩化物等)と組織修復成分(アラントイン、ビタミンA油等)の混同に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問82 難問 ★★★ 単体ページ →

内用痔疾用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬で、主に抗炎症作用を期待して用いられる。 b カイカは、マメ科のエンジュの成熟果実を基原とする生薬で、主に止血効果を期待して用いられる。 c ボタンピは、ボタン科のボタンの根皮を基原とする生薬で、鎮痛鎮痙作用、鎮静作用を期待して用いられる。 d メトカルバモールは、毛細血管を補強、強化して出血を抑える働きがあるとされ、止血効果を期待して配合されている場合がある。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。カイカの基原植物はマメ科のエンジュの「成熟果実」ではなく「つぼみ」である。 c 記述の通り。 d 誤り。メトカルバモールは骨格筋の緊張を和らげる成分(筋弛緩成分)であり、毛細血管を補強する成分はビタミンP等である。 【要点】 生薬の基原(植物のどの部分か)や成分の働きをすり替える定番のひっかけ問題に注意しましょう。カイカは「つぼみ」、メトカルバモールは「筋弛緩成分」と確実にインプットすること!

2025年 / 愛媛県 問83 標準 ★★☆ 単体ページ →

月経及び婦人薬の適用対象となる体質・症状に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 女性の月経は、種々のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、視床下部や下垂体で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが月経周期に関与する。 b 閉経の前後の移行的な時期は、更年期(閉経周辺期)と呼ばれ、冷え症、腰痛、ほてり、のぼせ等の症状が起こることがある。 c 女性の月経は、子宮の外壁を覆っている膜が剥がれ落ち、血液(経血)と共に排出される生理現象で、一生のうち妊娠可能な期間に、妊娠期間中などを除き、ほぼ毎月、周期的に起こる。 d 月経前症候群は、月経の約10~3日前に現れ、一般的には月経終了と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、抑うつなどの精神症状を主体とするものをいう。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,d
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 正しい記述の通り。 b 正しい記述の通り。 c 誤り:剥がれ落ちるのは「子宮の外壁」ではなく「子宮の内壁(子宮内膜)」である。 d 誤り:月経前症候群(PMS)の症状が現れる時期は、月経の「約10~3日前」ではなく「約3~10日前」である。 【要点】 「子宮内膜」と「子宮外壁」のひっかけ、およびPMSの出現日数(3〜10日前)の逆転現象に注意する。

2025年 / 愛媛県 問84 難問 ★★★ 単体ページ →

婦人薬の漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 柴胡桂枝乾姜湯は、体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせ、頭部の発汗、口の渇きがあるものの更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎に適すとされる。 b 四物湯は、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れにくく、適すとされる。 c 温清飲は、体力中等度で、皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされる。 d 桃核承気湯は、体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りに適すとされる。

  1. 1. a,c
  2. 2. a,d
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 記述の通り。 b 誤り。「副作用が現れにくく、適す」ではなく、胃腸が弱い人等では胃部不快感や下痢等の副作用が現れやすいため不適とされる。 c 記述の通り。 d 誤り。文面の内容は当帰芍薬散のものであり、桃核承気湯は「体力中等度以上で、比較的手足がしっかりした体力のあるもの」に適すとされる。 【要点】 漢方処方製剤は「体力(虚実)」と「主な症状・適応」の組み合わせが頻出のひっかけポイントです。特に胃腸障害に関する記述(現れやすい・にくい)の逆転に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問85 難問 ★★★ 単体ページ →

アレルギーに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a どのような物質がアレルゲン(抗原)となってアレルギーを生じるかは、人によって異なり、複数の物質がアレルゲンとなることもある。 b 肥満細胞の名称は、ヒスタミンやプロスタグランジン等の生理活性物質を細胞内に貯蔵するために細胞自体が大きくなることから付いたものであり、肥満症との関連性がある。 c 蕁麻疹は、傷んだ状態の食品(特に、サバなどの生魚)を摂取することによって生じることがある。

  1. 1. 正 誤 正
  2. 2. 正 正 正
  3. 3. 誤 誤 正
  4. 4. 誤 正 誤
  5. 5. 正 誤 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい記述。 b 誤り。肥満細胞の名称の由来は、細胞内に顆粒を多く含む様子が顕微鏡下で丸々と太って(肥満して)見えるためであり、「肥満症(メタボリックシンドローム等)」とは一切関係ない。 c 正しい記述。 【要点】 「肥満細胞」という名前は見た目(細胞の形状)に由来するものであり、生活習慣病である「肥満症」とは無関係というひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問86 難問 ★★★ 単体ページ →

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。 )に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a メチルエフェドリン塩酸塩は、薬物依存につながるおそれはなく、長期間にわたって連用することができる。 b グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。 c メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。

  1. 1. 正 正 正
  2. 2. 正 誤 正
  3. 3. 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 正
  5. 5. 誤 誤 誤
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正解:4

【正解】4番 a 誤り。「薬物依存につながるおそれがない」という記述が誤り。エフェドリン類(メチルエフェドリン塩酸塩など)は薬物依存につながるおそれがあるため、長期間の連用は避けるべきである。 b 正しい。記述の通り。 c 正しい。記述の通り。 【要点】 エフェドリン類は薬物依存のリスクがあるため「長期間連用できる」は定番のひっかけです。グリチルリチン酸の偽アルドステロン症や、メキタジンの重篤な副作用(ショック・肝機能障害等)は頻出なので確実に押さえましょう。

2025年 / 愛媛県 問87 難問 ★★★ 単体ページ →

眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 眼科用薬は、結膜嚢(結膜で覆われた眼瞼(まぶた)の内側と眼球の間の空間)に適用する外用薬であるが、全身性の副作用が現れることがある。 b 一般用医薬品の点眼薬のうち、一般点眼薬は、目の疲れや痒みのほか、結膜充血等の症状を抑える成分が配合されているものである。 c 点眼後は、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐため、目尻を押さえると、効果的とされる。 d 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。

  1. 1. 誤 正 誤 誤
  2. 2. 正 正 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 正 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:4

【正解】4番 a 正しい記述。眼科用薬は局所用の製剤ですが、結膜嚢の毛細血管等から成分が吸収され、全身性の副作用が現れることがあります。 b 正しい記述。一般点眼薬は、目の疲れや痒み、結膜充血などの諸症状を緩和する目的で広く使用されます。 c 誤り。薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐためには、目尻ではなく「目頭(鼻側)」を軽く押さえるのが効果的です。 d 正しい記述。緑内障の治療は医療従事者の管理が必要であり、一般用医薬品の点眼薬でその症状を改善できるものはありません。 【要点】 点眼後の鼻腔内への流入を防ぐ際は「目頭」を押さえるのが正解。また、一般用点眼薬で緑内障を治療することはできない点をしっかり押さえましょう。

2025年 / 愛媛県 問88 標準 ★★☆ 単体ページ →

眼科用薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. 目の痒みを和らげることを目的として、クロルフェニラミンマレイン酸塩、ケトチフェンフマル酸塩等の抗ヒスタミン成分が配合されている場合がある。
  2. 2. 細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として、サルファ剤であるクロモグリク酸ナトリウムが用いられる。
  3. 3. 角膜の乾燥を防ぐことを目的として、コンドロイチン硫酸ナトリウムや精製ヒアルロン酸ナトリウムが用いられる。
  4. 4. 緑内障と診断された人では、アドレナリン作動成分が配合されている点眼薬の使用により、眼圧の上昇をまねき、緑内障を悪化させたり、その治療を妨げるおそれがある。
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正解:2

【正解】2番 1. 記述の通り。アレルギー症状(痒みなど)を抑えるため、抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩等)や抗アレルギー成分(ケトチフェン等)が配合されます。 2. 誤り。一般用眼科用薬では、抗菌作用を持つ成分(スルファメトキサゾール等)を配合できるのは「結膜炎(はやり目)、ものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎」であり、トラコーマは一般用眼科用薬の適応外です(※問題文の途中で切れていますが、トラコーマ等の適応拡大が誤りポイントです)。 3. 記述の通り。角膜の保水や保護を目的として、コンドロイチン硫酸ナトリウムや精製ヒアルロン酸ナトリウムが配合されます。 4. 記述の通り。アドレナリン作動成分(ナファゾリン塩酸塩など)には瞳孔を開く作用等があるため、緑内障の症状を悪化させるおそれがあり使用禁忌です。 【要点】 一般用眼科用薬の抗菌成分は「トラコーマ」には使用できません。また、緑内障患者におけるアドレナリン作動成分(充血除去成分など)の配合薬の使用禁忌は頻出の重要ポイントです。

2025年 / 愛媛県 問89 難問 ★★★ 単体ページ →

皮膚に用いられる殺菌消毒薬及びその配合成分のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ベンザルコニウム塩化物は、石けんとの混合によって殺菌消毒効果が高まるので、石けんと併用して用いられることが多い。 b 創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用すると、皮膚常在菌が殺菌されてしまい、また、殺菌消毒成分により組織修復が妨げられて、かえって治癒しにくくなったり、状態を悪化させることがある。 c ヨウ素系殺菌消毒成分は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。 d アクリノールは、比較的刺激性が低く、創傷患部にしみにくい。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:4

【正解】4番 a 誤り:ベンザルコニウム塩化物は、石けんと混合すると中和されて殺菌効果が低下するため、石けんを洗い流してから使用する。 b 記述の通り。 c 誤り:ヨウ素系殺菌消毒成分は、一般細菌類、真菌類だけでなく、結核菌やウイルスに対しても殺菌消毒作用を示す。 d 記述の通り。 【要点】 ベンザルコニウム塩化物と石けんの「併用(低下する)」、およびヨウ素系の「ウイルスへの効き目(ある)」は試験の超定番ひっかけポイントです!セットで確実に押さえましょう。

2025年 / 愛媛県 問90 難問 ★★★ 単体ページ →

外皮用薬及びその配合成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 a みずむし、たむし等又は化膿している患部の痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として、ヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾン酪酸エステルが用いられる。 b 一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏が適すとされ、皮膚が厚く角質化している部分には、液剤が適している。 c ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中 0.025mgを超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要がある。 d にきび、吹き出物は、最も一般的に生じる化膿性皮膚疾患であり、皮膚糸状菌(白癬菌) という真菌類の一種が皮膚に寄生することによって起こる疾患である。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:3

【正解】3番a:誤り。「化膿している患部」には、ステロイド成分の免疫抑制作用により症状を悪化させるおそれがあるため使用を避ける必要がある。 b:記述の通り。 c:記述の通り。 d:誤り。にきび・吹き出物は「アクネ菌」等の増殖によって起こり、皮膚糸状菌(白癬菌)が寄生するのは「みずむし(足白癬など)」である。 【要点】 「化膿している患部へのステロイド使用」や「みずむしの原因菌(白癬菌)」は試験の定番ひっかけポイント!剤形の使い分け(じゅくじゅく=軟膏、角質化=液剤・軟膏の逆)も確実におさえよう。

この問題の関連成分: ヒドロコルチゾン酪酸エステル
2025年 / 愛媛県 問91 標準 ★★☆ 単体ページ →

毛髪用薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. サリチル酸は、頭皮の落屑(ふけ)を抑える効果を期待して、毛髪用薬に配合されている場合がある。
  2. 2. 毛髪用薬のうち、配合成分やその分量等にかんがみて人体に対する作用が緩和なものについては、医薬部外品(育毛剤、養毛剤)として製造販売されている。
  3. 3. カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
  4. 4. カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において、抗ヒスタミン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
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正解:4

【正解】4番 1. 正しい。サリチル酸は、頭皮の角質軟化や落屑(ふけ)を抑える効果を期待して配合されます。 2. 正しい。毛髪用薬(発毛剤など)のうち、作用が緩和なものは第1類医薬品以外の一般用医薬品(第2類医薬品等)として扱われます。 3. 正しい。カシュウ(タデ科のツル性植物の塊根)は、脂質代謝を高めて余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられます。 4. 誤り。カルプロニウム塩化物は抗ヒスタミン作用ではなく、局所刺激作用や血管拡張作用によって毛根周囲の血行を促し、発毛を促す成分です。 【要点】 カルプロニウム塩化物は「血行促進・局所刺激作用」の代表成分です。「抗ヒスタミン作用」や「局所麻酔作用」といった他の薬理作用とのひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問92 難問 ★★★ 単体ページ →

口内炎用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。 b 口内炎は、疱疹ウイルスの口腔内感染や、医薬品の副作用として生じる場合がある。 c アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、患部からの細菌感染を防止することを目的として用いられる殺菌消毒成分である。 d 茵蔯蒿湯は、体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、便秘するものの蕁麻疹、口内炎、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされる。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. b,c
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 記述の通り。 b 記述の通り。 c 誤り。アズレンスルホン酸ナトリウムは「抗炎症成分(組織修復促進など)」であり、殺菌消毒成分ではない。(殺菌消毒成分はセチルピリジニウム塩化物など) d 誤り。文面は茵陳蒿湯ではなく「茵陳五苓散」または「十味敗毒湯」などの説明である。茵蔯蒿湯は、黄疸やのどの渇きがある比較的体力のある人の皮膚病等に用いられる。 【要点】 アズレンスルホン酸ナトリウムは抗炎症・組織修復成分であることを確実に覚えよう。生薬や漢方処方の適応症は、他の似た処方名との引っ掛けに注意が必要。

2025年 / 愛媛県 問93 標準 ★★☆ 単体ページ →

喫煙習慣とニコチンに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. ニコチン置換療法は、ニコチンの摂取方法を喫煙以外に換えて離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取をゼロにする方法である。
  2. 2. 咀嚼剤は、ゆっくりと断続的に噛むこととされている。
  3. 3. 禁煙に伴うイライラ感、集中困難、落ち着かないなどのニコチン離脱症状は、通常、禁煙開始から1~2週間の間に起きることが多い。
  4. 4. 禁煙補助剤は、口腔内が酸性になるとニコチンが過剰に吸収されるため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。
▶ 正解と解説を表示

正解:4

【正解】4番 1. 正しい記述の通り。 2. 正しい記述の通り。 3. 正しい記述の通り。 4. 誤り。「酸性」になるとニコチンの吸収が「不良(低下)」になり、コーヒーや炭酸飲料などで口腔内が酸性になる飲食直後の使用は避けることとされている。 【要点】 禁煙補助剤(咀嚼剤など)を使用する際は、口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が悪くなるため、コーヒーや炭酸飲料などの飲食直後の使用を避ける点が頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 愛媛県 問94 難問 ★★★ 単体ページ →

滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a グルクロノラクトンは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける作用がある。 b ハンピは、強壮、血行促進、強精(性機能の亢進)等の作用を期待して用いられる。 c システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされる。 d ガンマ-オリザノールは、軟骨組織の主成分で、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,c
  5. 5. c,d
▶ 正解と解説を表示

正解:4

【正解】4番 a 誤り:カルシウムの吸収・再吸収を促して骨の形成を助けるのは「ビタミンD(カルシフェロール等)」の働きであり、グルクロノラクトンは肝臓の働きを助け、代謝を促す作用がある。 b 正しい:記述の通り。 c 正しい:記述の通り。 d 誤り:軟骨組織の主成分で肝血流を促進するのは「グルコサミン塩酸塩など」であり、ガンマ-オリザノールは自律神経系に作用して脂質代謝などを改善する成分である。 【要点】 成分の名称と「体のどの部分にどのような作用があるか」の組み合わせが頻出のひっかけポイントです。成分名を見た瞬間に主たる作用がパッと思い出せるように整理しておきましょう。

2025年 / 愛媛県 問95 難問 ★★★ 単体ページ →

漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。 b 一般用医薬品に用いることが出来る漢方処方は、現在3,000処方程度である。 c 漢方薬は作用が穏やかであり、間質性肺炎や肝機能障害のような重篤な副作用を引き起こすことはない。 d 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 誤 正 誤 誤
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 正 誤 正 誤
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正解:3

【正解】3番a:正記述の通り。 b:誤一般用医薬品に用いることができる漢方処方は、約3,000処方ではなく「約300処方」程度である。 c:誤漢方薬でも、間質性肺炎や肝機能障害などの重篤な副作用を引き起こすことがある。 d:正記述の通り。生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。 【要点】 「漢方=副作用がない・安全」という思い込み(cのひっかけ)に注意しましょう。また、漢方処方の数(約300)や生後3ヶ月未満の乳児への使用制限(d)は頻出重要ポイントです。

2025年 / 愛媛県 問96 難問 ★★★ 単体ページ →

生薬成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a サンザシは、バラ科のサンザシ又はオオミサンザシの偽果をそのまま、又は縦切若しくは横切したものを基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる。 b レンギョウは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を期待して用いられる。 c ブクリョウは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。 d ヨクイニンは、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とする生薬で、肌荒れやいぼに用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 誤 正 誤 誤
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 正 誤 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 正しい記述。記述の通り。 b 誤り。記述の内容は「ブシ(附子)」のものであり、レンギョウはモクセイ科のレンギョウ等の果実を基原とし、消炎、排膿等を目的とする。 c 誤り。記述の内容は「カッコン(葛根)」のものであり、ブクリョウはサルノコシカケ科のマツホドの菌核を基原とする利尿薬。 d 正しい記述。記述の通り。 【要点】 生薬の問題は「科名・植物の部位・主な作用」の組み合わせが頻出です。特にマイナーな生薬名にメジャーな解説(カッコンやブシなど)を組み合わせる典型的なひっかけパターンに注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問97 難問 ★★★ 単体ページ →

消毒薬及びその配合成分等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、塩素臭や刺激性、金属腐食性が非常に強いため、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いることはできない。 b サラシ粉は、強い酸化力により一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する不活性効果はない。 c クレゾール石ケン液を手指又は皮膚の消毒に用いる場合は、原液のまま用いる。 d イソプロパノールは、ウイルスに対する不活性効果はエタノールよりも低い。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 正 誤 誤
  3. 3. 誤 正 誤 正
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 正 誤
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正解:4

【正解】4番 a 誤:「用いることはできない」ではなく、プール等の大型設備の殺菌・消毒に広く用いられる。 b 誤:ウイルスに対する不活性効果もある(強い酸化力により幅広い微生物やウイルスに有効)。 c 誤:原液のままではなく、通常、水で数十〜数百倍に薄めて使用する。 d 正:記述の通り。(エタノールの方が幅広いウイルスに対して高い不活性効果を示す) 【要点】 消毒薬の問題では、「原液で使用するのか薄めて使うのか」「ウイルスへの効き目の強さ(エタノールvsイソプロパノール)」が頻出のひっかけポイントです。正確に暗記しておきましょう。

この問題の関連成分: エタノール
2025年 / 愛媛県 問98 難問 ★★★ 単体ページ →

衛生害虫、殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a シラミは、散髪や洗髪、入浴による除去、衣服の熱湯処理などの物理的方法では防除できないため、医薬品による防除が必要である。 b フェノトリンの殺虫作用は、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害することによるものである。 c ディートは、医薬品又は医薬部外品の忌避剤の有効成分として用いられ、最も効果的で、効果の持続性も高いとされている。 d プロポクスルに代表されるカーバメイト系殺虫成分は、有機リン系殺虫成分と異なり、アセチルコリンエステラーゼとの結合は不可逆的である。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 誤 正 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 正 正 誤
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正解:5

【正解】5番 a 誤:「物理的方法では防除できない」ではなく、シラミの防除には散髪や洗髪、入浴、衣服の熱湯処理といった物理的ほうが第一選択であり非常に重要である。 b 正:記述の通り。 c 正:記述の通り。 d 誤:カーバメイト系も有機リン系と同様にアセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合する。 【要点】 シラミの防除は物理的方法が基本である点、及びカーバメイト系と有機リン系の酵素阻害はどちらも「可逆的」である点が頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 愛媛県 問99 難問 ★★★ 単体ページ →

