かぜ薬

プソイドエフェドリン塩酸塩

ぷそいどえふぇどりん / 第3章

過去問 8 問

💡 作用のポイント

この成分の作用説明はまだ整理できていません。手引き第3章の該当箇所をご確認ください。

🩹 現れることがある副作用(抜粋)

  • プソイドエフェドリン塩酸塩については、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
  • パーキンソン病の治療のため医療機関でセレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素135阻害剤が処方されて治療を受けている人が、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬を使用した場合、体内でのプソイドエフェドリンの代謝が妨げられて、副作用が現れやすくなるおそれが高く、使用を避…
🧪 理系視点でスッキリ納得!作用機序・化学のウラ話

プソイドエフェドリンはエフェドリンのジアステレオマー(立体配置だけが異なる異性体)。立体配置の違いが受容体への親和性を変え、中枢興奮作用がエフェドリンより弱く、鼻粘膜血管収縮(α刺激)を狙って配合される。「同じ分子式でも立体が違うと効き方が変わる」典型例として構造類似の話とセットで出題される。

※ この欄は運営者が作成した学習用の補足メモ(下書き・監修前)です。試験の正誤判断は 必ず厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』および添付文書に従ってください。

📝 この成分が出題された過去問 8 問

2025年 / 関西広域連合 問44 難問 ★★★ 単体ページ →

次の成分の一般用医薬品の鼻炎用内服薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 3カプセル中:成分 分量 ・プソイドエフェドリン塩酸塩 105 ・ベラドンナ総アルカロイド 0.4 ・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 4.5 ・サイシン乾燥エキス 30 ・無水カフェイン 120 a プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。 b ベラドンナ総アルカロイドは、ヒスタミンの働きを抑える作用を目的として配合されている抗ヒスタミン成分である。 c サイシンは鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされる生薬成分で、鼻閉への効果を期待して用いられる。 d この医薬品は、前立腺肥大による排尿困難の症状がある人では、症状を悪化させるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。

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  2. 2. 正 誤 正 誤
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  4. 4. 誤 誤 誤 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。プソイドエフェドリン塩酸塩は他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、不眠や神経過敏等を生じることがある。 b 誤り。ベラドンナ総アルカロイドは、抗コリン成分(副交感神経遮断成分)であり、鼻汁分泌を抑える目的等で配合される。ヒスタミンの働きを抑えるのは抗ヒスタミン成分の役割。 c 正しい。サイシン(細辛)は、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用があるとされる生薬成分で、鼻閉への効果を期待して配合される。 d 正しい。ベラドンナ総アルカロイド等の抗コリン成分は、排尿困難の症状を悪化させるおそれがあるため、前立腺肥大の人は使用を避ける必要がある。 【要点】 ベラドンナ総アルカロイドは「抗コリン成分」であり、抗ヒスタミン成分と混同させるひっかけ問題に注意しましょう。また、抗コリン作用による前立腺肥大への影響は頻出テーマです。

2025年 / 東京都 問106 難問 ★★★ 単体ページ →

次のうち、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品の鼻炎用内服薬の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 心臓病 b 胃潰瘍 c 高血圧 d 甲状腺機能障害

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  3. 3. 正 正 誤 正
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正解:2

【正解】2番 a 正:心臓病は、アドレナリン作動薬による心臓への負担を避けるため「服用しないこと」に該当する。 b 誤:胃潰瘍は「相談すること」の対象であり、「服用しないこと」には該当しない。 c 正:高血圧は、血管収縮作用により血圧を上昇させるおそいがあるため「服用しないこと」に該当する。 d 正:甲状腺機能障害は、ホルモンバランスや代謝への影響を避けるため「服用しないこと」に該当する。 【要点】 プソイドエフェドリン塩酸塩(アドレナリン作動薬)は、心臓や血管、甲状腺に直接作用して症状を悪化させるおそれがあるため、「心臓病」「高血圧」「甲状腺機能障害」は厳禁(服用しないこと)とされる。

この問題の関連成分: プソイドエフェドリン塩酸塩
2025年 / 愛媛県 問108 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a プソイドエフェドリン塩酸塩は、副交感神経興奮作用により血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれがあるため、高血圧の診断を受けた人は使用しないこととされている。 b ステロイド性抗炎症成分は、副腎皮質の機能亢進を生じるおそれがあるため、長期連用しないこととされている。 c ステロイド性抗炎症成分が配合された外用薬は、細菌等の感染に対する抵抗力を弱めて、感染を増悪させる可能性があるため、患部が化膿している人は使用しないこととされている。 d 次硝酸ビスマスを含む医薬品は、吸収減少により効果が得られないため、服用前後は飲酒しないこととされている。

