胃の薬

沈降炭酸カルシウム

/ 第3章

過去問 2 問

💡 作用のポイント

カルシウム主薬製剤は、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム等が主薬として配合された製剤で、虚弱体質、腺病質156における骨歯のぜい発育促進、妊娠・授乳期の骨歯の脆弱予防に用いられる。

🩹 現れることがある副作用(抜粋)

  • 2)代表的な配合成分等、主な副作用、相互作用、受診勧奨(a) 制酸成分中和反応によって胃酸の働きを弱めること(制酸)を目的として、i) 炭酸水素ナトリウム(重曹)のほか、ii) 乾燥水酸化アルミニウムゲル、ジヒドロキシアルミニウムモノアセテート等のアルミニウムを含む成分、iii…

📝 この成分が出題された過去問 2 問

2025年 / 北海道 問30 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ピコスルファートナトリウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めることを目的として配合されている。 b オウレンは、結腸や直腸の粘膜を刺激して排便を促すことを目的として配合されている。 c ビフィズス菌は、腸内細菌のバランスを整えることを目的として配合されている。 d 沈降炭酸カルシウムは、腸管内に生じた有害な物質を吸着することを目的として配合されている。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:ピコスルファートナトリウムは大腸刺激性の「下剤(便秘薬)」の成分であり、胃酸を中和する制酸成分ではない。 b 誤り:オウレンは「健胃成分(苦味健胃薬)」であり、排便を促すのはセンナやダイオウなどの生薬である。 c 正しい:記述の通り。ビフィズス菌は乳酸菌等とともに整腸成分として配合される。 d 正しい:記述の通り。沈降炭酸カルシウムは制酸成分だけでなく、吸着成分として用いられることもある。 【要点】 成分の「分類(何をする薬か)」と「主な作用」をセットで覚えることが合格の近道!生薬(オウレンなど)の働きは頻出なので確実に押さえましょう。

2025年 / 北海道 問117 難問 ★★★ 単体ページ →

次の表は、ある健胃薬に含まれている成分の一覧である。 1.3g中 ・ケイヒ 92mg ウイキョウ 24 ・ニクズク 20mg チョウジ 12 ・チンピ 22mg ゲンチアナ 15 ・ニガキ末 15mg 炭酸水素ナトリウム 625 ・沈降炭酸カルシウム 133mg 炭酸マグネシウム 26 ・合成ケイ酸アルミニウム 273.4mg ビオヂアスターゼ 40 次のうち、この健胃薬を服用するにあたっての登録販売者の説明として、正しいものの組み合わせはどれか。 a チンピが含まれているため、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。 b チンピが含まれているため、妊婦又は妊娠していると思われる人は服用しないでください。 c ケイ酸アルミニウムが含まれているため、長期連用しないでください。 d ケイ酸アルミニウムが含まれているため、透析治療を受けている人は服用しないでください。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、d
  4. 4. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:チンピは生薬の一種(ミカン科の果皮)であり、乗物又は機械類の運転操作を避けるべき抗ヒスタミン成分等の眠気を催す副作用がある成分ではありません。 b 誤り:チンピに妊婦等の服用を避けるような特段の制限はありません。(※妊婦等の注意が必要な代表例は、ダイオウなどの強い下剤や一部の生薬・ホルモン成分など) c 正しい:合成ケイ酸アルミニウムなどのアルミニウムを含む成分は、腎臓病の診断を受けた人などで長期連用を避ける必要があります。 d 正しい:アルミニウムを含む成分は、透析療法を受けている人ではアルミニウム脳症などのリスクがあるため服用禁忌です。 【要点】 アルミニウム製剤(合成ケイ酸アルミニウム等)は、「長期連用しないこと」「透析治療を受けている人は服用しないこと」が鉄則の重要ポイントです!

📋 手引き 第5章 別表の該当記載