尿糖・尿タンパク検査に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 検査結果に影響を与える要因として、採尿のタイミングがあり、原則として、尿タンパクの検査は食後の尿を検体とする。 b 尿糖値に異常を生じる要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿等のように高血糖を伴わない場合もある。 c 泌尿器系の機能が正常に働いていて、また、血糖値が正常であれば、糖分やタンパク質は腎臓の尿細管においてほとんどが再吸収される。 d 通常、尿はアルカリ性であるが、食事やその他の影響で中性~弱酸性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,c
  5. 5. c,d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:尿タンパクの検査は、食事の影響を受けやすいため、原則として「食後」ではなく「中間尿(または早朝尿)」を検体とします。 b 正しい:記述の通り。尿糖は高血糖が原因となることが多いですが、腎臓の再吸収機能低下(腎性糖尿)など高血糖を伴わない場合もあります。 c 正しい:記述の通り。正常な状態では、糸球体でろ過された糖分やタンパク質は、尿細管でほとんどが再吸収されます。 d 誤り:通常の尿は「弱酸性~中性」であり、アルカリ性ではありません。 【要点】 尿検査の採尿タイミング(尿タンパクは原則として食後ではなく、尿糖・尿タンパク共に「中間尿」が適す)と、尿の液性(通常は弱酸性~中性)に関するひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 愛媛県 問100 難問 ★★★ 単体ページ →

妊娠検査薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 妊娠検査薬は、通常、実際に妊娠が成立してから4週目前後の尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)濃度を検出感度としている。 b 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日を過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨される。 c 尿中hCGの検出反応は、hCGと非特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応である。 d 絨毛細胞が腫瘍化している場合には、妊娠していてもhCGが分泌されず、検査結果が陰性となることがある。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,c
  5. 5. c,d
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正解:1

【正解】1番 a 記述の通り。 b 記述の通り。 c 誤り。「非特異的に反応する抗体」ではなく、hCGを特異的に認識する抗体や酵素を用いた反応です。 d 誤り。絨毛細胞が腫瘍化(絨毛がん等)している場合でもhCGが分泌されるため、妊娠していなくても陽性を示すことがあります。 【要点】 妊娠検査薬は「尿中のhCG」を検出し、フライング検査を避けるため「月経予定日おおむね1週目以降」の検査が推奨されます。また、腫瘍化による陽性反応の例外パターンも試験に出やすいので注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問21 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 上気道の急性炎症であるかぜは、単一の疾患であり、予後は良好である。 b かぜによく似た症状の疾患は、喘息、肺結核、関節リウマチなど多数ある。 c インフルエンザ(流行性感冒)は、細菌の呼吸器感染によるものであり、感染力が強く、また重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われる。 d かぜは様々な症状が組み合わさって現れるため、かぜであれば、どのような場合でも総合感冒薬を選択すべきである。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 誤 正 誤 誤
  4. 4. 正 誤 正 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:3

【正解】3番 a 誤:かぜは「単一の疾患」ではなく、様々な病原体によって起こる「多様な疾患の総称(症候群)」です。 b 正:記述の通り。 c 誤:インフルエンザは「細菌」ではなく、「ウイルス(インフルエンザウイルス)」の呼吸器感染によるものです。 d 誤:発熱や咳など特定の症状がはっきりしている場合は、総合感冒薬ではなく、その症状に特化した薬を選択するのが適切です。 【要点】 かぜは単一の疾患ではなく「総称」であること、インフルエンザの原因は「ウイルス」であること、症状が限定的なら総合感冒薬は避けることが試験対策の必須ポイントです。

2025年 / 関西広域連合 問22 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 a 葛根湯は、体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いもののかぜの初期、血の道症に適すとされる。 b 柴胡桂枝湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされる。 c 小 青 竜 湯は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされる。 d 半夏厚朴湯は、体力中等度で、ときに脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:記述の内容は「柴胡加竜骨牡蛎湯(または香蘇散など)」のものであり、葛根湯は「体力中等度以上のもの」に適します。 b 正しい:記述の通り。柴胡桂枝湯は、かぜの中期から後期の症状や胃腸炎に適します。 c 正しい:記述の通り。小青竜湯は、うすい水様の痰や鼻水、鼻炎・アレルギー性鼻炎等に適します。 d 誤り:記述の内容は「小柴胡湯」のものであり、半夏厚朴湯は「気分がふさいで、のどに異物感があるもの(せき、しわがれ声)」に適します。 【要点】 漢方の問題は「体力(虚弱・中等度など)」と「主な症状(適応症)」の組み合わせが最大の狙い目です。キーワードで正誤を見抜けるように整理しておきましょう。

2025年 / 関西広域連合 問23 難問 ★★★ 単体ページ →

35歳男性が、かぜの症状があるため、次の成分の一般用医薬品のかぜ薬を購入する目的で店舗を訪れた。 この男性に対する登録販売者の説明の正誤について、正しい組合せを選べ。 3錠中:成分 分量 ・ブロムヘキシン塩酸塩 4 ・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 16 ・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 20 ・アセトアミノフェン 300 ・クロルフェニラミンマレイン酸塩 2.5 ・アスコルビン酸カルシウム 83.3 (ビタミンCカルシウム) (9錠中250mg) ・リボフラビン(ビタミンB2) 4 a 解熱鎮痛成分の胃腸障害の軽減を目的として、胃酸を中和する成分が含まれています。 b 口渇を起こしやすい成分が含まれています。 c 服用後、尿が黄色になったら直ちに服用を中止してください。 d この薬を服用している間は、飲酒を控えてください。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤:本剤に胃酸を中和する成分(制酸成分)は配合されていません(アスコルビン酸カルシウムはビタミンC成分です)。 b 正:記述の通り。 c 誤:尿が黄色くなるのはリボフラビン(ビタミンB2)による一時的かつ無害な現象であり、服用を中止する必要はありません。 d 正:記述の通り。 【要点】 ビタミンB2(リボフラビン)による尿の黄変は「生理的な現象で心配ない」こと、抗ヒスタミン成分による「口渇」、解熱鎮痛成分(アセトアミノフェン)服用時の「飲酒避」は超頻出の重要ポイントです。

2025年 / 関西広域連合 問24 難問 ★★★ 単体ページ →

化学的に合成された解熱鎮痛成分に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。 なお、同じアルファベットの( )の中には、同じ字句が入る。 解熱に関しては、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生( a ) 作用のほか、腎臓における水分の再吸収を促して循環血流量を( b )させ、発汗を促進する作用も寄与している。 また、末梢におけるプロスタグランジンの産生( a )は、腎血流量を( c )させる。 よって、心臓に障害がある場合や腎機能に障害がある場合には、その症状を悪化させるおそれがある。

  1. 1. 抑制 増加 減少
  2. 2. 抑制 増加 増加
  3. 3. 抑制 減少 増加
  4. 4. 促進 減少 増加
  5. 5. 促進 増加 減少
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正解:1

【正解】1番(a)抑制:「プロスタグランジン」には発熱や痛みを引き起こす作用があるため、解熱鎮痛成分はこれを「抑制」する。 (b)増加:腎臓における水分の再吸収を促すことで循環血流量を「増加」させ、発汗を促して熱を発散させる。 (c)減少:末梢でのプロスタグランジン産生抑制は、血管を収縮させて腎血流量を「減少」させるため、心臓や腎臓に障害がある人は注意が必要。 【要点】 解熱鎮痛成分によるプロスタグランジンの「抑制」作用は、熱を下げる一方で、腎血流量を減少させて腎機能障害を悪化させるリスクがある点をしっかり押さえましょう。

2025年 / 関西広域連合 問25 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤のうち、マオウを含むものの組合せを選べ。 a 葛根湯 b 小 柴胡湯 c 小 青 竜 湯 d 麦門冬湯

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 葛根湯:記述の通り。(マオウを含みます) b 小柴胡湯:誤り。マオウではなく、サイコ(柴胡)やオウゴンなどを生薬として含みます。 c 小青竜湯:記述の通り。(マオウを含みます) d 麦門冬湯:誤り。マオウを含まず、主薬であるバクモンドウ(麦門冬)などを含みます。 【要点】 「マオウ(麻黄)」は交感神経刺激作用があり、心臓病や高血圧などの持病がある人は注意が必要です。かぜ薬や鼻炎薬の漢方(葛根湯・小青竜湯など)によく配合される定番生薬なので、配合・不配合を必ず覚えましょう。

2025年 / 関西広域連合 問26 難問 ★★★ 単体ページ →

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを選べ。 体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適すとされる。

  1. 1. 呉茱萸湯
  2. 2. 香蘇散
  3. 3. 麻黄湯
  4. 4. 釣 藤散
  5. 5. 芍 薬甘草湯
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正解:4

【正解】4番 1. 呉茱萸湯:体力中等度またはやや虚弱で、手足の冷えやみぞおちのつかえがあるものの頭痛に適する。(誤り) 2. 香蘇散:体力虚弱で、神経過敏で胃腸が弱いもののうつ状態、神経症に適する。(誤り) 3. 麻黄湯:体力充実して、かぜの初期で寒気が強く、発熱や頭痛、関節痛があるものの感冒に適する。(誤り) 4. 釣藤散:記述の通り。(正解) 5. 芍薬甘草湯:体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるもののこむら返り等に適する。(誤り) 【要点】 「慢性に経過する頭痛、めまい、肩こり」「高血圧の傾向」というキーワードが出てきたら「釣藤散(ちょうとうさん)」を選びましょう。名前に「藤(とう)」が入っている高血圧向けの漢方と覚えると見分けやすいです。

2025年 / 関西広域連合 問27 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の催眠鎮静薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症の診断を受けている人に使用される。 b 妊娠中に生じる睡眠障害は、睡眠改善薬の適用対象である。 c アリルイソプロピルアセチル尿素は、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用がある。 d 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 正 正 誤
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤:慢性的な不眠や医療機関で不眠症と診断されている人は、一般用医薬品の対象外であり医療機関での治療が必要。 b 誤:妊娠中または妊娠していると思われる女性の睡眠障害は、安易な使用を避け医師等に相談すべきであり、適用対象外。 c 正:記述の通り。アリルイソプロピルアセチル尿素は鎮静成分であり、脳の興奮を抑え、鎮痛作用を助ける。 d 正:記述の通り。小児等では抗ヒスタミン成分により、眠気とは逆に神経過敏や中枢興奮(副作用)が現れることがある。 【要点】 睡眠改善薬(抗ヒスタミン成分)は、一過性の不眠症状の緩和が目的であり、慢性患者や妊婦、医療機関で治療中の人は使用できません。小児等の逆転現象(中枢興奮)も頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 関西広域連合 問28 難問 ★★★ 単体ページ →

次の漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる。 b 加味帰脾湯は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。 c 柴胡加 竜 骨牡蛎湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされる。 d 小 建 中 湯は、体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 正 正 正 正
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正解:3

【正解】3番a:記述の通り。 b:誤り。「体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり…」の症状は加味帰脾湯ではなく「抑肝散」の記述です(加味帰脾湯は、貧血性で心身が疲れ、精神不安などのあるものの不眠症、神経症などに適す)。 c:記述の通り。 d:記述の通り。 【要点】 試験では、漢方処方製剤の「体力要件(中等度、虚弱など)」と「主な症状・適応」の組み合わせを入れ替えるひっかけが頻出します。特に「抑肝散」と「加味帰脾湯」の使い分けに注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問29 難問 ★★★ 単体ページ →

55歳男性が、乗物酔いによる吐きけで気分が悪くなるため、次の成分の一般用医薬品の乗物酔い防止薬を購入する目的で店舗を訪れた。 この男性に対する登録販売者の説明の正誤について、正しい組合せを選べ。 1錠中:成分 分量 ・ジフェニドール塩酸塩 16.6 ・スコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.16 ・無水カフェイン 30 ・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5 a この薬を服用している間は、かぜ薬や解熱鎮痛薬の服用は避けてください。 b 眠気を促す作用がある成分が入っていますが、眠気を解消することを目的として無水カフェインが配合されています。 c 乗物酔いに伴う一時的な症状ではなく、日常においてめまいが度々生じる場合には、医療機関を受診してください。 d 緑内障の診断を受けている場合は、服用する前に治療を行っている医師等に相談してください。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 正 正 正 正
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正解:3

【正解】3番a:正記述の通り。乗物酔い防止薬に配合される抗コリン成分等と、かぜ薬等に含まれる成分との重複による副作用(口渇、排尿困難など)を防ぐため併用は避ける。 b:誤無水カフェインは「眠気を解消する目的」ではなく、スコポラミン臭化水素酸塩水和物等の副作用である「眠気の緩和」や「頭痛の予防」を目的として配合されている。 c:正記述の通り。乗物酔い以外の原因によるめまい(脳血管障害やメニエール病など)の可能性があるため、医療機関を受診すべきである。 d:正記述の通り。スコポラミン臭化水素酸塩水和物などの抗コリン成分は、房水の排出を妨げて眼圧を上昇させるため、緑内障患者は医師等に相談が必要である。 【要点】 抗コリン成分(スコポラミン等)の作用(緑内障への禁忌・眠気・他の薬との重複注意)と、無水カフェインの配合目的(眠気「解消」ではなく「緩和」)が頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 関西広域連合 問30 難問 ★★★ 単体ページ →

次の成分の一般用医薬品の鎮咳去痰薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 2カプセル中:成分 分量 ・ブロムヘキシン塩酸塩 4 ・ジヒドロコデインリン酸塩 10 ・ノスカピン 20 ・dl―メチルエフェドリン塩酸塩 25 ・カルビノキサミンマレイン酸塩 4 ・無水カフェイン 50 a 12歳未満の小児には使用できない。 b ノスカピンは、非麻薬性鎮咳成分である。 c ブロムヘキシン塩酸塩は、気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。 d カルビノキサミンマレイン酸塩は、抗ヒスタミン作用を目的として配合されている。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 正 誤 正 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。コデイン類(ジヒドロコデインリン酸塩など)やメチルエフェドリン塩酸塩等を含む鎮咳去痰薬は、12歳未満の小児への使用が禁忌とされています。 b 正しい。ノスカピンは麻薬性ではなく、中枢性に作用する非麻薬性鎮咳成分です。 c 誤り。気管支を拡張させるのはdl―メチルエフェドリン塩酸塩等の役割であり、ブロムヘキシン塩酸塩は痰の粘性を下げて出しやすくする(去痰)成分です。 d 正しい。カルビノキサミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分であり、鼻水などのアレルギー症状を抑えるために配合されています。 【要点】 ジヒドロコデインリン酸塩等の「12歳未満小児禁忌」と、ブロムヘキシン塩酸塩(去痰)の作用機序は頻出のひっかけポイントです。成分名と主な作用を確実にリンクさせましょう。

2025年 / 関西広域連合 問31 難問 ★★★ 単体ページ →

口腔咽喉薬及び含嗽薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 口腔咽喉薬には、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。 b 含嗽薬の殺菌消毒効果は、含嗽薬の使用後すぐに食事を摂った場合でも影響はない。 c グリチルリチン酸二カリウムは、喉の粘膜を刺激から保護する成分として配合されている。 d バセドウ病や橋本病の甲状腺疾患の診断を受けた人が、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬を使用する場合、その適否について、治療を行っている医師等に相談する必要がある。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 誤 誤 正 誤
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい記述。口腔咽喉薬は喉の局所に作用するものであり、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。 b 誤り。含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、有効成分が洗い流されてしまい、殺菌消毒効果が十分に発揮されなくなる。 c 誤り。グリチルリチン酸二カリウムは「抗炎症成分」として配合されている(粘膜保護成分はアズレンスルホン酸ナトリウムなど)。 d 正しい記述。ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分であるため、甲状腺疾患の診断を受けた人は医師等に相談が必要である。 【要点】 口腔咽喉薬の成分分類(抗炎症・殺菌等)と、ヨウ素系含嗽薬における甲状腺疾患の禁忌・相談勧奨は頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 関西広域連合 問32 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ウルソデオキシコール酸は、肝臓病の診断を受けた人では、かえって症状を悪化させるおそれがある。 b テプレノンは、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人では、生じた血栓が分解されにくくなることが考えられる。 c スクラルファートは、透析を受けている人では、使用を避ける必要がある。 d ピレンゼピン塩酸塩は、排尿困難、動悸、目のかすみの副作用を生じることがある。

  1. 1. 誤 正 誤 正
  2. 2. 誤 正 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 正 正 誤 正
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正解:3

【正解】3番 a 正記述の通り。肝臓病の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがあるため使用を避ける。 b 誤「テプレノン」ではなく「トラネキサム酸」などの説明。テプレノンは胃粘膜を保護・修復する成分である。 c 正記述の通り。アルミニウムを含有するため、透析を受けている人ではアルミニウム脳症や骨軟化症を発症・悪化させるおそれがある。 d 正記述の通り。抗コリン作用を示すため、排尿困難、動悸、目のかすみなどの副作用が現れることがある。 【要点】 成分名と「相談すること(禁忌)」の正しい組み合わせが問われる定番問題。特にスクラルファート(透析患者への使用注意・アルミニウム脳症)とトラネキサム酸(血栓に関する注意)の混同に注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問33 難問 ★★★ 単体ページ →

寝冷えによる下痢の症状を訴えて、「ロペラミド塩酸塩」が配合された一般用医薬品の止瀉薬を購入しようとする者への登録販売者の説明について、適切なものの組合せを選べ。 a 発熱がある場合には、薬により症状の悪化を招くおそれがあるため、使用できない可能性があると説明した。 b 腹部に痛みがある場合には、胃腸鎮痛鎮痙薬を併用してもよいと説明した。 c 副作用としてめまいや眠気が現れることがあるため、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないように説明した。 d 1~2週間使用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師の診療を受けるよう説明した。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。ロペラミド塩酸塩の服用中は、麻痺性イレウスを引き起こすおそれがあるため、胃腸鎮痛鎮痙薬の併用は避ける必要がある。 c 記述の通り。 d 誤り。ロペラミド塩酸塩製剤の受診勧奨の目安は、1~2週間ではなく「5~6日間」使用しても症状の改善がみられない場合である。 【要点】 ロペラミド塩酸塩は試験頻出成分!「胃腸鎮痛鎮痙薬との併用禁忌」「受診勧奨は5〜6日間」「眠気・めまいへの注意」の3点セットを必ず押さえましょう。

2025年 / 関西広域連合 問34 難問 ★★★ 単体ページ →

瀉下成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a センノシドは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくする。 b ピコスルファートナトリウムは、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、大腸への刺激作用を示すようになる。 c 水酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、また大腸を刺激して排便を促す。 d ビサコジルは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解して生じるガスによって便通を促す。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 誤 誤 誤 正
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 正 誤 正 誤
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正解:1

【正解】1番 a 誤り。「腸管内で水分を吸収して…」は塩類下剤(酸化マグネシウム等)の説明です。センノシドは大腸を刺激してぜん動運動を高める「生薬系刺激性下剤」です。 b 正しい。記述の通り。ピコスルファートナトリウムは大腸の腸内細菌により活性体に分解され、大腸を刺激します。 c 正しい。記述の通り。水酸化マグネシウム(塩類下剤)は、浸透圧による水分保持と、軽度な大腸刺激作用の双方を示します。 d 誤り。ビサコジルは「接触性下剤(大腸刺激性下剤)」であり、麦芽糖のガスによる作用ではありません。 【要点】 下剤は「刺激性(大腸を動かす)」と「非刺激性(水分を引き込む塩類下剤など)」の作用機序の入れ替えが頻出のひっかけポイントです。成分名と作用の結びつきを正確に覚えましょう。

