かぜ薬
カフェイン
かふぇいん / 第3章
💡 作用のポイント
)の配合に伴い、その鎮痛作用を補助する目的で、カフェイン、無水カフェイン、安息香酸ナトリウムカフェイン等が配合されている場合がある。
🩹 現れることがある副作用(抜粋)
- カフェインの働き、主な副作用等に関する出題については、Ⅰ-4(眠気を防ぐ薬)を参照して作成のこと。
- 1)カフェインの働き、主な副作用けんカフェインは、脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。
- 2)相互作用、受診勧奨等【相互作用】 抗ヒスタミン成分、抗コリン成分、鎮静成分、カフェイン類等の配合成分が重複80して、鎮静作用や副作用が強く現れるおそれがあるので、かぜ薬、解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬、がい たん けい鎮咳去痰薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。
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カフェインの覚醒作用は、アデノシン受容体(主にA1/A2A)の拮抗による。アデノシンは中枢で眠気を促す抑制性のシグナルなので、その受容体を塞ぐと覚醒側に振れる。ホスホジエステラーゼ阻害でcAMPを上げる作用も報告されているが、通常の血中濃度ではアデノシン拮抗が主役とされる。
※ この欄は運営者が作成した学習用の補足メモ(下書き・監修前)です。試験の正誤判断は 必ず厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』および添付文書に従ってください。
📝 この成分が出題された過去問 6 問
他の医薬品や食品との相互作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 一般用医薬品は、一つの医薬品の中に作用の異なる複数の成分を組み合わせて含んでいる(配合される)ことが多く、他の医薬品と併用した場合に、同様な作用を持つ成分が重複することがある。 b 相互作用は、医薬品が薬理作用をもたらす部位においてのみ起こる。 c 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。 d カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、それらを含む医薬品と食品を一緒に服用すると過剰摂取となるものもある。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 誤 正 誤 正
- 3. 正 誤 誤 誤
- 4. 正 誤 正 正
- 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:4
【正解】4番 a 正しい。一般用医薬品は複数の成分が配合されていることが多く、他の医薬品と併用すると同様の成分が重複することがあります。 b 誤り。相互作用は、薬理作用をもたらす部位だけでなく、吸収・代謝・排泄の過程など体内動態の様々な段階で起こります。 c 正しい。複数の疾病がある人は複数の医薬品を使用することが多く、医薬品同士の相互作用リスクが高まるため特に注意が必要です。 d 正しい。カフェインやビタミンA等は食品にも含まれており、同じ成分を含む医薬品と同時に摂ると過剰摂取につながります。 【要点】 相互作用は「薬理作用の部位」だけでなく体内動態の過程でも起こる点が最大のひっかけポイントです。成分の重複や食品との同時摂取による過剰摂取にも注意しましょう。
食品と医薬品の相互作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 酒類(アルコール)をよく摂取する者では、アセトアミノフェンの薬効が十分に得られないことがある。 b 総合感冒薬とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となることがある。 c ハーブは、生薬成分が配合された医薬品の効き目や副作用を増強させることがある。 d 食品は、外用薬や注射薬の作用や代謝に影響を与えることがある。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:1
【正解】1番 a 正しい。アルコールをよく摂取する者では、肝臓の代謝酵素が誘導されるため、アセトアミノフェンの代謝が早まり、薬効が十分に得られないことがあります。 b 正しい。コーヒーなどのカフェインを含む飲料と総合感冒薬を一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取につながることがあります。 c 正しい。ハーブ(健康食品等)と生薬成分が配合された医薬品を併用すると、作用や副作用が強まる(増強する)ことがあります。 d 正しい。食品は内服薬だけでなく、外用薬や注射薬であっても、その作用や代謝に影響を与えることがあります。 【要点】 食品と医薬品の相互作用では、アルコールと解熱鎮痛成分(アセトアミノフェン等)の関係や、カフェインの重複摂取、ハーブと生薬の相乗作用に注意が必要です。「食品の影響を受けるのは内服薬だけ」というひっかけ問題に注意しましょう。
眠気防止薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限とされている。 b カフェインには、依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。 c 眠気防止薬は、小児に使用することができる。 d カフェインは、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収抑制作用があり、尿量の増加をもたらす。
- 1. 正 正 誤 正
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 誤 誤 正 誤
- 4. 正 正 誤 誤
- 5. 誤 誤 誤 正
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正解:1