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正解:5

【正解】5番 a 誤:「副交感神経興奮作用」ではなく「交感神経興奮作用」により血圧を上昇させるため、高血圧の人は使用しないこととされている。 b 誤:「副腎皮質の機能亢進」ではなく「副腎皮質の機能不全(低下)」を生じるおそれがあるため、長期連用しないこととされている。 c 正:記述の通り。 d 誤:「次硝酸ビスマス」ではなく「テトラサイクリン系抗生物質など(またはアルコールにより効果が影響を受けるもの)」の記述である。 【要点】 プソイドエフェドリン塩酸塩は「交感神経」の興奮(アドレナリン作動)による血圧上昇に注意が必要です。また、ステロイドの長期連用はホルモン産生を抑えてしまうため「機能不全」を引き起こす点も頻出のひっかけです。

この問題の関連成分: プソイドエフェドリン塩酸塩
2025年 / 関西広域連合 問111 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で死亡例が発生し、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。 b 1970年に、アンプル剤以外の一般用かぜ薬について、承認基準が制定され、成分・分量、効能・効果等が見直された。 c 一般用かぜ薬の使用によると疑われる腎障害の発生事例が、2003年5月までに複数報告されたことを受け、厚生労働省は一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示した。 d 2003年8月までにプソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことを受け、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、代替成分への切替え等について指示がなされた。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 誤
  5. 5. 誤 正 誤 正
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正解:3

【正解】3番a:記述の通り。 b:記述の通り。 c:「腎障害」ではなく「間質性肺炎」に関する事例であるため誤り。(正しくは、一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例を受けたもの) d:「プソイドエフェドリン塩酸塩」ではなく「フェニルプロパノールアミン(PPA)」に関する事例であるため誤り。(正しくは、PPA配合製剤による脳出血等の副作用) 【要点】 安全性に関する歴史的事件や副作用の統制は、出題頻出のポイントです。「かぜ薬=間質性肺炎」「PPA=脳出血」の組み合わせを確実に暗記しておきましょう。

この問題の関連成分: プソイドエフェドリン塩酸塩
2025年 / 北海道 問116 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ロペラミド塩酸塩は、乳製カゼインを由来としているため、「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」は服用しないこととされている。 b プソイドエフェドリン塩酸塩を服用すると、尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、「前立腺肥大による排尿困難の症状がある人」は服用しないこととされている。 c アルジオキサを服用すると、胃液の分泌が亢進するため、「胃潰瘍の診断を受けた人」は服用しないこととされている。 d アミノフィリン水和物は、乳児に神経過敏を起こすことがあるため、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 誤 正 正
  3. 3. 誤 正 誤 正
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 正 誤
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正解:3

【正解】3番 a 誤:「ロペラミド塩酸塩」ではなく、「カゼイン(牛乳由来)」を配合した製剤に関する記述です。 b 正:記述の通り。アドレナリン作動薬であるプソイドエフェドリン塩酸塩は、排尿困難を悪化させるおそれがあるため禁忌とされています。 c 誤:アルジオキサは胃液の分泌を「抑制・むかご(粘膜修復)」する成分であり、胃潰瘍の人が服用してはいけない成分ではありません。 d 正:記述の通り。アミノフィリン水和物などのキサンチン系成分は母乳移行により乳児の神経過敏を引き起こすため、授乳を避けることとされています。 【要点】 成分名と「してはいけないこと(禁忌)」の組み合わせは試験の頻出ポイントです。特に牛乳アレルギーの原因物質や、前立腺肥大・胃潰瘍などの持病に対する影響を正確に区別しておきましょう。

2025年 / 東京都 問119 難問 ★★★ 単体ページ →

医薬品の安全対策に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 2003年5月までに、インターフェロン製剤の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が、計26例報告され、厚生労働省では、同年6月、インターフェロン製剤につき使用上の注意の改訂を指示した。 b 慢性肝炎患者が大柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例があったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。 c 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で死亡例が発生し、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。 d 塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)は、鼻充血や結膜充血を除去し、鼻づまり等の症状の緩和を目的として、鼻炎用内服薬、鎮咳去痰薬、かぜ薬等に配合されていたが、PPAが配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことなどから、厚生労働省は関係製薬企業等に対し、プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)等への速やかな切替えを指示した。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 誤
  3. 3. 正 誤 正 正
  4. 4. 誤 正 誤 正
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正解:5