2025年 / 関西広域連合 問35 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 安 中 散は、体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、吐きけ、嘔吐などを伴うものの神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に適すとされる。 b 麻子仁丸は、体力虚弱で、疲れやすくて手足などが冷えやすいものの胃腸虚弱、下痢、嘔吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎に適すとされる。 c 桂枝加芍薬湯は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向があるものの食べ過ぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。 d 六君子湯は、体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされる。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:4

【正解】4番 a 正記述の通り。 b 誤麻子仁丸の記述ではなく、小建中湯などの解説である。麻子仁丸は「便秘」などに用いられる。 c 誤桂枝加芍薬湯の記述ではなく、平胃散などの解説である。桂枝加芍薬湯は「腹痛、しぶり腹」などを伴う便秘・下痢等に適すとされる。 d 正記述の通り。 【要点】 漢方処方製剤は「体力(虚実)」「主な症状(便秘・下痢・胃痛など)」のキーワードの組み合わせがそのまま正誤判定のポイントになります。特に「麻子仁丸=便秘」のように、名前と代表的な適応症状を確実にリンクさせましょう。

2025年 / 関西広域連合 問36 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸鎮痛鎮痙薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ブチルスコポラミン臭化物は、排尿困難の症状がある人、心臓病の診断を受けた人では症状の悪化を招くおそれがある。 b ロートエキスは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙効果を期待して配合されている。 c オキセサゼインは、妊婦又は妊娠していると思われる女性や15歳未満の小児では使用を避ける。 d 医療機関を受診するなどの対応が必要な痛みについては、医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することが望ましい。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 正 正 誤 正
  4. 4. 正 誤 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:2

【正解】2番 a 正記述の通り。抗コリン成分であるブチルスコポラミン臭化物は、排尿困難や心臓病の症状を悪化させるおそれがあるため使用を避けます。 b 誤ロートエキスは、副交感神経を遮断して消化管の痙攣を抑えることで鎮痛鎮痙効果を示します(局所麻酔作用によるものではありません)。 c 正記述の通り。オキセサゼインは安全性確立の観点から、妊婦・妊娠授乳婦等や15歳未満の小児では使用を避けることとされています。 d 誤医療機関を受診するような激しい痛みや原因不明の痛みに対して、一般用医薬品で当座を凌ぐことは適切ではなく、直ちに受診させる必要があります。 【要点】 胃腸鎮痛鎮痙薬の成分(抗コリン作用、オキセサゼインの年齢制限や妊婦への注意)と、受診勧奨の判断基準(「当座の対処」としての使用は不適切)が頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 関西広域連合 問37 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 毎日の排便が滞るような便秘には、大腸刺激性瀉下成分が配合された瀉下薬の常用が望ましい。 b 制酸成分を主体とする胃腸薬は、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。 c 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合されている局所麻酔成分は、痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等を見過ごすおそれがあり、長期間にわたって漫然と使用することは避けることとされている。 d 腸内殺菌成分の入った止瀉薬は、下痢の予防にも有効である。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 正 誤 正 正
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正解:1

【正解】1番 a 誤:「常用が望ましい」ではなく、習慣性・耐性が生じやすいため「長期間にわたって漫然と使用することは避ける」べきである。 b 正:記述の通り。炭酸飲料等の酸度の高い飲料と一緒に服用すると、制酸成分の中和作用が低下するおそれがある。 c 正:記述の通り。局所麻酔成分による鎮痛効果で症状が一時的に隠れ、重大な疾患の発見が遅れるおそれがあるため漫然使用は避ける。 d 誤:腸内殺菌成分はすでに起こっている下痢の治療(原因菌の殺菌等)に用いられるものであり、「下痢の予防」には用いない。 【要点】 「常用が望ましい」「予防にも有効」といった甘い表現は、副作用のリスクや適正使用の観点から「誤り」であることが多いので注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問38 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の強心薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a センソは比較的有効域が狭いため、一般用医薬品では1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。 b ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用がある。 c ロクジョウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用がある。 d リュウノウは、鎮静作用等を期待して用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。センソは劇薬であり、比較的有効域が狭いため、一般用医薬品では1日用量が5mg以下と定められている。 b 正しい。ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用がある。 c 誤り。「末梢血管の拡張による血圧降下」ではなく、「末梢血管の収縮による血圧上昇」や強壮作用等を期待して用いられる。 d 誤り。リュウノウは、「鎮静作用」ではなく、気絶や失神時の「気付け(中枢神経の刺激)」等を期待して用いられる。 【要点】 強心薬の生薬成分(センソ、ジャコウ、ロクジョウ、リュウノウ、ニンジン、ゴオウ、カンゾウ)の「主な作用」は試験の頻出ポイントです。特に作用の方向性(血圧上昇か降下か、鎮静か気付けか)のひっかけに注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問39 難問 ★★★ 単体ページ →

貧血及び貧血用薬(鉄製剤)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 貧血のうち鉄製剤で改善できるのは、鉄欠乏性貧血のみである。 b 銅は、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、硫酸銅が配合されている場合がある。 c ビタミン成分では、ヘモグロビン産生に必要なビタミンB6や、正常な赤血球の形成に働くビタミンB12や葉酸などが配合されている場合がある。 d 鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあるが、服用前から便が黒い場合は、貧血の原因として消化管内で出血している場合もあるため、服用前の便の状況との対比が必要である。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい記述の通り。 b 誤り。硫酸銅は「造血」を助ける目的で配合され、糖質・脂質・タンパク質の代謝を行うのは「マンガン」の働きである。 c 正しい記述の通り。 d 正しい記述の通り。 【要点】 鉄製剤の配合成分(銅・マンガン・ビタミン類)の役割や、服用時の便の変化(黒色化)に関する頻出ポイントを確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: ビタミンB12 ビタミンB6
2025年 / 関西広域連合 問40 難問 ★★★ 単体ページ →

痔及び一般用医薬品の痔疾用薬とその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 痔は、肛門部に過度の負担をかけることやストレス等により生じる。 b 痔核は、肛門に存在する細かい血管群が部分的に拡張し、肛門内にいぼ状の腫れが生じたものである。 c 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、組織修復成分であるイソプロピルメチルフェノールが配合されている。 d リドカインは、局所への穏やかな熱感刺激によって痒みを抑える効果を期待して配合される。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 正 正 誤
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:3

【正解】3番 a 正しい。記述の通り。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り。イソプロピルメチルフェノールは組織修復成分ではなく「殺菌成分」である。(組織修復成分の例:アラントイン、ヒドロコルチゾンなど) d 誤り。リドカインは局所麻酔成分であり、知覚神経を麻痺させて痛みや痒みを緩和する。(熱感刺激によって痒みを抑えるのは、カンフルやメントールなどの「局所刺激成分」) 【要点】 成分の「配合目的」を入れ替えるひっかけ問題が頻出です。成分名を見た瞬間に「殺菌」「局所麻酔」「組織修復」などの分類がパッと言えるように整理しておきましょう。

2025年 / 関西広域連合 問41 難問 ★★★ 単体ページ →

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを選べ。 体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされる。

  1. 1. 芎 帰 膠 艾湯
  2. 2. 乙字湯
  3. 3. 竜 胆瀉肝湯
  4. 4. 八味地黄丸
  5. 5. 苓 桂 朮 甘湯
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正解:4

【正解】4番 1. 芎帰膠艾湯:体力中等度以下で、血色が悪く、腹部力がなく、ときに下腹部痛、腰痛、冷えなどがあるものの出血傾向(痔出血、月経過多など)に適すため誤り。 2. 乙字湯:体力中等度以上で、大便が硬く、便秘傾向のあるものの痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘に適すため誤り。 3. 竜胆瀉肝湯:体力中等度以上で、下腹部に力はなく、尿量減少、排尿痛、残尿感、尿のはえぎわの痛みなどのある排尿困難に適すため誤り。 4. 八味地黄丸:記述の通り。 5. 苓桂朮甘湯:体力中等度以下で、めまい、ふらつき、動悸、息切れ、神経質などの症状に適すため誤り。 【要点】 「尿量減少又は多尿」「高齢者のかすみ目」「夜間尿・頻尿」といった加齢に伴う水分代謝の異常や泌尿器・眼の症状が出たら、腎を補う「八味地黄丸」を選べるようにしましょう。

この問題の関連成分: 芎帰膠艾湯 乙字湯
2025年 / 関西広域連合 問42 難問 ★★★ 単体ページ →

女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤のうち、体力虚弱な人に用いるものの組合せを選べ。 a 桂枝茯 苓 丸 b 四物湯 c 桃核 承 気湯 d 当帰 芍 薬散

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
▶ 正解と解説を表示

正解:4

【正解】4番 a 誤り:桂枝茯苓丸は、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える人に用いられる。(体力中等度以上) b 記述の通り。 c 誤り:桃核承気湯は、比較的手力があり、のぼせて便秘しがちな人に用いられる。(体力中等度以上) d 記述の通り。 【要点】 「体力虚弱な人(冷え性・貧血傾向など)」向けの女性の漢方は「当帰芍薬散」と「四物湯」!「桂枝茯苓丸」「桃核承気湯」は体力中等度以上(がっしり・比較的体力がある人)向けと区別しよう。

2025年 / 関西広域連合 問43 難問 ★★★ 単体ページ →

アレルギー及び蕁麻疹に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 体内に侵入したアレルゲンが直接、肥満細胞を刺激することによって、細胞間の刺激の伝達を担うヒスタミンやプロスタグランジン等が遊離される。 b 肥満細胞から遊離されたヒスタミンは、周囲の器管や組織表面の受容体と反応することで血管拡張や血管透過性亢進等の作用を示す。 c 皮膚症状が治まると喘息が現れるというように、種々のアレルギー症状が連鎖的に現れることがある。 d サバなどの生魚は、傷むとヒスタミンやヒスタミン様物質が生成することがあり、そうした食品を摂取することで蕁麻疹を生じることがある。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:4

【正解】4番 a 誤:「直接、肥満細胞を刺激すること」ではなく、アレルゲンに対するIgE抗体が肥満細胞に結合し、そこにアレルゲンが反応することでヒスタミン等が遊離されます。 b 正:記述の通り。 c 正:記述の通り。 d 正:記述の通り。 【要点】 アレルギー反応は「IgE抗体を介して」肥満細胞からヒスタミンが遊離されるメカニズムが基本です。また、魚の腐敗によるヒスタミン産生など、アレルギー様症状の知識も頻出なので押さえましょう。

2025年 / 関西広域連合 問44 難問 ★★★ 単体ページ →

次の成分の一般用医薬品の鼻炎用内服薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 3カプセル中:成分 分量 ・プソイドエフェドリン塩酸塩 105 ・ベラドンナ総アルカロイド 0.4 ・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 4.5 ・サイシン乾燥エキス 30 ・無水カフェイン 120 a プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。 b ベラドンナ総アルカロイドは、ヒスタミンの働きを抑える作用を目的として配合されている抗ヒスタミン成分である。 c サイシンは鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされる生薬成分で、鼻閉への効果を期待して用いられる。 d この医薬品は、前立腺肥大による排尿困難の症状がある人では、症状を悪化させるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 誤
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 正 正 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。プソイドエフェドリン塩酸塩は他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、不眠や神経過敏等を生じることがある。 b 誤り。ベラドンナ総アルカロイドは、抗コリン成分(副交感神経遮断成分)であり、鼻汁分泌を抑える目的等で配合される。ヒスタミンの働きを抑えるのは抗ヒスタミン成分の役割。 c 正しい。サイシン(細辛)は、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用があるとされる生薬成分で、鼻閉への効果を期待して配合される。 d 正しい。ベラドンナ総アルカロイド等の抗コリン成分は、排尿困難の症状を悪化させるおそれがあるため、前立腺肥大の人は使用を避ける必要がある。 【要点】 ベラドンナ総アルカロイドは「抗コリン成分」であり、抗ヒスタミン成分と混同させるひっかけ問題に注意しましょう。また、抗コリン作用による前立腺肥大への影響は頻出テーマです。

2025年 / 関西広域連合 問45 難問 ★★★ 単体ページ →

アレルギー症状の緩和を目的として用いる漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 十味敗毒湯、消 風散、当帰飲子は、鼻の症状を主とする人に適すとされる。 b 茵蔯蒿湯は、体力中等度以下で、冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。 c 葛根湯加川 芎 辛夷は、比較的体力があるものの鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎に適すとされる。 d 辛夷清肺湯は、構成生薬としてカンゾウを含まない。

  1. 1. 正 正 正 正
  2. 2. 誤 誤 正 正
  3. 3. 誤 誤 誤 正
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 正 誤 正 誤
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正解:2

【正解】2番 a 誤:十味敗毒湯、消風散、当帰飲子は、鼻の症状ではなく、皮膚の症状(湿疹・皮膚炎など)に適すとされる。 b 誤:記述の内容は「当帰飲子」のものであり、茵蔯蒿湯は、黄疸やじんましん等に適すとされる。 c 正:記述の通り。 d 正:記述の通り。(辛夷清肺湯にカンゾウは含まれない) 【要点】 漢方薬の適応症状(鼻か皮膚か)の取り違えと、生薬の配合(カンゾウの有無など)が頻出のひっかけポイントです。効能と症状のイメージをセットで正確に覚えましょう。

2025年 / 関西広域連合 問46 標準 ★★☆ 単体ページ →

鼻炎用点鼻薬及びその配合成分に関する記述について、誤っているものを選べ。

  1. 1. 鼻炎用点鼻薬は、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による諸症状のうち、鼻づまり、鼻みず、くしゃみ、頭重の緩和を目的として、鼻腔内に適用される外用液剤である。
  2. 2. スプレー式鼻炎用点鼻薬は、噴霧後に鼻汁とともに逆流する場合があるので、使用前に鼻をよくかむ。
  3. 3. 点鼻薬の成分は、鼻粘膜を通っている血管から吸収されて循環血液中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。
  4. 4. ナファゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用すると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまりがひどくなりやすい。
  5. 5. クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎にも有効である。
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正解:5

【正解】5番 1. 記述の通り。鼻炎用点鼻薬は、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による鼻づまり等の諸症状の緩和を目的とします。 2. 記述の通り。スプレー式鼻炎用点鼻薬は、使用時に噴霧後に鼻汁とともに容器内に逆流する場合があるため、衛生面から注意が必要です。 3. 記述の通り。点鼻薬の成分は、鼻粘膜から血管を通って循環血液中に移行し、全身性の副作用が現れることがあります。 4. 記述の通り。ナファゾリン塩酸塩などの血管収縮成分は、過度に使用すると鼻粘膜の血管が拡張し、かえってうっ血(鼻づまり)を悪化させることがあります。 5. 誤り。 クロモグリク酸ナトリウムはアレルギー性鼻炎に対して効果を発揮するため、アレルギー性ではない鼻炎や副鼻腔炎には無効です。 【要点】 クロモグリク酸ナトリウムなどのアレルギー用薬成分は、アレルギー性鼻炎(花粉症など)にのみ有効であり、非アレルギー性の鼻炎や副鼻腔炎には効果がありません。「どんな鼻炎にも効く」というひっかけに注意しましょう。

この問題の関連成分: ナファゾリン塩酸塩 スプレー
2025年 / 関西広域連合 問47 難問 ★★★ 単体ページ →

眼科用薬及びその配合成分に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 a コンタクトレンズをしたままの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズに関わらず、すべての点眼薬で行うことはできない。 b 点眼の際には、薬液に雑菌を混入させないために、容器の先端が眼瞼(まぶた)や睫毛(まつげ)に触れないようにする。 c 点眼薬の1滴の薬液量は、結膜嚢の容積より少ないとされている。 d テトラヒドロゾリン塩酸塩が配合されている点眼薬は、緑内障を悪化させることがある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
▶ 正解と解説を表示

正解:4

【正解】4番 a 誤り:ソフトコンタクトレンズでは装着したまま使用できない点眼薬が多いが、ハードコンタクトレンズでは「すべての点眼薬で行うことができない」わけではない。 b 正しい:記述の通り。雑菌汚染を防ぐため、容器の先端がまぶたやまつげに触れないように注意する必要がある。 c 誤り:点眼薬の1滴の薬液量(約30〜50μL)は、結膜嚢の容積(約30μL未満)よりも「多い」ため、あふれた分は目頭から流れ出る。 d 正しい:記述の通り。テトラヒドロゾリン塩酸塩(アドレナリン作動薬)は、瞳孔を開かせて眼圧を上昇させるおそれがあるため、緑内障の症状を悪化させることがある。 【要点】 コンタクトレンズ装着時の点眼の可否(ソフトとハードの違い)、点眼液の1滴と結膜嚢の容積の大小関係は、頻出のひっかけポイントなので確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: テトラヒドロゾリン塩酸塩
2025年 / 関西広域連合 問48 難問 ★★★ 単体ページ →

外皮用薬に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 a 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。 b 貼付剤は、同じ部位に連続して貼付すると、かぶれを生じやすい。 c スプレー剤は患部から十分離して、10秒以上同じ部位に連続して噴霧することが望ましい。 d 火傷や化膿した創傷面の消毒、口腔内の殺菌・消毒を目的とする製品は、医薬部外品として製造販売されている。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。入浴後は表皮の角質層が水分を含んで柔らかくなっており、有効成分が浸透しやすいため効果的とされる。 b 正しい。貼付剤を同じ部位に連続して貼付すると、皮膚が刺激され、かぶれや皮膚炎を生じやすくなる。 c 誤り。凍傷(凍結)のおそれがあるため、スプレー剤は患部から十分離し、同じ部位に連続して「3秒以上(問題文は10秒以上)」噴霧してはならない。 d 誤り。「医薬品」として製造販売されている。(※火傷や化膿した創傷面の消毒などはリスクを伴うため医薬品に分類される) 【要点】 スプレー剤の連続噴霧時間のひっかけ(「10秒以上」ではなく「3秒以上」はダメ)と、患部の状態に応じた医薬品・医薬部外品の区別に注意しましょう。

この問題の関連成分: スプレー
2025年 / 関西広域連合 問49 難問 ★★★ 単体ページ →

きず口等の殺菌消毒成分に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 a アクリノ-ルは、真菌、結核菌、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。 b オキシドールの作用は、過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素の泡立ちによる物理的な洗浄効果による。 c レゾルシンは、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示し、にきび用薬などに配合されている場合がある。 d ポビドンヨードは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、皮膚刺激性が強く、粘膜や目の周りへ使用は避ける必要がある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:アクリノールは多くの細菌に有効ですが、真菌(カビ)、結核菌、ウイルスに対する殺菌消毒作用は期待できません。 b 正しい:記述の通り。 c 正しい:記述の通り。 d 誤り:ポビドンヨードは、ヨウ素をポリビニルピロリドンに結合させたものであり、記述の内容は「ヨードチンキ」に関する説明です。 【要点】 アクリノールの抗菌スペクトルの狭さ(ウイルスや真菌には効かない)と、ポビドンヨードとヨードチンキの成分・性質の混同に注意しましょう!