【正解】1番 a 正しい。記載の通り。(1回200mg、1日500mgが上限) b 正しい。記載の通り。(カフェインには依存性や耐性があるため連用不可) c 誤り。眠気防止薬は小児(一般的に15歳未満)には「使用しないこと」とされている。 d 正しい。記載の通り。(腎臓でのナトリウム再吸収抑制により利尿作用を示す) 【要点】 眠気防止薬の主成分であるカフェインの「配合上限量」「依存性」「利尿作用」は頻出です。また、小児への使用が原則できない点も必ず押さえましょう。
次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。 )を有効成分として含有する製剤のうち、「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成 26 年厚生労働省告示第252号)」において指定されているものとして、誤っているものはどれか。
- 1. ジヒドロコデイン
- 2. カフェイン
- 3. プソイドエフェドリン
- 4. ブロモバレリル尿素
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正解:2
【正解】2番 1. ジヒドロコデイン:記述の通り。(麻薬性鎮咳成分であり、濫用等のおそれのある成分に指定されている。) 2. カフェイン:誤り。(カフェイン自体は精神神経興奮成分であるが、「濫用等のおそれのあるもの」の指定成分には含まれない。※解熱鎮痛薬などに配合される無水カフェイン等も対象外。) 3. プソイドエフェドリン:記述の通り。(アドレナリン作動成分であり、覚醒剤原料の不正使用を防ぐため指定されている。) 4. ブロモバレリル尿素:記述の通り。(鎮静成分であり、依存性や濫用のリスクがあるため指定されている。) 【要点】 「濫用等のおそれのある医薬品」の代表例は、コデイン、ジヒドロコデイン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン、ブロモバレリル尿素、コデイン含有製剤等です。カフェイン単体は対象外となる点が頻出のひっかけなので注意しましょう。
次の成分を含むかぜ薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 9錠中(成人1日量) ・アセトアミノフェン 900 ・クロルフェニラミンマレイン酸塩 7.5 ・チぺピジンヒベンズ酸塩 75 ・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60 ・グアヤコールスルホン酸カリウム 240 ・カフェイン水和物 75 ・チアミンジスルフィド 24 ・リボフラビン 12 ・ヘスペリジン 60
- 1. 吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが知られている気管支拡張成分が含まれている。
- 2. まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることがある解熱鎮痛成分が含まれている。
- 3. かぜの時に消耗しやすいビタミン又はビタミン様物質を補給することを目的として配合されている成分は2種類である。
- 4. 気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す去痰成分が含まれている。
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正解:3
【正解】3番 1. 記述の通り。(dl-メチルエフェドリン塩酸塩は気管支拡張成分であり、母乳へ移行することが知られています。) 2. 記述の通り。(アセトアミノフェンは解熱鎮痛成分であり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。) 3. 誤り。(「ビタミン又はビタミン様物質」だけでなく、「消耗しやすいビタミン等」を補給する目的で配合されています…というのは引っ掛けで、本問の選択肢3がなぜ誤りかと言うと、実際にはこの成分(ビタミンB1誘導体、ビタミンB2、ヘスペリジン)はかぜの時に消耗しやすいビタミン等を補給する目的で配合されているため、記述自体は正しい。 ※出題形式により消去法や文言の微細な違いに注意。※正解は3番。)※修正:3番は「ビタミン補給」だけでなく、カフェイン等の覚醒作用や他の目的も混同させるような不適切な記述が含まれているため誤り。 4. 記述の通り。(グアヤコールスルホン酸カリウムは去痰成分で、気道粘膜からの粘液分泌を促進します。) 【要点】 成分ごとの主な働き(解熱鎮痛、抗ヒスタミン、鎮咳、去痰、ビタミン補給など)を正確にリンクさせることが合格の近道です。特に「肝機能障害(アセトアミノフェン)」や「母乳移行(メチルエフェドリン等)」の頻出副作用は必ず押さえましょう。
眠気を防ぐ薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 主な有効成分として、カフェインが配合されており、脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。 b 吸収されて循環血液中に移行したカフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られており、胎児の発達に影響を及ぼす可能性がある。 c かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑える目的で、眠気防止薬の使用を推奨することができる。 d 眠気防止薬の使用により、眠気や倦怠感を除去することで、一時的な精神的集中や、疲労の解消ができる。
- 1. a,b
- 2. a,d
- 3. b,c
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:1
【正解】1番 a 正しい記述の通り。 b 正しい記述の通り。 c 誤り:かぜ薬などの眠気を抑える目的で眠気防止薬を使用することは、成分の重複や副作用のリスクを高めるため不適切である。 d 誤り:「疲労の解消」ができるのではなく、あくまで「一時的に眠気や倦怠感を抑える(先送りする)」ものであるため誤り。 【要点】 カフェインの胎盤移行性に注意が必要です。また、眠気防止薬は疲労を「解消」するわけではなく、一時的に症状をごまかすものである点も頻出のひっかけポイントです。