【正解】5番 a 誤:「2003年5月」ではなく、正しくは「1993年5月」です。 b 誤:大柴胡湯ではなく、正しくは「小柴胡湯(しょうさいことう)」です。 c 正:記述の通り。アンプル入りかぜ薬によるショック等の死亡事例を受け、製品の回収が要請されました。 d 正:記述の通り。PPAによる脳出血等の副作用を受け、PSE等への速やかな切替えが指示されました。 【要点】 医薬品の安全対策に関する歴史的な副作用事例(小柴胡湯の間質性肺炎、アンプル入りかぜ薬のショック、PPAの脳出血など)は、漢方薬名や西暦・元号の数字のひっかけに注意が必要です。

2025年 / 愛媛県 問119 難問 ★★★ 単体ページ →

医薬品の安全対策に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a いわゆるスイッチOTC医薬品等、承認基準に合致しない医薬品については、製薬企業が承認申請を行うに際してより詳細な資料の提出が要求され、有効性、安全性及び品質に関して厳格な審査が行われる。 b 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が複数報告され、その初期症状はかぜの諸症状と区別が難しく、症状が悪化した場合には注意が必要であることなどから、2003年6月、厚生労働省より関係製薬企業に対して一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂が指示された。 c 解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で、死亡例が発生したことを受けて、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。 d プソイドエフェドリン塩酸塩は、一般用医薬品の鼻炎用内服薬等に配合されていたが、2003年8月までに、用法・用量の範囲を超えた使用等による脳出血等の副作用症例が複数報告されたため、厚生労働省から関係製薬企業に対して、使用上の注意の改訂等を行うとともに、塩酸フェニルプロパノールアミン等への速やかな切替えが指示された。

  1. 1. a,b
  2. 2. a,c
  3. 3. a,d
  4. 4. b,d
  5. 5. c,d
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正解:1

【正解】1番 a 記述の通り。 b 記述の通り。 c 誤り。アンプル入りかぜ薬で死亡例等の重篤な副作用が発生し回収等の措置がとられたのは、アセトアミノフェンではなく「アミノピリン」等の解熱鎮痛成分である。 d 誤り。脳出血等の副作用多発により塩酸フェニルプロパノールアミン等からの切替えが指示されたのであり、プソイドエフェドリン塩酸塩への切替えではない(逆にプソイドエフェドリン塩酸塩も後に配合制限等の対象となった)。 【要点】 安全性速報や過去の重大な副作用事例(アンプル入りかぜ薬の事件や成分の入れ替え)に関する問題は、成分名や薬効群のすり替えが定番のひっかけなので、正確に暗記しておきましょう。

2025年 / 北海道 問120 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。 基礎疾患等 主な成分

  1. 1. 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード
  2. 2. 腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩
  3. 3. 糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム
  4. 4. 緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩
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正解:3

【正解】3番 1. 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード:記述の通り。含嗽薬等に含まれるポビドンヨードは甲状腺ホルモンのバランスに影響を与えるため、甲状腺疾患の人は相談することとされています。 2. 腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩:記述の通り。アドレナリン作動薬であるプソイドエフェドリン塩酸塩は、腎臓病の症状を悪化させるおそれがあるため記載されています。 3. 糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム:誤り。グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)ではなく、主に「糖質コルチコイド」や一部の総合感冒薬等に含まれる「エフェドリン塩酸塩」などが糖尿病の「相談すること」に該当します。 4. 緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩:記述の通り。抗コリン作用を持つジフェンヒドラミン塩酸塩は眼圧を上昇させるおそれがあるため、緑内障の人は相談することとされています。 【要点】 「基礎疾患等と主な成分」の組み合わせ問題は、成分が持つ薬理作用(抗コリン作用やアドレナリン作用など)と疾患のつながりを意識することが攻略の鍵です。グリチルリチン酸は「偽アルドステロン症」に関する記載(高血圧、心臓病、腎臓病)で頻出です。

📋 手引き 第5章 別表の該当記載