2025年 / 関西広域連合 問50 難問 ★★★ 単体ページ →

痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a デキサメタゾンは、ステロイド骨格を持つ抗炎症成分の一つである。 b ステロイド性抗炎症成分は、末梢組織の免疫機能を増強させる作用を示すため、みずむし、たむし、にきび等に用いられる。 c ケトプロフェンを主薬とする外皮用薬では、紫外線により、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがある。 d ジクロフェナクナトリウムを主薬とする外皮用薬は、皮膚感染症に対して効果がなく、痛みや腫れを鎮めることでかえって皮膚感染が自覚されにくくなるおそれがある。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい記述。デキサメタゾンはステロイド骨格を持つ抗炎症成分(副腎皮質ホルモン成分)の一つである。 b 誤り。ステロイド性抗炎症成分は免疫機能を「抑制」するため、かえって症状を悪化させるおそれがある「みずむし、たむし、にきび等」には使用を避ける。 c 正しい記述。ケトプロフェン等の解熱鎮痛成分を含む外皮用薬は、紫外線によって重篤な光線過敏症を引き起こすことがある。 d 正しい記述。ジクロフェナクナトリウム等の非ステロイド性抗炎症成分は、感染症の原因自体を治す効果はなく、症状を隠して発見を遅らせるおそれがある。 【要点】 ステロイド成分は「免疫抑制作用」があるため感染症(みずむし等)を悪化させる点、また解熱鎮痛成分(ケトプロフェン・ジクロフェナク等)の副作用や使用上の注意は頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: デキサメタゾン
2025年 / 関西広域連合 問51 難問 ★★★ 単体ページ →

外皮用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ジフェンヒドラミンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンとその受容体タンパク質との結合を促進することにより、湿疹、かぶれ、虫さされ等による一時的な皮膚症状(ほてり・腫れ・痒み等)を緩和する。 b カンフルは、皮膚表面に冷感刺激を与え、患部の血行を促す効果や、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して配合されている場合がある。 c 温熱刺激成分を主薬とする貼付剤は、入浴後すぐに貼るのが効果的である。 d 損傷皮膚の組織の修復を促す作用を期待して、アラントインが配合されている場合がある。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 正 誤 正 正
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正解:4

【正解】4番 a 誤:「結合を促進する」ではなく「結合を競合的に妨げる(拮抗する)」ことでヒスタミンの働きを抑え、症状を緩和します。 b 正:記述の通り。カンフルは冷感刺激や知覚神経の麻痺により、鎮痛・鎮痒効果を示します。 c 誤:温熱刺激成分を主薬とする貼付剤を入浴後すぐに貼ると、強い刺激や痛みを引き起こすことがあるため、入浴の1時間前等にはがすのが適切です。 d 正:記述の通り。アラントインは組織修復を促す成分として外皮用薬に配合されます。 【要点】 抗ヒスタミン成分の作用機序(受容体結合の「促進」ではなく「阻害・妨害」)と、温熱刺激成分の貼付剤を使用するタイミング(入浴直後は避ける)が定番のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: ジフェンヒドラミン カンフル
2025年 / 関西広域連合 問52 難問 ★★★ 単体ページ →

次の成分の一般用医薬品のみずむし・たむし用薬に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 100mL中:成分 分量ピロ-ルニトリン 0.2 g(力価) ・クロトリマゾ-ル 0.4 ・クロタミトン 5 ・l-メント-ル 1 a ピロ-ルニトリンは、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。 b クロタミトンは、冷感刺激成分で、痒みを感じにくくさせる効果がある。 c クロトリマゾ-ルは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。 d 軟膏に比べ、本液剤は有効成分の浸透性が高く、皮膚が厚く角質化している部分に適している。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:ピロールニトリンは抗生物質であり、患部を酸性にするのは「ウンデシレン酸」などの成分です。 b 誤り:冷感刺激成分はl-メントールであり、クロタミトンは痒みなどを和らげる成分(局所麻酔作用等)です。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 液剤は浸透性が高く角質化した患部に適していますが、刺激が強いためジュクジュクした患部には不向きです。成分の作用機序(抗生物質、抗真菌成分、鎮痒成分など)は頻出なので確実に区別しましょう。

この問題の関連成分: クロトリマゾール メントール
2025年 / 関西広域連合 問53 標準 ★★☆ 単体ページ →

一般用医薬品の禁煙補助剤に関する記述について、誤っているものを選べ。

  1. 1. 咀嚼剤は、噛むことにより口腔内でニコチンが放出されるため、唾液が多く分泌されるよう菓子のガムのように噛むこととされている。
  2. 2. 脳梗塞・脳出血等の急性期脳血管障害がある人は、使用を避ける。
  3. 3. うつ病と診断されたことのある人では、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがあるため、使用を避ける。
  4. 4. ニコチンは交感神経系を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがある。
  5. 5. 禁煙補助剤は、喫煙を完全に止めたうえで使用することとされている。
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正解:1

【正解】1番 1. 誤り:「唾液が…」のくだりが不自然ですが、咀嚼剤は噛むことでニコチンが放出されるため唾液と一緒に飲み込まず、口腔粘膜から吸収させます。 2. 記述の通り。脳血管障害の急性期にある人は、ニコチンの循環器系への悪影響を避けるため使用を避けます。 3. 記述の通り。うつ病の既往がある人は、禁煙による離脱症状でうつ症状が悪化するおそれがあるため注意が必要です。 4. 記述の通り。ニコチンは交感神経系を刺激するため、アドレナリン作動成分の効果を増強させるおそれがあります。 5. 記述の通り。禁煙補助剤は、完全に禁煙する意思がある人が、タバコを完全に断ったうえで使用します。 【要点】 禁煙補助剤(ニコチン製剤)の基本原則は「完全禁煙下での使用」です。また、心血管系や精神疾患(うつ病など)の既往歴に関する安全性への影響が頻出なので確実に押さえましょう。

2025年 / 関西広域連合 問54 難問 ★★★ 単体ページ →

医薬品として扱われる保健薬に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。 滋養強壮保健薬は、( a )を生じやすい状態や体質の改善、特定の( b )の不足による症状の( c )等を目的として、ビタミン成分、カルシウム、アミノ酸、生薬成分等が配合された医薬品である。

  1. 1. 消化不良 栄養素 改善又は予防
  2. 2. 消化不良 エネルギー源 治療又は予防
  3. 3. 体調不良 栄養素 改善又は予防
  4. 4. 体調不良 栄養素 治療又は予防
  5. 5. 体調不良 エネルギー源 治療又は予防
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正解:3

【正解】3番(a)「体調不良」:記述の通り。(「消化不良」ではなく、幅広い体調不良に対する改善等を目的としています) (b)「栄養素」:記述の通り。(「エネルギー源」ではなく、特定の栄養素の不足による症状に対応します) (c)「改善又は予防」:記述の通り。(一般用医薬品の保健薬は、病気の「治療」ではなく、あくまで「改善又は予防」が目的です) 【要点】 保健薬の目的はあくまで「体調不良の改善」「栄養素の補給」「症状の改善又は予防」であり、特定の病気の「治療」を目的とするものではない点に注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問55 難問 ★★★ 単体ページ →

滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ビタミンAやビタミンDなどの水溶性ビタミンでは、過剰摂取により過剰症を生じるおそれがある。 b 医薬部外品として製造販売されている製品の効能・効果の範囲は、しみ・そばかす等のような特定部位の症状に限定されている。 c 生薬成分であるロクジョウは、医薬部外品においても配合することができる。 d ビタミン成分の1日最大量が既定値を超えるものであっても、医薬部外品として製造販売されている製品がある。

  1. 1. 誤 誤 誤 正
  2. 2. 誤 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 誤 誤
  4. 4. 正 誤 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:ビタミンAやビタミンDは「水溶性」ではなく「脂溶性」ビタミンであり、過剰摂取により過剰症を生じるおそれがある。 b 誤り:医薬部外品として製造販売されている製品の効能・効果は、身体の変調や不調の防止などに限定されており、しみ・そばかす等のような特定部位の症状は医薬品の範囲である。 c 誤り:ロクジョウは医薬部外品には配合できず、医薬品(生薬成分)としての使用に限られる。 d 誤り:医薬部外品に配合されるビタミン成分等の1日最大量は、一般用医薬品の基準よりも少なく既定値を超えることはできない。 【要点】 本問はすべて「誤り」という意地悪な構成でした。脂溶性と水溶性の区別、医薬品と医薬部外品の範囲・配合成分の違いを正確に押さえましょう。

2025年 / 関西広域連合 問56 難問 ★★★ 単体ページ →

次の漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 清 上 防風湯は、体力中等度以上で、赤ら顔で、ときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻に適すとされる。 b 防風通 聖 散は、体力が充実して、脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症に適すとされる。 c 大柴胡湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。 d 防已黄耆湯は、体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、肥満症に適すとされる。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 正記述の通り。 b 誤「脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく…」の部分は、大柴胡湯や小柴胡湯などの「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」の症状であり、防風通聖散の記述ではない。(防風通聖散は「体力が充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなもの」に適す) c 誤記述は防已黄耆湯の内容であり、大柴胡湯(体力充実または中等度で、脇腹からみぞおちあたりが苦しく、便秘の傾向があるもの等に適す)の記述としては誤り。 d 誤記述は防風通聖散の内容であり、防已黄耆湯(体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるもの等に適す)の記述としては誤り。 【要点】 漢方処方製剤の問題では、「体力(充実・中等度・虚弱など)」と「体質・症状のキーワード(肥満のタイプ、便秘の有無など)」の組み合わせが逆になっている典型的なひっかけに注意しましょう。とくにbとdは記述が丸ごと入れ替えられている頻出パターンです。

2025年 / 関西広域連合 問57 難問 ★★★ 単体ページ →

漢方の特徴・漢方薬使用における基本的な考え方に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。 b 現代では、一般用医薬品の漢方処方製剤として、処方に基づく生薬混合物の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤に加工したもののみが、市販されている。 c 「口渇があり、尿量が減少するもの」という状態は、漢方の病態認識では水毒となる。 d 一般用医薬品の漢方処方製剤に用いることが出来る漢方処方は、現在50処方程度である。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。「乾燥エキス製剤を散剤に加工したもののみ」ではなく、顆粒剤や錠剤、カプセル剤など様々な剤型に加工されたものが市販されている。 c 正しい。記述の通り。 d 誤り。一般用医薬品に用いることができる漢方処方は「50処方程度」ではなく「300処方程度」である。 【要点】 漢方処方は一つの有効成分として見なし、一般用では約300処方が使用可能です。「〜のみ」という限定表現は誤りのサインになりやすいため注意しましょう。

2025年 / 関西広域連合 問58 難問 ★★★ 単体ページ →

感染症及び食中毒に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 感染症は、病原性のある細菌、寄生虫やウイルスなどが体に侵入することによって起こる望ましくない反応である。 b 日常生活で問題となる感染症は、飛沫感染するものや経口感染するものが多い。 c 一般に、夏はウイルスによる食中毒が、冬は細菌による食中毒が発生することが多いと言われている。 d 食中毒の集団感染を防止するためには、器具等の消毒に適切な化学薬剤(消毒薬)を用いた処置を行うことが重要である。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。記述の通り。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り。夏は「細菌」による食中毒が、冬は「ウイルス(ノロウイルス等)」による食中毒が発生しやすい。(季節が逆) d 正しい。記述の通り。 【要点】 食中毒の原因は「夏=細菌、冬=ウイルス」が超定番のひっかけポイント!季節と原因の組み合わせを確実に覚えましょう。

2025年 / 関西広域連合 問59 難問 ★★★ 単体ページ →

忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 忌避剤は、人体に直接使用されるが、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。 b スプレー剤となっている忌避剤を使用した場合、塗りむらがあると忌避効果が落ちるため、手で塗り拡げるなどして、必要以上に使用しないことが重要である。 c 効果の持続性が高い忌避成分であるディートは、医薬品においてのみ配合が認められている。 d イカリジンは、生後6ヵ月未満の乳児への使用を避けることとされている。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。記述の通り。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り。ディートは医薬品だけでなく、医薬部外品(防除用医薬部外品)への配合も認められている。 d 誤り。イカリジンには年齢制限(生後制限)がないため、生後6ヶ月未満の乳児にも使用できる(制限があるのはディート)。 【要点】 ディートは「医薬部外品への配合可」「小児への使用回数等に制限あり(12歳未満等)」、イカリジンは「年齢制限なし」が頻出のひっかけポイントです!

この問題の関連成分: スプレー
2025年 / 関西広域連合 問60 難問 ★★★ 単体ページ →

尿糖・尿タンパク検査薬に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。 a 尿タンパクの検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。 b 出始めの尿では、尿道や外陰部等に付着した細菌や分泌物が混入することがあるため、中間尿を採取して検査することが望ましい。 c 尿は通常、弱アルカリ性であるが、食事の影響で変わることがある。 d 服用している医薬品が一般用医薬品であれば、尿糖・尿タンパクの検査結果に影響を与えることはない。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。尿タンパクの検査では、日内変動が少ない原則として早朝尿を検体とし、偽陽性を防ぐため激しい運動の直後は避ける必要があります。 b 正しい。出始めの尿には雑菌や分泌物が混入しやすいため、正確な検査結果を得るためには中間尿を採取することが望ましいです。 c 誤り。尿は通常「弱酸性」ですが、食事や疾患等の影響によりアルカリ性に傾くことがあります。(弱アルカリ性ではない) d 誤り。服用している医薬品が一般用医薬品であっても、ビタミンCの多量摂取などにより検査結果に影響を与えることがあります。 【要点】 尿検査薬の問題では、「早朝尿か随時尿か」「中間尿か全尿か」「尿の性質(弱酸性)」、そして「一般用医薬品でも影響を与える」という点が頻出のひっかけポイントです。正確に押さえましょう!

2025年 / 東京都 問61 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a かぜの約8割はウイルスの感染が原因であり、それ以外に細菌の感染による場合もあるが、非感染性の要因によるものはない。 b 急激な発熱を伴う場合や、症状が4日以上続くとき、又は症状が重篤なときは、かぜではない可能性が高い。 c かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去するものではなく、咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それら諸症状の緩和を図る対症療法薬である。 d インフルエンザ(流行性感冒)は、感染力が強く、また、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:「非感染性の要因によるものはない」ではなく、アレルギーや疲労、ストレスなどの非感染性要因によるものもある。 b 正しい:記述の通り。 c 正しい:記述の通り。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 かぜ薬は原因(ウイルス等)を治す特効薬ではなく、あくまで症状を和らげる「対症療法薬」である点が最頻出ポイントです。また、aの「〜ない」といった断定表現は誤りの可能性を疑いましょう。

2025年 / 東京都 問62 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ(感冒)の症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 香蘇散は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされる。 b 麻黄湯は、体力充実して、かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適すとされる。 c 葛根湯は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。 d 小 青 竜 湯は、体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、c
  5. 5. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:香蘇散の説明ではなく「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」などの説明です。香蘇散は「体力虚弱で、気ウツ・神経質・胃腸が弱いもののかぜの初期」に適します。 b 正しい:記述の通り。麻黄湯は体力充実、かぜのひきはじめ、無汗(汗をかいていない)がポイントです。 c 正しい:記述の通り。葛根湯は体力中等度以上、かぜの初期(汗をかいていない)、肩こりや筋肉痛にも用いられます。 d 誤り:小青竜湯の説明ではなく「小柴胡湯(しょうさいことう)」などの説明です。小青竜湯は「うすい水様のたんを伴うせきや鼻水」に適します。 【要点】 漢方処方製剤は「体力の証(充実・中等度・虚弱)」と「かぜの時期(初期・中期・後期のどの段階か)」の組み合わせが最大のひっかけポイントです。特に葛根湯や麻黄湯は「初期(汗をかいていない)」であることを必ず押さえましょう!

2025年 / 東京都 問63 難問 ★★★ 単体ページ →

プロスタグランジン及び解熱鎮痛成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a プロスタグランジンはホルモンに似た働きをする物質で、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、そのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めている。 b 化学的に合成された解熱鎮痛成分は、腎臓における水分の再吸収を促し、循環血流量を増加させることにより、発汗を抑制する作用がある。 c プロスタグランジンの作用が解熱鎮痛成分によって妨げられると、胃酸分泌が増加するとともに胃壁の血流量が低下して、胃粘膜障害を起こしやすくなる。 d プロスタグランジンは、脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、体温を通常よりも下げる方向に調節する。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り:腎臓における水分の再吸収を「促し」ではなく「抑制し(利尿作用)」、循環血流量を「増加させ」ではなく「減少させ」る。 c 記述の通り。 d 誤り:体温を下げるのではなく、温熱中枢に作用して体温を「通常よりも上げる(発熱)」方向に調節する。 【要点】 解熱鎮痛成分はプロスタグランジンの産生を抑えることで熱を下げますが、同時に胃粘膜保護作用も弱めるため、胃障害(c)の副作用に注意が必要です。

2025年 / 東京都 問64 難問 ★★★ 単体ページ →

解熱鎮痛薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a アスピリンは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。 b アスピリンには、血液を凝固しにくくさせる作用があり、医療用医薬品として、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。 c ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。 d 疎経活血湯は、体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え症、腰痛、下腹部痛等に適すとされる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 正 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。アスピリン(アセチルサリチル酸)は、ライ症候群の発症リスクがあるため、15歳未満の小児にはいかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。 b 正しい。アスピリンには血小板凝集抑制作用(血液を凝固しにくくさせる作用)があり、医療用の血栓予防薬としても用いられる。 c 正しい。ボウイ(防已)はツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性茎等を基原とし、鎮痛や利尿等の作用を期待して用いられる。 d 誤り。「体力中等度以下で、手足の冷えを感じ…腰痛、下腹部痛等」に適すとされるのは、疎経活血湯ではなく「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」である。(疎経活血湯は、比較的体力があり、筋肉痛、神経痛、関節痛などを訴えるものに適す) 【要点】 小児に対するアスピリンの禁忌(15歳未満)は超頻出!漢方薬は効能・効果の対象となる「体質・症状」のひっかけに注意しましょう。

この問題の関連成分: アスピリン 疎経活血湯
2025年 / 東京都 問65 難問 ★★★ 単体ページ →

眠気を促す薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 15歳未満の小児では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などの副作用が起きやすいため、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の使用は避ける。 b チョウトウコウは、クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子を基原とする生薬で、神経の興奮・緊張緩和を期待して用いられる。 c 酸棗仁湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされる。 d 妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化等が原因であり、抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬の適用対象ではない。

  1. 1. 誤 正 正 正
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:4

【正解】4番 a 正しい。15歳未満の小児では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などの副作用が起きやすいため使用を避ける。 b 誤り。チョウトウコウではなく「サンソウニン(酸棗仁)」の説明である。(チョウトウコウはアカネ科のトゲのある枝等を用いる) c 誤り。酸棗仁湯は「体力中等度以下」の人が対象であり、「体力中等度以上」は誤り。 d 正しい。妊娠中の睡眠障害はホルモンバランス等の変化が原因であり、睡眠改善薬の適用対象ではない。 【要点】 生薬の基原(サンソウニンとチョウトウコウの入れ替え)と、漢方薬の体力要件(酸棗仁湯は「体力中等度以下」)は頻出のひっかけポイントです!

この問題の関連成分: 酸棗仁湯
2025年 / 東京都 問66 難問 ★★★ 単体ページ →

眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。 b 小児用の眠気防止薬として、無水カフェインを用いる。 c カフェインの血中濃度が最高血中濃度の半分に低減するのに要する時間は、通常の成人が約3.5時間であるのに対して、乳児では約80時間と非常に長い。 d カフェインの眠気防止に関連しない作用として、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。

  1. 1. 誤 正 誤 誤
  2. 2. 正 正 正 誤
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 正 誤 誤 正
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正解:3

【正解】3番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。カフェインは中枢神経系を強く刺激するため、通常、小児用の眠気防止薬の有効成分としては用いられない。 c 正しい。記述の通り。 d 誤り。腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収を「促進」ではなく「抑制」することで、利尿をもたらす。 【要点】 カフェインの利尿作用は「ナトリウムの再吸収抑制(尿量増加)」によるもの。また、代謝能力が未熟な乳児では排泄に非常に時間がかかる(約80時間)点も頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: 無水カフェイン
2025年 / 東京都 問67 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させることを目的として、アリルイソプロピルアセチル尿素が配合されている場合がある。 b ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用と内耳への血流改善作用を示す。 c メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが早く持続時間が短い。 d 3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、一般用医薬品として、3歳未満の乳幼児を対象とした乗物酔い防止薬はない。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:アリルイソプロピルアセチル尿素は、不安や緊張をやわらげる「鎮静成分」として配合される。脳に軽い興奮を起こすのはカフェインなどの成分。 b 記述の通り。 c 誤り:メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが「遅く」「持続時間が長い」。 d 記述の通り。 【要点】 メクリジン塩酸塩などの持続性抗ヒスタミン成分は「作用が遅く、持続が長い」という特徴が頻出です。また、3歳未満の乳幼児に使える乗物酔い防止薬はない(そもそも乗り物酔いがほぼ起きない)点も確実に押さえましょう。

2025年 / 東京都 問68 難問 ★★★ 単体ページ →

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 小児鎮静薬は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位) 継続して服用されることがある。 b 小児鎮静薬として使用される漢方処方製剤は、作用が穏やかであるため、生後3ヶ月未満の乳児にも使用できる。 c 小 建 中 湯を乳幼児に使用する場合は、体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあるので、特に留意する必要がある。 d ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄の角を基原とする生薬で、鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して、小児の疳を適応症とする生薬製剤に用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 誤
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。小児鎮静薬は体質改善を主眼とするものが多く、比較的長期間継続して服用されることがある。 b 誤り。生後3ヶ月未満の乳児は「原則として服用しない(医療機関を受診すべき)」とされている。 c 正しい。小建中湯にはカンゾウが含まれており、乳幼児では体重当たりのグリチルリチン酸摂取量が多くなるため特に留意が必要である。 d 誤り。「角」ではなく、雄の「香嚢(香腺分泌物)」を基原とする。 【要点】 生後3ヶ月未満の乳児への使用制限や、ジャコウの基原(角ではなく香嚢)は頻出のひっかけポイントです。成分ごとの正しい知識を確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: ジャコウ 小建中湯
2025年 / 東京都 問69 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮咳去痰薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a トリメトキノール塩酸塩水和物は、抗炎症作用のほか、気道粘膜からの粘液の分泌を促進することを目的として用いられる。 b トラネキサム酸は、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させる。 c ジヒドロコデインリン酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す。 d グアイフェネシンは、粘液成分の含量比を調整し痰の切れをよくする作用を示す。

  1. 1. 正 誤 誤 誤
  2. 2. 誤 正 誤 誤
  3. 3. 誤 誤 正 誤
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:5

【正解】5番 a 誤:トリメトキノール塩酸塩水和物は気管支を拡張して呼吸を楽にする成分(アドレナリン作動薬)であり、粘液分泌促進はグアイフェネシン等の作用。 b 誤:痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化するのは「L-カルボシステイン」や「ブロムヘキシン塩酸塩」等であり、トラネキサム酸は抗炎症成分。 c 誤:ジヒドロコデインリン酸塩は延髄の咳嗽中枢に作用して咳を鎮める「麻薬性鎮咳成分」であり、気管支を拡張させるのはアドレナリン作動薬の役割。 d 誤:粘液成分の含量比を調整し痰の切れをよくするのは「カルボシステイン(L-カルボシステイン)」であり、グアイフェネシンは気道粘膜からの粘液分泌を促進する。 【要点】 本問はすべて成分名と作用(効能)の組み合わせが入れ替えられている典型的なひっかけ問題です。各成分が「どのカテゴリ(鎮咳、去痰、抗炎症など)に属するか」を確実にリンクさせて覚えましょう。

2025年 / 東京都 問70 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮咳去痰薬に配合される生薬成分及び漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a オウヒは、バラ科のヤマザクラ又はカスミザクラの根を基原とする生薬で、鎮咳作用を期待して用いられる。 b セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。 c 麻杏甘石湯は、体力中等度以上で、咳が出て、ときにのどが渇くものの咳、小児喘息、気管支喘息、気管支炎、感冒、痔の痛みに用いられる。 d 麦門冬湯は、体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、しわがれ声、のどのつかえ感に適すとされる。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、c
  5. 5. b、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:オウヒの基原は「根」ではなく「樹皮(幹の皮)」であり、鎮咳作用を期待して用いられる。 b 記述の通り。 c 記述の通り。 d 誤り:文面は半夏厚朴湯の説明。麦門冬湯は、からぜき、気管支炎、のどのつかえ感・しわがれ声などに用いられる。 【要点】 生薬の基原(部位)に関するひっかけ問題(根・樹皮など)や、漢方処方製剤の適応証(体力・症状)のすり替えに注意しましょう。

2025年 / 東京都 問71 標準 ★★☆ 単体ページ →

口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)及びその配合成分等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. アズレンスルホン酸ナトリウムは、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させ、その増殖を抑えることを目的として用いられる。
  2. 2. ポビドンヨードが配合された含嗽薬では、その使用によって銀を含有する歯科材料(義歯等)が変色することがある。
  3. 3. ラタニアは、クラメリア科のクラメリア・トリアンドラ及びその同属植物の根を基原とする生薬で、咽頭粘膜をひきしめる(収斂)作用により炎症の寛解を促す効果を期待して用いられる。
  4. 4. 響声破笛丸は、体力に関わらず使用でき、しわがれ声、咽喉不快に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
  5. 5. 桔梗湯は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳がでるものの扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
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正解:1

【正解】1番 1. 誤り。アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を起こした粘膜の組織修復を助ける「抗炎症成分」であり、細菌を直接死滅させる殺菌成分ではありません。 2. 記述の通り。ポビドンヨード(ヨウ素)は金属を変色させる性質があるため、銀を含有する歯科材料(義歯等)の変色に注意が必要です。 3. 記述の通り。ラタニアはクラメリア科の植物の根を基原とする生薬で、収れん・消炎作用により咽喉の痛み等に用いられます。 4. 記述の通り。響声破笛丸は声の出しすぎによるしわがれ声等に適しますが、構成生薬にダイオウ等を含むため胃腸が弱く下痢しやすい人は注意が必要です。 5. 記述の通り。桔梗湯は体力に関わらず使用でき、喉の腫れや痛み、扁桃炎などに用いられる代表的な漢方薬です。 【要点】 アズレンスルホン酸ナトリウムは「抗炎症・組織修復」成分です。「殺菌成分(セチルピリジニウム塩化物など)」との違いを狙う定番のひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 東京都 問72 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。 b ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがある。 c ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている場合がある。 d テプレノンの副作用として腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:スクラルファートはアルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある(「マグネシウム」ではなく「アルミニウム」が誤り)。 b 誤り:ピレンゼピン塩酸塩は副交感神経遮断成分(抗コリン成分)であり、トラネキサム酸に関する記述は誤り(トラネキサム酸の説明が混入している)。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 スクラルファートに含まれる金属はアルミニウムであり、透析患者への禁忌は試験頻出の重要ポイントです。また、他の成分の説明が紛れ込んでいる選択肢(b)のひっかけパターンに注意しましょう。

2025年 / 東京都 問73 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a ベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。 b トリメブチンマレイン酸塩は、消化管(胃及び腸)の平滑筋に直接作用して、消化管の運動を調整する作用があるとされる。 c マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされる。 d ヒマシ油は、ナフタレン等の脂溶性の物質を含む防虫剤を誤飲した際に、腸管内の物質をすみやかに体外に排除する目的で用いられる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。ベルベリンはオウバクやオウレンに含まれる成分で、抗菌作用と抗炎症作用を併せ持ちます。 b 正しい。トリメブチンマレイン酸塩は、消化管の平滑筋に直接作用して運動を調整する成分です。 c 正しい。マルツエキスは主成分の麦芽糖が腸内細菌で分解・発酵して生じるガスにより便通を促します。 d 誤り。脂溶性物質(防虫剤など)を誤飲した際にヒマシ油を使用すると、脂溶性物質の吸収を促進してしまうため「使用してはならない(禁忌)」となります。 【要点】 ヒマシ油は「脂溶性物質(農薬や防虫剤など)の誤飲時」に、吸収を高めてしまうため絶対に使用してはいけないという超頻出のひっかけポイントを確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: オウバク オウレン
2025年 / 東京都 問74 難問 ★★★ 単体ページ →

胃又は腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 六君子湯は、体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされる。 b 人参湯(理中丸)は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のあるものの食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。 c 大黄甘草湯は、体力中等度以上で、下腹部痛があって、便秘しがちなものの月経不順、月経困難、月経痛、便秘、痔疾に適すとされる。 d 大黄牡丹皮湯は、体力中等度以下で、ときに便が硬く塊状なものの便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔などの症状の緩和に適すとされる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:3

【正解】3番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。人参湯は「体力中等度以下」の者向けである。(記述の「体力中等度以上」は誤り) c 誤り。大黄甘草湯は「便秘」「便秘に伴う腹部膨満」等に適すとされ、月経不順等は「桃核承気湯」などの記述である。 d 誤り。大黄牡丹皮湯は「体力中等度以上」の者向けである。(記述の「体力中等度以下」は誤り) 【要点】 漢方処方製剤の体力要件(中等度以上・以下)の入れ替えは試験の超定番ひっかけです。「人参湯・大黄牡丹皮湯」の体力基準を確実に押さえましょう。

2025年 / 東京都 問75 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a メチルベナクチジウム臭化物は、交感神経の伝達物質であるアドレナリンと受容体の反応を妨げることで、胃痛、腹痛を鎮める。 b パパベリン塩酸塩は、胃液分泌を抑える作用があるため、胃酸過多や胸焼けに対する効果を期待して用いられる。 c オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。 d アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 正 正 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:「交感神経」ではなく「副交感神経」の伝達物質(アセチルコリン)の働きを抑えることで胃痛等を鎮める。 b 誤り:パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める薬であり、胃液分泌を抑える目的ではない。 c 正しい:記述の通り。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 抗コリン成分(メチルベナクチジウム等)は「副交感神経」、筋弛緩成分(パパベリン塩酸塩)は「平滑筋に直接」働く点を区別しましょう。また、アミノ安息香酸エチルのメトヘモグロビン血症と6歳未満の年齢制限は頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: アミノ安息香酸エチル
2025年 / 東京都 問76 難問 ★★★ 単体ページ →

浣腸薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a グリセリンが配合された浣腸薬を、肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使用すると、グリセリンが傷口から血管内に入って、赤血球の破壊(溶血)を引き起こすおそれがある。 b ソルビトールは、炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して用いられる。 c 注入剤を使用する時の注意点として、薬液を注入するときはできるだけ早く押し込み、注入が終わったら放出部をゆっくりと抜き取ることが挙げられる。 d 注入剤の薬液を注入した後すぐに排便を試みると、薬液のみが排出されて効果が十分得られないことから、便意が強まるまでしばらく我慢する。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:3

【正解】3番a:記述の通り。 b:誤り。ソルビトールは高張性により排便を促す成分であり、炭酸ガスを発生するのは炭酸水素ナトリウムや無水リン酸二水素ナトリウム等の組み合わせ(炭酸ガス発泡系)。 c:誤り。「できるだけ早く押し込み」ではなく「ゆっくり注入し」、「ゆっくりと抜き取る」ではなく「素早く抜き取る」が正しい。 d:記述の通り。 【要点】 浣腸薬の操作手順(「ゆっくり注入、素早く抜く」)や、グリセリンが血管内に入った際の溶血リスクは試験の定番ひっかけポイントなので確実に押さえましょう。

2025年 / 東京都 問77 難問 ★★★ 単体ページ →

強心薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 苓 桂 朮 甘 湯は、主に利尿作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。 )の排出を促すことを主眼とし、構成生薬としてカンゾウを含む。 b 強心薬には、心筋の収縮力を弱める成分が主体として配合されている。 c ロクジョウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。 d リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。

  1. 1. 誤 誤 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 正 誤 誤 誤
  5. 5. 正 正 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 正記述の通り。 b 誤「心筋の収縮力を弱める」ではなく「心筋の収縮力を高める(強める)」ことで血液循環を改善する。 c 誤文中の記述は「ゴオウ」の説明。ロクジョウはシカの幼角を基原とする生薬。 d 正記述の通り。 【要点】 生薬の基原(ゴオウとロクジョウの入れ替え)や、強心薬の作用機序(弱める→高める)に関する定番のひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 東京都 問78 難問 ★★★ 単体ページ →

高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善や、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とする医薬品である。 b 大豆油不けん化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。 c ビタミンEは、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、中性脂肪抑制作用、過酸化脂質分解作用を有すると言われている。 d パンテチンは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされ、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 誤 正 正 誤
  3. 3. 誤 正 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 正 誤 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 誤:ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とする医薬品ではない。(生活習慣病の予防や血中コレステロール異常の改善を目的とする) b 正:記述の通り。 c 誤:ビタミンEではなく「パンテチン」の働き。(ビタミンEは末梢血行促進や過酸化脂質生成抑制作用などを持つ) d 誤:パンテチンの働きではなく「ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロールなど)」の働き。(後半の「末梢血行障害の緩和」などがビタミンEの特徴) 【要点】 「痩身効果」や「ウエスト周囲径の減少」を目的とする医薬品は存在しないというひっかけに注意!また、ビタミンEとパンテチンの効能・作用は頻出の入れ替えポイントなので正確に覚えよう。

この問題の関連成分: ビタミンE
2025年 / 東京都 問79 難問 ★★★ 単体ページ →

貧血用薬(鉄製剤)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として、ビタミンCが配合されていることがある。 b 月経血損失のある女性や鉄要求量の増加する妊婦は、鉄欠乏状態を生じやすいため、貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することが適当である。 c マンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸マンガンが配合されている場合がある。 d 貧血用薬(鉄製剤)服用の前後30分にタンニン酸を含む飲食物(緑茶、柿等)を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が良くなる。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 誤 誤 誤
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 正 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。「予防的」ではなく、貧血の症状がみられてから(治療目的で)使用すべきである。 c 誤り。赤血球ができる過程で必要なビタミンB12の構成成分(造血を助ける成分)は、マンガンではなく「コバルト」である。 d 誤り。タンニン酸と鉄が結合して吸収が「悪くなる」ため、服用の前後30分は緑茶や紅茶などのタンニンを含む飲食物を避けるべきである。 【要点】 鉄製剤の吸収を良くするビタミンCに対し、タンニン酸は吸収を妨げます。また、造血成分のひっかけ(マンガン→コバルト)や「予防的使用の可否」は頻出ポイントなので確実に押さえましょう!

この問題の関連成分: ビタミンB12 ビタミンC
2025年 / 東京都 問80 難問 ★★★ 単体ページ →

循環器用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。 b イノシトールヘキサニコチネートは、末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。 c 七物降下湯は、体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮し、精神不安、みぞおちのつかえ、便秘傾向などのあるものの高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症に適すとされる。 d ユビデカレノンは、効果がみられるまでには時間がかかるため、症状の改善がみられなくても4週間以上は使用を続けるように説明することが重要である。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:1

【正解】1番 a 記述の通り。 b 記述の通り。 c 誤り。「体力中等度以上で〜」は七物降下湯ではなく「黄連解毒湯」の記述。七物降下湯は「体力中等度以下で、からだの不機嫌、疲れやすい」などの人向け。 d 誤り。「4週間以上は使用を続ける」のではなく、「2週間位使用しても症状の改善がみられない場合は使用を中止し、医師等に相談」する。 【要点】 漢方薬の体力要件(中等度以上 vs 以下)と、ユビデカレノン等の一般用医薬品における受診勧奨の目安(2週間)は、試験で最も狙われる定番のひっかけポイントです。

2025年 / 東京都 問81 標準 ★★☆ 単体ページ →

次の表は、ある一般用医薬品の外用痔疾用薬(坐剤)に含まれている成分の一覧である。 この外用痔疾用薬(坐剤)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1回量 1個(1.4g)中 ・リドカイン 60 ・プレドニゾロン酢酸エステル 1 ・イソプロピルメチルフェノール 2 ・アラントイン 20 ・トコフェロール酢酸エステル 60 ・l-メントール 10

  1. 1. 痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、リドカインが配合されている。
  2. 2. 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげることを目的として、プレドニゾロン酢酸エステルが配合されている。
  3. 3. 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、イソプロピルメチルフェノールが配合されている。
  4. 4. 血管収縮作用による止血効果を目的として、アラントインが配合されている。
  5. 5. 肛門周囲の末梢血管の血行を改善する作用を期待して、トコフェロール酢酸エステルが配合されている。
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正解:4

【正解】4番 1. 正しい。リドカインは、局所麻酔作用により痔に伴う痛みや痒みを和らげるために配合されています。 2. 正しい。プレドニゾロン酢酸エステルは、ステロイド性抗炎症成分であり、炎症や痒みを和らげます。 3. 正しい。イソプロピルメチルフェノールは、殺菌消毒作用により局所の感染を防止するために配合されています。 4. 誤り。アラントインは「組織修復成分」であり、傷の治りを助けます。「血管収縮作用による止血効果」があるのは、ナファゾリン塩酸塩や塩酸テトラヒドロゾリンなどの成分です。 5. 正しい。トコフェロール酢酸エステルは、ビタミンE製剤であり、末梢血管の血行を改善してうっ血を和らげます。 【要点】 アラントインは組織修復(傷の治癒促進)成分。「血管収縮による止血」と混同させる定番のひっかけ問題に注意しましょう。

2025年 / 東京都 問82 難問 ★★★ 単体ページ →

内用痔疾用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 乙字湯は、体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘、軽度の脱肛に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。 b セイヨウトチノミは、トチノキ科のセイヨウトチノキ(マロニエ)の種子を基原とする生薬で、主に止血効果を期待して用いられる。 c オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬で、主に抗炎症作用を期待して用いられる。 d 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、瀉下・整腸成分等が配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的なものである。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 正 誤 誤
  3. 3. 誤 正 正 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。乙字湯は体力中等度以上で便秘傾向のある痔核等に適し、カンゾウを含みます。 b 誤り。セイヨウトチノミは主に「血行改善」や「抗炎症」を期待して用いられる生薬であり、止血効果ではありません。 c 正しい。オウゴンはシソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とし、主に抗炎症作用を期待して用いられます。 d 正しい。記述の通り。内用痔疾用薬は瀉下・整腸成分等も配合され、外用薬との併用も効果的です。 【要点】 セイヨウトチノミの薬効(止血ではなく血行改善・抗炎症)が頻出のひっかけポイントです。漢方処方製剤(乙字湯)の体力要件や構成生薬(カンゾウの有無)も確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: カンゾウ 乙字湯
2025年 / 東京都 問83 難問 ★★★ 単体ページ →

泌尿器用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a サンキライは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。 b 日本薬局方収載のウワウルシ及びカゴソウは、いずれも煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。 c 八味地黄丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされる。 d 牛車腎気丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされる。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 誤 正 正 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:サンキライではなく「ウワウルシ」の説明です。サンキライはユリ科のサルトリイバラの根などを基原とする生薬です。 b 正しい。記述の通り。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 ウワウルシ(ツツジ科・クマコケモモ)とサンキライの基原・作用の入れ替えに注意しましょう。漢方処方製剤(八味地黄丸・牛車腎気丸)は「体力中等度以下」などの共通する体質的特徴を確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: カゴソウ
2025年 / 東京都 問84 難問 ★★★ 単体ページ →

婦人薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 女性ホルモン成分は、膣粘膜又は外陰部に適用されるものがあり、これらの成分は適用部位から吸収されて循環血液中に移行する。 b 鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して、コウブシが配合されている場合がある。 c 胃腸症状に対する効果を期待して、ソウジュツが配合されている場合がある。 d 鎮静作用を期待して、カノコソウが配合されている場合がある。

  1. 1. 正 正 正 正
  2. 2. 誤 正 正 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 正 正 誤 正
  5. 5. 正 正 正 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。女性ホルモン成分(卵胞ホルモンなど)は膣粘膜や外陰部に適用されることがあり、適用部位から吸収されて循環血液中に移行します。 b 正しい。コウブシは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用(理気・調経作用)を期待して配合されます。 c 正しい。ソウジュツは、健胃作用や胃腸障害、むくみなどの改善を期待して婦人薬に配合されることがあります。 d 正しい。カノコソウは、精神神経系の鎮静や緊張緩和などの作用を期待して配合されます。 【要点】 すべての記述が正しい組み合わせ(正・正・正・正)です。婦人薬に配合される生薬(コウブシ、ソウジュツ、カノコソウなど)の主な作用と、ホルモン成分の体内移行の仕組みを確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: コウブシ
2025年 / 東京都 問85 難問 ★★★ 単体ページ →

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症に適すとされるが、胃腸の弱い人では悪心(吐きけ)、嘔吐、胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 まれに重篤な副作用として、肝機能障害、腸間膜静脈硬化症を生じることが知られている。

  1. 1. 柴胡桂枝乾姜湯
  2. 2. 加味逍遙散
  3. 3. 温清飲
  4. 4. 温経湯
  5. 5. 桃核承気湯
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正解:2

【正解】2番選択肢1:柴胡桂枝乾姜湯は、体力中等度またはやや虚弱で、血色があまりよくなく、神経過敏で、動悸、息切れ、ときにねあせなどを訴えるものに適します。 選択肢2:記述の通り。「体力中等度以下で…精神不安やいらだち…更年期障害、血の道症」などのキーワードは加味逍遙散の特徴です。 選択肢3:温清飲は、体力中等度で、皮膚が乾燥して色つやが悪いものの諸症状(月経不順、更年期障害など)に適します。 選択肢4:温経湯は、体力中等度以下で、手足がほてり、口唇がかわるものの諸症状(月経不順、更年期障害など)に適します。 選択肢5:桃核承気湯は、体力比較的中等度以上で、のぼせて足腰が冷えるものの諸症状(月経困難症、便秘など)に適します。 【要点】 「精神不安やいらだち」「更年期障害」「血の道症」といえば「加味逍遙散」と結びつけられるようにしましょう。構成生薬にダイオウを含まない点も頻出です。

2025年 / 東京都 問86 難問 ★★★ 単体ページ →

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。 )及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a ケトチフェンフマル酸塩が配合された内服薬を服用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。 b 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。 c ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用いられる。 d 鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、フェニレフリン塩酸塩が配合されている場合がある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。ケトチフェンフマル酸塩などの抗ヒスタミン成分等は眠気を誘うことがあるため、乗物又は機械類の運転操作は避ける必要があります。 b 誤り。抗ヒスタミン成分が示すのは「抗コリン作用」であり、排尿困難や口渇などの副作用が現れることがあります(抗アドレナリン作用の記述は誤り)。 c 記述の通り。ベラドンナ総アルカロイドは副交感神経系の働きを抑え、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で配合されます。 d 誤り。フェニレフリン塩酸塩は、鼻粘膜の血管を「収縮」させることで充血や腫れを和らげます(拡張させるは誤り)。 【要点】 血管収縮成分(フェニレフリン塩酸塩等)は血管を「収縮」させて充血をとる点と、抗ヒスタミン成分の副作用に伴う作用(抗コリン作用)の混同に注意しましょう。

2025年 / 東京都 問87 難問 ★★★ 単体ページ →

内服アレルギー用薬として使用される漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 消 風 散は、比較的体力があるものの鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎に適すとされる。 b 辛夷清肺湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)に適すとされる。 c 荊芥連翹湯は、体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされる。 d 当帰飲子は、体力中等度以下で、冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. a、d
  4. 4. b、c
  5. 5. b、d
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:消風散は、体力中等度なものの皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、じんましん等)に適すとされ、鼻づまりや蓄膿症に適すのは「辛夷清肺湯」などの別処方である。 b 正しい:記述の通り。 c 誤り:荊芥連翹湯は「水虫」には適さない。適応症は化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、蓄膿症などである。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 漢方処方製剤の問題は、「体力(虚実)」と「適応症状」の組み合わせが最大のひっかけポイント。特に皮膚疾患や鼻炎に用いられる類似処方(消風散、辛夷清肺湯、荊芥連翹湯、当帰飲子など)は、それぞれの特徴的な症状(分泌物の有無、化膿、冷えなど)を正確に押さえましょう。

2025年 / 東京都 問88 難問 ★★★ 単体ページ →

鼻に用いる薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 鼻粘膜が腫れてポリープ(鼻茸)となっている場合には、一般用医薬品の点鼻薬の使用が適当である。 b 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎並びに蓄膿症である。 c セチルピリジニウム塩化物は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配合されている。 d クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、花粉、ハウスダスト等による鼻アレルギー症状の緩和を目的として、通常、抗ヒスタミン成分と組み合わせて配合される。

  1. 1. 正 誤 誤 誤
  2. 2. 誤 正 誤 誤
  3. 3. 誤 誤 正 誤
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:4

【正解】4番 a 誤:ポリープ(鼻茸)がある場合は、一般用医薬品の点鼻薬ではなく、医師の治療を受けるべき不適当な状態である。 b 誤:「蓄膿症(慢性副鼻腔炎)」は一般用医薬品による対症療法ではなく、医療機関での継続的な治療が必要なため対象外である。 c 誤:セチルピリジニウム塩化物は殺菌消毒成分であり、痛みや痒みを抑えるのは局所麻酔成分(リドカイン等)や抗ヒスタミン成分の役割。 d 正:記述の通り。 【要点】 鼻茸や蓄膿症は一般用医薬品の適応外(受診勧奨)となる点、および成分の配合目的(殺菌 vs 麻酔・抗ヒスタミン)のすり替え問題に注意しましょう。

この問題の関連成分: セチルピリジニウム塩化物
2025年 / 東京都 問89 難問 ★★★ 単体ページ →

眼科用薬の配合成分とその配合目的の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。 配合成分 配合目的 a スルファメトキサゾール ―――― ウイルス感染による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状を改善する。 b イプシロン‐アミノカプロン酸 ― 炎症の原因となる物質の生成を抑え、目の炎症を改善する。 c ネオスチグミンメチル硫酸塩 ―― 毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する。 d パンテノール ――――――――― 末梢の微小循環を促進させることにより、結膜充血、疲れ目の症状を改善する。

  1. 1. 正 誤 誤 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 誤 正 正 誤
  4. 4. 正 誤 正 正
  5. 5. 正 正 誤 誤
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正解:3

【正解】3番 a 誤:スルファメトキサゾールは「抗菌(サルファ剤)」成分であり、ウイルス感染ではなく「細菌感染」による化膿性の症状を改善する。 b 正:記述の通り。イプシロン‐アミノカプロン酸は、炎症の原因物質の生成を抑える抗炎症成分である。 c 正:記述の通り。ネオスチグミンメチル硫酸塩は、アセチルコリンの働きを助けて毛様体の調節機能を改善する。 d 誤:末梢の微小循環を促進させる成分は「酢酸d-α-トコフェロール(ビタミンE)」などで、パンテノールは「ビタミンB群」として組織の代謝を促す。 【要点】 スルファメトキサゾールは「細菌感染(抗菌)」、パンテノールは「ビタミンB群(代謝促進)」であることが頻出のひっかけポイントです。成分名と配合目的を正確にリンクさせましょう。

この問題の関連成分: パンテノール
2025年 / 東京都 問90 難問 ★★★ 単体ページ →

外皮用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a イブプロフェンピコノールは、イブプロフェンの誘導体であり、にきび治療薬に用いられるが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されない。 b ステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象としている。 c クロタミトンは、皮膚に軽い 灼 熱感を与えることで痒みを感じにくくさせる効果を期待して配合されている場合がある。 d テシットデシチンは、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示す。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正記述の通り。イブプロフェンピコノールは、外用での鎮痛作用はほとんど期待されず、主にニキビ治療薬(抗炎症作用等)として用いられる。 b 誤広範囲や慢性の皮膚症状ではなく、限局した(狭い範囲の)急性・一過性の湿疹・皮膚炎等を対象としている。 c 正記述の通り。クロタミトンは、温覚神経を刺激して軽い灼熱感を与えることで、痒みを感じにくくさせる(痒み止め)。 d 誤テシットデシチンではなく、収れん・保護作用を持つ「タンニン酸」や「酸化亜鉛」などの記述。デシチンという成分は存在しない。 【要点】 ステロイドは「広範囲・慢性」ではなく「限局・急性」が基本。また、架空の成分名(d)や引っ掛け問題に惑わされないよう、主要成分の作用機序を正確に押さえましょう。

この問題の関連成分: イブプロフェン
2025年 / 東京都 問91 難問 ★★★ 単体ページ →

みずむし・たむし用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。 b テルビナフィン塩酸塩は、菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える。 c 一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏が適すとされる。 d ピロールニトリンは、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。テルビナフィン塩酸塩は、細胞膜の構成成分(エルゴステロール)の合成を阻害して皮膚糸状菌の増殖を抑える(「呼吸や代謝を妨げる」はウンデシレン酸などの説明)。 c 記述の通り。 d 誤り。患部を酸性にして発育を抑えるのはウンデシレン酸(または安息香酸など)であり、ピロールニトリンは代謝を妨げ抗菌作用を示す。 【要点】 抗真菌成分の作用機序(アリルアミン系・イミダゾール系など)の入れ替え問題や、剤型(軟膏・クリーム・液剤)の適応状態は頻出のひっかけポイントです。成分名と作用・剤型の組み合わせを正確に覚えましょう。

この問題の関連成分: オキシコナゾール硝酸塩
2025年 / 東京都 問92 難問 ★★★ 単体ページ →

毛髪用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 「壮年性脱毛症」や「円形脱毛症」等の疾患名を掲げた効能・効果は、医薬品においてのみ認められている。 b 女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合がある。 c カルプロニウム塩化物は、アセチルコリンと異なり、コリンエステラーゼによる分解を受けにくく、作用が持続するとされている。 d カシュウは、ウコギ科の植物を基原とした生薬で、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 誤 正 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい記述。脱毛症の疾患名を掲げた効能・効果は医療用医薬品や一般用医薬品でのみ認められており、化粧品等では標榜できない。 b 記述の通り。 c 記述の通り。 d 誤り。カシュウは「タデ科」の植物を基原とする生薬であり、ウコギ科ではない(ウコギ科の生薬としてはニンジンやオタネニンジンなどがある)。 【要点】 カシュウの基原(タデ科)やカルプロニウム塩化物の特徴(分解されにくく作用が持続)は頻出のひっかけポイントです。生薬の基原植物の科名は確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: エストラジオール
2025年 / 東京都 問93 難問 ★★★ 単体ページ →

歯や口中に用いる薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a フェノールは、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑えることを目的として外用の歯痛薬に用いられる。 b サンシシは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬で、局所麻酔作用を期待して用いられる。 c シコンは、ムラサキ科のムラサキの葉を基原とする生薬で、患部からの細菌感染を防止することを期待して口内炎用薬に用いられる。 d 茵蔯蒿湯は、構成生薬としてカンゾウを含む。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:3

【正解】3番a:記述の通り。 b:誤り。局所麻酔作用を期待して用いられるのは「ジブカイン塩酸塩」などの局所麻酔成分であり、サンシシは消炎等を目的として配合される。 c:誤り。シコンの基原植物はムラサキの「根」であり、「葉」ではない。 d:誤り。茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)の構成生薬は、インチンコウ、サンシシ、ダイオウであり、カンゾウは含まない。 【要点】 生薬の基原(部位の違い)や漢方処方の構成生薬(カンゾウの有無など)は試験の定番ひっかけポイント。正確な知識のインプットが合格のカギ!

2025年 / 東京都 問94 難問 ★★★ 単体ページ →

禁煙補助剤及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 咀嚼剤は、口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後、しばらくは使用を避けることとされている。 b 咀嚼剤は、菓子のガムのように噛み、唾液を多く分泌させながら使用することが望ましい。 c 禁煙補助剤には、1日複数回皮膚に貼付することによりニコチンが皮膚を透過して血中に移行するパッチ製剤がある。 d ニコチンは、交感神経系を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがある。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 正 正 正 誤
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 正 誤 正 正
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正解:4

【正解】4番 a 正しい。記載の通り。(※コーヒーや炭酸飲料などで口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下します) b 誤り。「菓子のガムのように噛む」ではなく、ゆっくり間を置いて噛む(頬の内側にピリッとした刺激を感じる程度)のが正しい使用方法です。 c 誤り。パッチ製剤は「1日複数回」ではなく、「1日1回」皮膚に貼付する製剤です。 d 正しい。記載の通り。(※ニコチンは交感神経系を興奮させるため、アドレナリン作動成分との併用で作用が増強するおそれがあります) 【要点】 咀嚼剤は「酸性飲料の直後の使用を避ける」「ガムのように激しく噛まない」が頻出のひっかけポイントです。パッチ製剤の「1日1回」という回数も確実に押さえましょう。

2025年 / 東京都 問95 難問 ★★★ 単体ページ →

ビタミンB2に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。 ( a )に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。 ビタミンB2主薬製剤は、( b )などが主薬として配合された製剤で、口角炎や口内炎の症状の緩和に有効である。 ビタミンB2の摂取により、尿が( c )色になることがある。

  1. 1. 脂質の代謝 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム 黄
  2. 2. 脂質の代謝 ピリドキサールリン酸エステル 赤
  3. 3. 脂質の代謝 ピリドキサールリン酸エステル 黄
  4. 4. ヘモグロビンの合成 ピリドキサールリン酸エステル 黄
  5. 5. ヘモグロビンの合成 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム 赤
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正解:1

【正解】1番(a)記述の通り。ビタミンB2は脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持に重要な栄養素です。 (b)記述の通り。ビタミンB2主薬製剤には、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムなどが主薬として配合されます(ピリドキサールリン酸エステルはビタミンB6の成分)。 (c)記述の通り。ビタミンB2(リボフラビン)を摂取すると、尿が黄色(または黄緑色)になることがあります。 【要点】 ビタミンB2は「脂質代謝」「フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム」「尿が黄色」の3点セットで覚えましょう!ピリドキサールリン酸エステルはビタミンB6の成分というひっかけに注意が必要です。

2025年 / 東京都 問96 難問 ★★★ 単体ページ →

滋養強壮保健薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。 b アスパラギン酸ナトリウムは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがある。 c ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。 d ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 誤 正
  4. 4. 誤 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 正 誤
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正解:4

【正解】4番 a 誤:「手術や出産の直後等」ではなく、「胃腸障害や病中病後、肉体疲労時等」の滋養強壮を目的として用いられる。 b 誤:記述の内容はL-システインやビタミンCなどの働きであり、アスパラギン酸ナトリウムは骨格筋の疲労物質の分解を促しエネルギー産生を助ける。 c 誤:記述の内容は肝臓水解物などの働きであり、ヘスペリジンはビタミンPの一種で血流改善や毛細血管の補強等に作用する。 d 正:記述の通り。 【要点】 生薬やビタミン等の成分効能は、他の成分の説明と入れ替える「定番のひっかけ」に注意しましょう。ニンジン(人参)は適応ストレスへの抵抗力を高める代表的な強壮生薬です。

この問題の関連成分: ヘスペリジン
2025年 / 東京都 問97 難問 ★★★ 単体ページ →

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。 体力中等度以上で、赤ら顔で、ときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻(酒さ)に適すとされるが、胃腸の弱い人では食欲不振、胃部不快感の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

  1. 1. 清上防風湯
  2. 2. 黄連解毒湯
  3. 3. 大柴胡湯
  4. 4. 防已黄耆湯
  5. 5. 防風通聖散
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正解:1

【正解】1番 1. 清上防風湯:記述の通り。体力中等度以上で、顔面・頭部の皮膚疾患(にきび、湿疹、赤鼻など)に用いられ、胃腸が弱い人には不向きです。 2. 黄連解毒湯:体力中等度以上で、のぼせ気味で顔面紅潮する傾向のある胃炎、ノイローゼ、不眠症などに用いられます。 3. 大柴胡湯:体力充実して、脇腹からみぞおちあたりが苦しく、便秘傾向のある肥満症や高血圧の伴う症状などに用いられます。 4. 防已黄耆湯:体力色白で疲れやすく、汗をかきやすい(水太り傾向)の肥満症や関節痛などに用いられます。 5. 防風通聖散:体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘傾向のある肥満症や高血圧の伴う症状などに用いられます。 【要点】 「赤ら顔」「顔面・頭部の湿疹・にきび」といえば「清上防風湯」と結びつけるのが合格のコツです。構成生薬に「黄連」や「大黄」などを含むため、胃腸の弱い人は副作用(胃部不快感等)に注意が必要です。

2025年 / 東京都 問98 難問 ★★★ 単体ページ →

消毒薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a イソプロパノールのウイルスに対する不活性効果は、エタノールよりも低い。 b 日本薬局方に収載されているクレゾール石ケン液は、原液を水で希釈して用いられるが、刺激性が強いため、原液が直接皮膚に付着しないようにする必要がある。 c ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルは、酸性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生するため、混ざらないように注意する。 d アルカリ性の消毒薬が誤って皮膚に付着した場合、水洗する前に、中和剤を用いて中和する。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。イソプロパノールはエタノールと比較して、一部のウイルス(特にエンベロープを持たないウイルス等)に対する不活性化効果が低いとされています。 b 正しい。クレゾール石ケン液は希釈して使用しますが、原液や濃い希釈液は皮膚に対して強い刺激性や腐食性を示すため、直接付着しないよう注意が必要です。 c 誤り。有毒な塩素ガスを発生するのは「次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤・洗浄剤)」と酸性洗剤が混合した場合であり、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(界面活性剤)ではありません。 d 誤り。皮膚や眼などに化学物質が付着した際の中和処理は、発熱等によりかえって被害を拡大させる危険があるため、中和剤は使わず、ただちに多量の水で十分に洗い流します。 【要点】 「クレゾール石ケン液の強い刺激性」「次亜塩素酸ナトリウムと酸性洗剤の混ぜるな危険」「化学物質付着時は中和せず水洗」は試験の超頻出ポイントです。確実に押さえましょう!

この問題の関連成分: エタノール
2025年 / 東京都 問99 難問 ★★★ 単体ページ →

殺虫剤・忌避剤の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a イカリジンは、年齢による使用制限がない成分で、蚊やマダニに対して殺虫効果を示す。 b フェノトリンは、シラミの刺咬による痒みや腫れ等の症状を和らげることを目的として、シャンプーやてんか粉に配合されている。 c メトプレンは、幼虫が十分成長して 蛹 になるのを抑えているホルモン(幼若ホルモン)に類似した作用を有し、幼虫が 蛹 になるのを妨げる。 d ピレスロイド系殺虫成分の殺虫作用は、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害することによるものである。

  1. 1. 正 誤 誤 正
  2. 2. 正 正 誤 誤
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤:「殺虫効果」ではなく「忌避効果(虫よけ)」を示す成分であり、年齢制限もない点は正しい。 b 誤:フェノトリンはシラミを駆除する殺虫成分であり、痒みや腫れを和らげる(抗炎症等)目的ではない。 c 正:記述の通り。メトプレンは昆虫の幼若ホルモンに類似し、蛹への変態を妨げることで駆除する。 d 正:記述の通り。ピレスロイド系は神経細胞に作用して神経伝達を阻害する。 【要点】 イカリジンは「殺虫」ではなく「忌避」、フェノトリンは痒み止めではなく「シラミの駆除(殺虫)」が目的である点に注意しましょう。

2025年 / 東京都 問100 難問 ★★★ 単体ページ →

妊娠検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 尿中のエストラジオールの有無を調べるものである。 b 妊娠の早期判定の補助として使用するものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することはできない。 c 高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、偽陽性を示すことがある。 d 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。

  1. 1. 正 正 正 正
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 正 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:尿中の「エストラジオール」ではなく、「hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)」の有無を調べるものである。 b 正しい:記述の通り。あくまで妊娠の早期判定の「補助」であり、結果をもって直ちに断定することはできない。 c 正しい:記述の通り。高濃度のタンパク尿や尿糖があると、偽陽性(妊娠していないのに陽性反応)を示すことがある。 d 正しい:記述の通り。一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降(妊娠2ヶ月頃)からの検査が推奨されている。 【要点】 検査物質は「hCG」であることを最優先で覚えましょう。また、タンパク尿や尿糖による「偽陽性」や、検査のタイミング(予定日後1週目以降)も頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: エストラジオール
2025年 / 北海道 問21 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ(感冒)、かぜ薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a かぜ薬は、かぜの原因となるウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することにより、かぜ症状の緩和を図る対症療法薬である。 b かぜの原因には、アレルギーのような非感染性の要因によるものはない。 c かぜは、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称である。 d 鎮咳成分であるジヒドロコデインリン酸塩は、12才未満の小児には使用禁忌となっている。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、d
  4. 4. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:かぜ薬はウイルスの増殖を抑えるものではなく、くしゃみや熱などの症状を和らげる「対症療法薬」である。 b 誤り:かぜの多くはウイルス感染だが、アレルギーなどの非感染性要因による同様の症状(上気道炎)もある。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り(コデイン類は呼吸抑制のリスク等から12才未満小児は使用禁忌)。 【要点】 かぜ薬は原因を治すのではなく「症状を抑える対症療法薬」である点と、小児の年齢制限(12才未満禁忌のジヒドロコデインリン酸塩など)は超頻出のひっかけポイントです!

この問題の関連成分: ジヒドロコデインリン酸塩
2025年 / 北海道 問22 難問 ★★★ 単体ページ →

かぜ薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a メキタジンは、去痰成分として用いられる。 b グリチルリチン酸は、大量摂取により、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。 c トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげる。 d メチルエフェドリン塩酸塩には、依存性があることに留意する必要がある。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 正 誤 誤 誤
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:メキタジンは去痰成分ではなく、抗ヒスタミン成分(アレルギー用薬などにも配合)です。 b 正しい:記述の通り。甘草の成分でもあるグリチルリチン酸は、大量摂取により偽アルドステロン症を生じるおそれがあります。 c 正しい:記述の通り。トラネキサム酸は抗炎症成分として、のどの痛みや腫れを和らげます。 d 正しい:記述の通り。メチルエフェドリン塩酸塩(交感神経刺激成分)は、依存性があることに留意が必要です。 【要点】 メキタジン(抗ヒスタミン)とメチルエフェドリン(依存性・アドレナリン作動)は試験頻出!成分の「役割」と「副作用・注意点」を確実にリンクさせて覚えましょう。

2025年 / 北海道 問24 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 芍薬甘草湯は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされる。 b 桂枝加朮附湯は、体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされる。 c 薏苡仁湯は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとされる。 d 疎経活血湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 誤
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 正 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。「桂枝加朮附湯」は「体力虚弱」な人向けであり、「体力中等度」としている点が誤り。 c 正しい。記述の通り。 d 誤り。「疎経活血湯」は「体力中等度」な人向けであり、「体力虚弱」としている点が誤り。 【要点】 漢方薬の体力要件(体力虚弱・体力中等度など)の入れ替えは試験の定番ひっかけパターンなので、処方名と体力の組み合わせをセットで正確に覚えましょう。

2025年 / 北海道 問25 難問 ★★★ 単体ページ →

眠気を促す薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対象とするものである。 b 抑肝散は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症(神経過敏)、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。 c かつては不眠症や不安緊張状態の鎮静を目的にブロモバレリル尿素が頻繁に用いられていたが、近年は使用量が減少している。 d ジフェンヒドラミン塩酸塩は、アルコールとともに服用すると、薬効が減弱される。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
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正解:3

【正解】3番a:誤り。「慢性的な不眠症状」ではなく、「一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅いなど)」の緩和を目的とするものである。 b:記述の通り。 c:記述の通り。 d:誤り。アルコールとともに服用すると、中枢神経系への作用が強く現れすぎる(副作用が増強される)ため、薬効が減弱されるのではなく「増強される」。 【要点】 抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬は「一時的な不眠」に用いること、また中枢神経系を抑制する成分(ジフェンヒドラミンなど)はアルコールとの併用で作用が増強される点に注意しましょう。

2025年 / 北海道 問26 難問 ★★★ 単体ページ →

眠気防止薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限とされている。 b カフェインには、依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。 c 眠気防止薬は、小児に使用することができる。 d カフェインは、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収抑制作用があり、尿量の増加をもたらす。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 誤 誤 正 誤
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。記載の通り。(1回200mg、1日500mgが上限) b 正しい。記載の通り。(カフェインには依存性や耐性があるため連用不可) c 誤り。眠気防止薬は小児(一般的に15歳未満)には「使用しないこと」とされている。 d 正しい。記載の通り。(腎臓でのナトリウム再吸収抑制により利尿作用を示す) 【要点】 眠気防止薬の主成分であるカフェインの「配合上限量」「依存性」「利尿作用」は頻出です。また、小児への使用が原則できない点も必ず押さえましょう。

この問題の関連成分: カフェイン
2025年 / 北海道 問27 難問 ★★★ 単体ページ →

鎮暈薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ジフェニドール塩酸塩は、内耳への血流を抑制する作用を示す。 b スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、中枢に作用して自律神経系の混乱を軽減させる作用を示す。 c 無水カフェインは、抗めまい成分による眠気の解消を目的として配合されている。 d ピリドキシン塩酸塩は、吐きけの防止に働くことを目的として配合されている。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、d
  4. 4. c、d
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:「内耳への血流を抑制する」ではなく「内耳の血流を改善する(血行を促す)」ことで、めまいを和らげます。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り:無水カフェインは眠気の防止(頭痛の緩和など)を目的として配合されており、「抗めまい成分による眠気」ではなく、「抗ヒスタミン成分等による眠気」の防止が目的です。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 鎮暈薬(酔い止め)の成分では、血流改善(ジフェニドール)、抗コリン作用による自律神経抑制(スコポラミン)、そして吐き気防止(ビタミンB6:ピリドキシン)の働きをセットで覚えましょう。

2025年 / 北海道 問28 標準 ★★☆ 単体ページ →

鎮咳去痰薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 1. ジプロフィリンは、自律神経系を介して気管支の平滑筋を弛緩させ、気管支を拡張させる。
  2. 2. ノスカピンは、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれ、長期連用や大量摂取によって多幸感が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがある。
  3. 3. デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させることで、痰の切れを良くする成分である。
  4. 4. カンゾウは、抗炎症作用のほか、気道粘膜からの粘液分泌を促すことを期待して配合されている。午前
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正解:4

【正解】4番 1. 誤り:ジプロフィリンはキサンチン系成分であり、自律神経系を介するのではなく、気管支平滑筋に直接働いて気管支を拡張させる。 2. 誤り:ノスカピンは「非麻薬性」鎮咳成分であり、依存性や多幸感が現れることはない(麻薬性なのはコデインなど)。 3. 誤り:痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化するのは去痰成分(L-カルボシステインなど)の役割であり、デキストロメトルファンは中枢性鎮咳成分である。 4. 正しい。記述の通り。 【要点】 カンゾウは多くの一般用医薬品に配合される生薬で、抗炎症作用や粘液分泌促進作用を持ちます。「非麻薬性」と「麻薬性」の鎮咳成分の区別も試験の定番なので確実に押さえましょう。

2025年 / 北海道 問29 難問 ★★★ 単体ページ →

口腔咽喉薬及びうがい薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a トローチ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に行き渡るよう、噛み砕いて使用することが望ましい。 b 口腔咽喉薬は、成分の一部が口腔や咽頭の粘膜から吸収されて循環血流中に入り、全身的な影響を生じることがある。 c 水で用時希釈又は溶解して使用するうがい薬は、調製した濃度が濃いほど十分な効果が得られる。 d 口腔内に噴射して使用する外用液剤は、息を吸いながら噴射することが望ましい。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 誤 正 正 正
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 誤 正 誤 誤
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正解:5

【正解】5番 a 誤り:「噛み砕いて」ではなく、口中でゆっくり溶かして(舐めて)使用することが望ましい。 b 正しい:記述の通り。 c 誤り:指定された用法・用量を守るべきであり、濃ければ良いというわけではない(かえって粘膜への刺激等が強くなる恐れがある)。 d 誤り:息を吸いながら噴射すると、成分が気道や肺に入り込む恐れがあるため、「声を出しながら」などの方法をとる。 【要点】 トローチ剤は噛まずに舐めて溶かす点、うがい薬は規定の濃度を守る点、スプレーは吸い込んではいけない点が頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 北海道 問30 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ピコスルファートナトリウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めることを目的として配合されている。 b オウレンは、結腸や直腸の粘膜を刺激して排便を促すことを目的として配合されている。 c ビフィズス菌は、腸内細菌のバランスを整えることを目的として配合されている。 d 沈降炭酸カルシウムは、腸管内に生じた有害な物質を吸着することを目的として配合されている。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:ピコスルファートナトリウムは大腸刺激性の「下剤(便秘薬)」の成分であり、胃酸を中和する制酸成分ではない。 b 誤り:オウレンは「健胃成分(苦味健胃薬)」であり、排便を促すのはセンナやダイオウなどの生薬である。 c 正しい:記述の通り。ビフィズス菌は乳酸菌等とともに整腸成分として配合される。 d 正しい:記述の通り。沈降炭酸カルシウムは制酸成分だけでなく、吸着成分として用いられることもある。 【要点】 成分の「分類(何をする薬か)」と「主な作用」をセットで覚えることが合格の近道!生薬(オウレンなど)の働きは頻出なので確実に押さえましょう。

2025年 / 北海道 問31 難問 ★★★ 単体ページ →

止瀉薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 木クレオソートには、水分や電解質の分泌を抑える止瀉作用がある。 b ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢の適用対象ではない。 c ベルベリン塩化物は、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。 d ビスマスを含む成分は、長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている。

  1. 1. 正 正 正 正
  2. 2. 誤 正 正 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 正 正 誤 正
  5. 5. 正 正 正 誤
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正解:1

【正解】1番 a 木クレオソートの作用に関する記述の通り。 b ロペラミド塩酸塩は菌や毒素を排出すべき食あたり・水あたりには使用しない(適用対象外である)という記述の通り。 c ベルベリン塩化物は抗菌作用等により細菌感染による下痢を鎮める目的で用いられる記述の通り。 d ビスマスを含む成分の長期連用による精神神経症状や「1週間以上継続して使用しない」という注意喚起に関する記述の通り。 【要点】 ロペラミド塩酸塩は「食あたり・水あたりに使用しない」という重要ルール(菌を体内に留めてしまうため)が頻出です。各成分の作用と使用上の注意をセットで確実に覚えましょう。

2025年 / 北海道 問32 難問 ★★★ 単体ページ →

瀉下薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ヒマシ油は、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされている。 b センナ中に存在するセンノシドは、胃では分解されないが、小腸に生息する腸内細菌によって分解されて、小腸への刺激作用を示す。 c ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、糞便中の水分量を増して柔らかくする作用を期待して用いられる。 d カルメロースナトリウム(別名カルボキシメチルセルロースナトリウム)は、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくする作用を期待して用いられる。

  1. 1. 正 誤 正 誤
  2. 2. 誤 正 正 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 正 正 誤 正
  5. 5. 正 正 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 正記述の通り。ヒマシ油は子宮収縮作用や骨盤内充血を引き起こすおそれがあるため、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされています。 b 誤「小腸」ではなく「大腸」に生息する腸内細菌によって分解され、大腸への刺激作用を示します。(作用部位のひっかけに注意) c 正記述の通り。ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、界面活性作用により糞便中の水分量を増やして柔らかくする(便秘薬の成分)です。 d 正記述の通り。カルメロースナトリウムは、腸管内で水分を吸収して膨潤し、便のかさを増すことで自然に近い排便を促す瀉下成分です。 【要点】 センノシドなどの大腸刺激性成分が作用するのは「小腸」ではなく「大腸」である点が頻出のひっかけポイントです。また、ヒマシ油の禁忌(妊婦・乳幼児)も確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: センナ
2025年 / 北海道 問33 難問 ★★★ 単体ページ →

浣腸薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a グリセリンが配合された浣腸薬は、肛門や直腸の粘膜に損傷がある場合に、その治癒を促す効果を期待して用いられる。 b 注入剤を半量使用する場合、残量を再利用すると感染のおそれがあるので使用後は廃棄する。 c ソルビトールは、直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して用いられる。 d 浣腸薬を繰り返し使用すると、直腸の感受性の低下が生じて効果が弱くなるため、連用しないこととされている。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:2

【正解】2番 a 誤り。グリセリンは水分をひきつけて排便を促すものであり、粘膜の治癒を促す目的ではない(むしろ損傷部位をしみるおそれがあるため使用を避ける)。 b 記述の通り。 c 誤り。炭酸ガスを発生させて直腸を刺激するのは「炭酸水素ナトリウム等(炭酸ガス発泡製剤)」であり、ソルビトールは高張性により水分を移行させて排便を促す。 d 記述の通り。 【要点】 浣腸薬のグリセリンやソルビトールは「高張性」を利用して排便を促します。また、連用による感受性低下(慣れ)や、衛生面から残量の再利用不可(廃棄)が頻出ポイントです。

2025年 / 北海道 問34 難問 ★★★ 単体ページ →

心臓の働き、心臓に作用する薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 強心薬は、平滑筋に作用して、その収縮力を高める成分(強心成分)を主体としている。 b ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高める作用があるとされる。 c 心臓は、血液を全身に循環させるポンプの働きを担っており、通常、体性神経系によって無意識のうちに調整がなされている。 d 苓桂朮甘湯は、利尿作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。 )の排出を促すことを主眼とする。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:2

【正解】2番 a 誤り:「平滑筋」ではなく「心筋(不随意筋)」に作用して収縮力を高めます。 b 正しい:記述の通り。 c 誤り:「体性神経系」ではなく「自律神経系(交感神経・副交感神経)」によって無意識のうちに調整されます。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 心臓や強心成分が作用するのは「心筋」であり平滑筋ではありません。また、内臓の働きは「自律神経系」によってコントロールされている点が頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: ジャコウ
2025年 / 北海道 問35 難問 ★★★ 単体ページ →

センソに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示す。 b 微量で強い強心作用を示す。 c 通常用量においても、悪心(吐きけ)、嘔吐の副作用が現れることがある。 d 一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。

  1. 1. 正 正 正 正
  2. 2. 誤 正 正 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 正 正 誤 正
  5. 5. 正 正 正 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示すため、付着した場合は直ちに洗い流す必要があります。 b 正しい。ヒキガエルの耳下腺等の分泌物を生薬としたもので、微量で強い強心作用を示します。 c 正しい。通常用量においても、悪心(吐きけ)や嘔吐の副作用が現れることがあります。 d 正しい。安全性確保のため、一般用医薬品では1日用量が5mg以下となるよう厳格に定められています。 【要点】 センソは「局所麻酔作用」「強い強心作用」「1日用量5mg以下」が頻出ポイントです。すべての記述が正しい定番問題なので確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: センソ
2025年 / 北海道 問36 難問 ★★★ 単体ページ →

次の表は、ある高コレステロール改善薬に含まれている成分の一覧である。 6カプセル中 ・パンテチン 375 ・大豆油不けん化物 600 ・トコフェロール酢酸エステル 100 次のうち、この高コレステロール改善薬を服用するにあたっての登録販売者の説明として、正しいものの組み合わせはどれか。 a 腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがある成分が含まれています。 b 尿が黄色くなる成分が含まれていますが心配ありません。 c 血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害の緩和を目的とした成分が含まれています。 d 1年くらい服用を続けても症状・コレステロール値に改善が見られない時には、服用を中止し、医療機関を受診してください。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。大豆油不けん化物(ソイステロールなど)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあります。 b 誤り。尿が黄色くなる原因となるのはビタミンB2(リボフラビン等)であり、この処方には含まれていません。 c 記述の通り。トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)は、末梢血行障害(手足の冷え・しびれなど)の緩和を目的として配合されています。 d 誤り。漫然と長期服用する際の受診目安は「1年」ではなく「1ヶ月くらい」です。 【要点】 高コレステロール改善薬の受診勧奨の目安は「1ヶ月」です。「1年」などの長期にわたる漫然とした服用は不適切であると覚えておきましょう。

この問題の関連成分: トコフェロール酢酸エステル
2025年 / 北海道 問37 難問 ★★★ 単体ページ →

コレステロール、脂質異常症及び高コレステロール改善薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a コレステロールは、水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。 b 脂質異常症とは、低密度リポタンパク質(LDL)が140mg/dL以上、高密度リポタンパク質(HDL)が40mg/dL未満、中性脂肪が空腹時150mg/dL以上のすべてを満たす状態をいう。 c 血液中のLDLが多く、HDLが少ないと、コレステロールの運搬が末梢組織側に偏ってその蓄積を招き、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。 d ガンマ‐オリザノールは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。「すべてを満たす状態」ではなく、いずれか一つ以上を満たす状態をいう(「かつ」ではなく「または」)。 c 記述の通り。 d 誤り。コレステロールと結合するのではなく、自らがコレステロールの生合成を抑制し、排泄を促す作用等を示す。 【要点】 脂質異常症の診断基準は「いずれか(or)」であり「すべて(and)」ではない点に注意。また、リポタンパク質(LDLとHDL)の働きと生活習慣病のリスクの組み合わせは頻出なので確実に押さえましょう。

2025年 / 北海道 問38 標準 ★★☆ 単体ページ →

貧血用薬の配合成分に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句として正しいものはどれか。 なお、( )内はすべて同じ字句が入る。 ( )は、ビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸( )が配合されている場合がある。

  1. 1. 銅
  2. 2. コバルト
  3. 3. マンガン
  4. 4. 鉄
  5. 5. カリウム
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正解:2

【正解】2番(記述の解説) 本問は記述が1つのため、該当箇所について解説します。 ビタミンB12の構成成分は「コバルト」であり、骨髄での造血機能を高める目的で「硫酸コバルト」が配合されることがあります。「銅」や「鉄」など他の金属元素を選ぶのは誤りです。 【要点】 貧血用薬に配合される「硫酸コバルト」は、ビタミンB12の構成成分として造血機能を高めるために用いられます。「ビタミンB12 = コバルト」の組み合わせは頻出なので確実に覚えましょう。

この問題の関連成分: ビタミンB12
2025年 / 北海道 問39 難問 ★★★ 単体ページ →

貧血、鉄製剤及びその副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 鉄製剤は、ビタミン欠乏性貧血に対して鉄分を補充することにより、造血機能の回復を図る医薬品である。 b 複数の鉄製剤を併用すると、鉄分の過剰摂取となり、胃腸障害や便秘の副作用が起こりやすくなる。 c 鉄分の摂取不足が生じると、初期に貯蔵鉄や血清鉄が減少するため、ただちに貧血の症状が現れる。 d 鉄製剤の消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:「ビタミン欠乏性貧血」ではなく「鉄欠乏性貧血」の改善を目的とする医薬品である。 b 記述の通り。 c 誤り:初期段階では貯蔵鉄や血清鉄が減少するが、予備があるため、ただちに貧血症状が現れるわけではない。 d 記述の通り。 【要点】 鉄製剤は「鉄欠乏性貧血」に対する薬であり、胃腸障害などの副作用を軽減するため「食後」に服用するのが基本です。また、貧血は貯蔵鉄が枯渇して初めて症状化するため、初期にはすぐ現れません。

2025年 / 北海道 問40 標準 ★★☆ 単体ページ →

循環器用薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 1. ユビデカレノンは、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分である。
  2. 2. ルチンは、高血圧における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
  3. 3. ヘプロニカートは、グリチルリチン酸が遊離し、末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。
  4. 4. コウカは、末梢の血行を促して、うっ血を除く作用があるとされる。
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正解:3

【正解】3番 1. 正しい記述の通り。 2. 正しい記述の通り。 3. 誤り。「グリチルリチン酸」ではなく「ニコチン酸」が遊離し、末梢の血液循環を改善する。 4. 正しい記述の通り。 【要点】 ヘプロニカートは体内で「ニコチン酸」を遊離して血行を改善します。「グリチルリチン酸(カンゾウの成分など)」とのすり替え頻出ひっかけパターンに注意しましょう。

2025年 / 北海道 問41 難問 ★★★ 単体ページ →

外用痔疾用薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 坐剤及び注入軟膏では、成分の一部が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。 b 痔に伴う痒みを和らげることを目的として、抗ヒスタミン成分であるクロタミトンが配合されている場合がある。 c 肛門部の炎症や痒みを和らげる成分として、ステロイド性抗炎症成分であるグリチルレチン酸が配合されている場合がある。 d 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、アラントインのような組織修復成分が用いられる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 誤 正
  3. 3. 正 正 誤 正
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 正 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。坐剤や注入軟膏は直腸から吸収されやすく、患部局所だけでなく全身的な副作用を生じることがある。 b 誤り。クロタミトンは「局所麻酔成分・抗痒息成分」であり、抗ヒスタミン成分ではない。 c 誤り。グリチルレチン酸は「生薬系(非ステロイド性)抗炎症成分」である。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 成分の分類(ステロイド・非ステロイド・抗ヒスタミンなど)をすり替えるひっかけ問題に注意しましょう。グリチルレチン酸は非ステロイド性です。

この問題の関連成分: グリチルレチン酸
2025年 / 北海道 問43 難問 ★★★ 単体ページ →

婦人薬に含まれる生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して、サフランが配合されている場合がある。 b 血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して、センキュウが用いられる場合がある。 c 鎮痛・鎮痙の作用を期待して、ブクリョウが配合されている場合がある。 d ダイオウを含有する医薬品については、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用に関して留意する必要がある。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 誤 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 正
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 正 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 正しい。サフランは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を目的として配合される。 b 正しい。センキュウは、血行改善、冷えの緩和のほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。 c 誤り。鎮痛・鎮痙の作用ではなく、利尿、鎮静、健胃等の作用を期待してブクリョウが配合される。 d 正しい。ダイオウには強い下剤作用等があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性、授乳婦における使用には十分な留意が必要である。 【要点】 生薬の配合目的(薬理作用)と、ダイオウなどの妊婦等への禁忌・注意が生薬試験の頻出ポイントです。ブクリョウの「鎮痛・鎮痙」はシャクヤク等の働きであり、ブクリョウは「利尿・鎮静」と区別して覚えましょう。

2025年 / 北海道 問45 難問 ★★★ 単体ページ →

アドレナリン作動成分に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。 交感神経を刺激して鼻粘膜を通っている血管を( a )させることにより、鼻粘膜の( b )や腫れを和らげることを目的として、ナファゾリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩、テトラヒドロゾリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分が用いられる。

  1. 1. 収縮 充血
  2. 2. 収縮 化膿
  3. 3. 拡張 疼痛
  4. 4. 拡張 充血
  5. 5. 拡張 化膿
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正解:1

【正解】1番 ・(a) 収縮:記述の通り。アドレナリン作動成分は交感神経を刺激して血管を収縮させ、鼻づまりを改善します。 ・(b) 充血:記述の通り。血管が収縮することで、鼻粘膜の充血や腫れが和らぎます。「化膿」や「疼痛」ではありません。 【要点】 アドレナリン作動成分は「血管収縮」作用によって鼻づまりを和らげます。「血管拡張」とするひっかけ問題が頻出なので注意しましょう。

2025年 / 北海道 問46 難問 ★★★ 単体ページ →

点眼薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 点眼後は、目頭を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むので効果的とされる。 b ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼すると、レンズに防腐剤などの配合成分が吸着し、角膜に障害を引き起こす場合がある。 c 人工涙液には、目の痒み、結膜充血を抑える成分が配合されている。 d アレルギー用点眼薬には、花粉、ハウスダスト等による目のアレルギー症状の緩和を目的とした成分が配合されている。

  1. 1. 正 誤 正 正
  2. 2. 誤 誤 誤 正
  3. 3. 誤 正 誤 正
  4. 4. 正 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 誤:「目頭を押さえる」のは、薬液が鼻腔内へ流れ込んで全身性の副作用を起こすのを防ぐためであり、鼻腔内へ流れ込ませるためではない。 b 正:記述の通り。ソフトコンタクトレンズは防腐剤を吸着しやすいため、レンズを外して点眼するか、防腐剤無添加のものを使用する必要がある。 c 誤:人工涙液は涙液を補うことを目的とし、目の痒みや結膜充血を抑える成分ではなく、主に塩化ナトリウムや塩化カリウムなどが配合されている。 d 正:記述の通り。アレルギー用点眼薬には、抗ヒスタミン成分や抗アレルギー成分などが配合されている。 【要点】 点眼薬の試験では「目頭を押さえる理由(全身副作用の防止)」と「ソフトコンタクトレンズ装着時の注意(防腐剤の吸着)」が頻出のひっかけポイントです。正確に押さえましょう。

2025年 / 北海道 問49 難問 ★★★ 単体ページ →

にきびと吹き出物の治療に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。 なお、2箇所の( a )内はどちらも同じ字句が入る。 にきび、吹き出物は、最も一般的に生じる( a )である。 その発生要因の一つとして、老廃物がつまった毛穴の中で( b )であるアクネ菌が繁殖することが挙げられる。 ( c )は、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示すことで、( a )の治療に使用される。

  1. 1. 化膿性皮膚疾患 皮膚糸状菌 クロラムフェニコール
  2. 2. 化膿性皮膚疾患 皮膚常在菌 スルファジアジン
  3. 3. 表在性真菌感染症 皮膚糸状菌 スルファジアジン
  4. 4. 表在性真菌感染症 皮膚常在菌 クロラムフェニコール
  5. 5. 化膿性皮膚疾患皮膚糸状菌スルファジアジン午前
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正解:2

【正解】2番(a)化膿性皮膚疾患:「表在性真菌感染症(水虫など)」ではなく、細菌感染などによる化膿を伴う皮膚疾患(化膿性皮膚疾患)である。 (b)皮膚常在菌:アクネ菌は真菌(カビ)ではなく細菌であり、健康な人の皮膚にも存在する「皮膚常在菌」である。 (c)スルファジアジン:「クロラムフェニコール」ではなく、サルファ剤である「スルファジアジン」などの抗菌成分がDNA合成阻害によりアクネ菌を殺菌する。 【要点】 にきび・吹き出物は「化膿性皮膚疾患」であり、原因菌のアクネ菌は「皮膚常在菌」の仲間。治療にはスルファジアジン等の抗菌成分が用いられます。真菌(カビ)の薬と混同させないように注意しましょう!

2025年 / 北海道 問50 難問 ★★★ 単体ページ →

抗真菌作用を有する配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる。 b テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる。 c ウンデシレン酸亜鉛は、患部をアルカリ性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。 d ピロールニトリンは、菌の呼吸や代謝を妨げることで、皮膚糸状菌の増殖を抑える。

  1. 1. 誤 正 正 正
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 正
  4. 4. 正 正 正 誤
  5. 5. 正 正 正 正
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正解:3

【正解】3番 a 正しい。オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることで抗真菌作用を示す。 b 正しい。テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることで抗真菌作用を示す。 c 誤り。患部を「アルカリ性」にするのではなく、「酸性」にすることで皮膚糸状菌の発育を抑える。 d 正しい。ピロールニトリンは、菌の呼吸や代謝を妨げることで、皮膚糸状菌の増殖を抑える。 【要点】 ウンデシレン酸亜鉛の作用機序に関する「酸性・アルカリ性」の入れ替えは頻出のひっかけポイント。水虫薬の成分は「患部を酸性にする」と覚えておこう。

この問題の関連成分: オキシコナゾール硝酸塩
2025年 / 北海道 問51 難問 ★★★ 単体ページ →

頭皮・毛根に作用する配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示す。 b エストラジオール安息香酸エステルは、男性ホルモン成分の一種である。 c チクセツニンジンは、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。 d ヒノキチオールは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 正
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正しい。カルプロニウム塩化物は、末梢組織においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、血行を促して発毛を促します。 b 誤り。エストラジオール安息香酸エステルは「女性ホルモン成分」の一種です(男性ホルモンではありません)。 c 正しい。チクセツニンジンは、ウコギ科のチクセツニンジンの根等を基原とする生薬で、血行促進や抗炎症などの作用を期待して用いられます。 d 誤り。「頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用」があるのは硫黄やサリチル酸などであり、ヒノキチオールは抗菌作用や血行促進作用等を期待して用いられます。 【要点】 ホルモン成分の種別(エストラジオール=女性ホルモン)や、生薬・成分の主な作用効能を正確に区別できているかが問われる定番問題です。

2025年 / 北海道 問52 難問 ★★★ 単体ページ →

歯槽膿漏薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、アスコルビン酸が配合されている場合がある。 b 抗炎症、抗菌などの作用を期待して、カミツレが配合されている場合がある。 c 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、チモールが配合されている場合がある。 d 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果を期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 正 正 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい記述。アスコルビン酸(ビタミンC)は、結合組織の修復を助け、毛細血管を強化して腫れや出血を抑えます。 b 正しい記述。カミツレはキク科の植物由来の生薬で、抗炎症や抗菌作用等を期待して配合されます。 c 誤り。チモールは「殺菌消毒作用」を期待して配合される成分です。出血を抑える成分ではありません。 d 正しい記述。銅クロロフィリンナトリウムは組織修復作用のほか、消臭(口臭を抑える)効果も期待されます。 【要点】 チモールは殺菌消毒成分です。生薬成分(カミツレなど)やビタミン類(アスコルビン酸)、組織修復・消臭成分(銅クロロフィリンナトリウム)の作用の違いを確実に押さえましょう。

2025年 / 北海道 問53 難問 ★★★ 単体ページ →

口内炎及び口内炎用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることがある。 b 口内炎は、通常であれば1~2週間で自然寛解する。 c フィトナジオンは、患部からの細菌感染防止を目的として配合されている場合がある。 d シコンは、組織修復促進や抗菌などの作用を期待して配合される。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 正 正 正 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。一般用医薬品の副作用(アレルギー等)として口内炎が現れることがあります。 b 正しい。一般的な口内炎(アフタ性など)は、通常であれば1〜2週間で自然に治まります(自然寛解)。 c 誤り。フィトナジオンはビタミンK1であり、血液凝固に関与する成分です。細菌感染防止を目的とするのは殺菌成分(セチルピリジニウム塩化物など)です。 d 正しい。シコン(紫根)は、ムラサキの根由来の生薬で、組織修復促進や抗菌などの作用を期待して配合されます。 【要点】 生薬成分(シコンなど)の配合目的や、ビタミン類(フィトナジオン)の役割は試験で頻出です。成分名と作用をセットで正確に覚えましょう。

2025年 / 北海道 問54 標準 ★★☆ 単体ページ →

禁煙補助剤に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。 禁煙補助剤は、( a )に使用される、ニコチンを有効成分とする医薬品である。 噛むことにより口腔内でニコチンが放出され、( b )から吸収されて循環血液中に移行する咀嚼剤と、1日1回皮膚に貼付することによりニコチンが皮膚を透過して血中に移行するパッチ製剤がある。

  1. 1. ニコチン置換療法 口腔粘膜
  2. 2. ニコチン置換療法 胃粘膜
  3. 3. ニコチン置換療法 腸粘膜
  4. 4. ニコチン強化療法 胃粘膜
  5. 5. ニコチン強化療法 口腔粘膜
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正解:1

【正解】1番(a)ニコチン置換療法:「ニコチン強化療法」ではなく、不足したニコチンを補う「ニコチン置換療法」が正しい。 (b)口腔粘膜:「胃粘膜」や「腸粘膜」ではなく、噛むタイプの咀嚼剤は「口腔粘膜」から吸収されるのが正しい。 【要点】 禁煙補助剤は「ニコチン置換療法」に用いられ、咀嚼剤(ガム等)は「口腔粘膜」、パッチ製剤は「皮膚」からニコチンを吸収する仕組みが頻出ポイントです。

2025年 / 北海道 問55 難問 ★★★ 単体ページ →

滋養強壮保健薬の配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ナイアシンは、下垂体や副腎系に作用してホルモンの分泌の調節に関与するため、ときに経血量が多くなることがある。 b アスパラギン酸ナトリウムは、ビタミンCの吸収を助ける働きがある。 c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、肝臓機能を改善する働きがある。 d コンドロイチン硫酸は、軟骨成分を形成及び修復する働きがある。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、d
  4. 4. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:下垂体や副腎系に作用してホルモンの分泌調節に関与し、ときに経血量が多くなることがあるのは、ナイアシンではなく「ルーチン(ルチン)」や「ヘスペリジン」などのビタミン様物質である。 b 誤り:ビタミンCの吸収を助ける働きがあるのは、アスパラギン酸ナトリウムではなく「ビタミンP(ヘスペリジンなど)」である。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 ビタミン・アミノ酸・生薬などの成分名は混同しやすいため、「何がどの働きを持つか(ビタミンCの吸収=ビタミンP、肝機能=タウリンなど)」をセットで正確に覚えましょう。

2025年 / 北海道 問56 難問 ★★★ 単体ページ →

次の1~5で示される生薬成分のうち、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とし、肌荒れやいぼに用いられるものはどれか。

  1. 1. ヨクイニン
  2. 2. オウギ
  3. 3. ゴミシ
  4. 4. タイソウ
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正解:1

【正解】1番 1. ヨクイニン:記述の通り。イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とし、肌荒れやいぼに用いられる生薬です。 2. オウギ:マメ科のキバナオウギ等の根を基原とし、滋養強壮などを目的とします(ハトムギではありません)。 3. ゴミシ:マツブサ科のチョウセンゴミシの成熟した果実を基原とし、滋養強壮、鎮咳などを目的とします(ハトムギではありません)。 4. タイソウ:クロウメモドキ科のナツメの果実を基原とし、健胃、滋養強壮などを目的とします(ハトムギではありません)。 【要点】 「ハトムギ = ヨクイニン」の組み合わせは、生薬・漢方製剤試験の超頻出ポイントです。「いぼ・肌荒れ」というキーワードとセットで確実に覚えましょう。

この問題の関連成分: ヨクイニン ゴミシ
2025年 / 北海道 問57 難問 ★★★ 単体ページ →

漢方の病態認識に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 「実」の病態が適応となるものは、「体力が充実して」と表現される。 b 「血虚」の病態は、「皮膚の色つやが悪く」と表現される。 c 「陽」の病態は、「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱症状として表現される。 d 「脾胃虚弱」の病態が適応となるものは、「胃腸虚弱で」と表現される。

  1. 1. 正 正 正 正
  2. 2. 誤 正 正 正
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 正 正 誤 正
  5. 5. 正 正 正 誤
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正解:1

【正解】1番 a 記述の通り。 b 記述の通り。 c 記述の通り。 d 記述の通り。 【要点】 漢方の病態認識(体力、気・血・水、陰・陽、五臓など)に関する基本問題であり、すべての記述が正しい。試験ではそのままの表現で出題されるため、キーワード(「実=体力が充実」「血虚=皮膚の色つや悪い」など)をそのまま暗記しておきましょう。

2025年 / 北海道 問58 難問 ★★★ 単体ページ →

消毒薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a エタノールは、アルコール分が微生物のタンパク質を変性させ、それらの作用を消失させる。 b サラシ粉は、酸性の洗剤と混ぜることで有毒な塩素ガスを発生させる可能性がある。 c 次亜塩素酸ナトリウムは、強い酸化力により一般細菌類やウイルス全般に対して優れた殺菌消毒作用を示すため、通常人体の消毒に使用される。 d クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類や真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、大部分のウイルスには効果がない。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 誤 正 誤 正
  4. 4. 誤 正 正 誤
  5. 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。記述の通り。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り。次亜塩素酸ナトリウムは刺激性が強いため、手指など「人体」の消毒には使用されません(器具や環境等の消毒に用いる)。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 次亜塩素酸ナトリウムの「人体に使用できない」という点は、衛生害虫用殺虫剤や消毒薬のひっかけ問題の定番なので確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: エタノール
2025年 / 北海道 問59 難問 ★★★ 単体ページ →

衛生害虫に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ゴキブリの卵は、医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻蒸処理による殺虫効果は高い。 b ヒョウヒダニ類は、ヒトを刺すことはないが、気管支喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こすことがある。 c シラミは、種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒト以外の動物に寄生するシラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼすことはない。 d ハエは、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱を媒介する。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:3

【正解】3番 a 誤り:ゴキブリの卵は硬い殻に覆われており、燻蒸処理(薬剤の煙)の成分が浸透しにくいため、殺虫効果は低い(孵化直後の幼虫を狙う必要がある)。 b 正しい:記述の通り。ヒョウヒダニ類はヒトを刺さないが、その死骸やフンがアレルゲンとなり、喘息やアトピーなどの原因となる。 c 正しい:記述の通り。シラミは宿主特異性が高いため、原則としてヒトに寄生するものはヒト、他の動物に寄生するものはその動物に限られる。 d 誤り:日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱を媒介するのはハエではなく「カ(蚊)」である。(ハエは赤痢やコレラなどの消化器系感染症を媒介する) 【要点】 ゴキブリの卵は薬が効きにくい点と、蚊(ウイルス等)とハエ(細菌等)が媒介する病気の違いは頻出のひっかけポイントです。

2025年 / 北海道 問60 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されることのないものを体外診断用医薬品という。 b 一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで、疾病を早期発見するためのものである。 c 検体中に存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合を偽陰性という。 d 検査に用いる検体は、尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲(採血や穿刺等) のないものである。

  1. 1. 誤 正 正 正
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 正 正 誤 正
  4. 4. 正 正 正 誤
  5. 5. 正 正 正 正
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正解:5

【正解】5番 a 正しい。記述の通り。 b 正しい。記述の通り。 c 正しい。記述の通り。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 一般用検査薬の定義・目的・用語(偽陰性)・検体の特徴(非侵襲性)に関する基本問題です。すべての記述が正しいため、ひっかけはありません。