かぜ薬
メチルエフェドリン塩酸塩
めちるえふぇどりん / 第3章
⚠️ この成分の注意タグ
💡 作用のポイント
止血成分① アドレナリン作動成分血管収縮作用による止血効果を期待して、テトラヒドロゾリン塩酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩、エフェドリン塩酸塩、ナファゾリン塩酸塩等のアドレナリン作動成分が配合されていることがある。
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メチルエフェドリンはエフェドリンのN-メチル体で、交感神経終末からノルアドレナリンを遊離させつつα/βアドレナリン受容体を直接刺激する間接型+直接型の作動薬。β2刺激で気管支が拡がり、α刺激で鼻粘膜血管が収縮する。覚醒・血圧上昇・依存性はこの交感神経刺激の延長線上にある。
※ この欄は運営者が作成した学習用の補足メモ(下書き・監修前)です。試験の正誤判断は 必ず厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』および添付文書に従ってください。
📝 この成分が出題された過去問 8 問
かぜ薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a メキタジンは、去痰成分として用いられる。 b グリチルリチン酸は、大量摂取により、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。 c トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげる。 d メチルエフェドリン塩酸塩には、依存性があることに留意する必要がある。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 誤 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 正 正 正
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:メキタジンは去痰成分ではなく、抗ヒスタミン成分(アレルギー用薬などにも配合)です。 b 正しい:記述の通り。甘草の成分でもあるグリチルリチン酸は、大量摂取により偽アルドステロン症を生じるおそれがあります。 c 正しい:記述の通り。トラネキサム酸は抗炎症成分として、のどの痛みや腫れを和らげます。 d 正しい:記述の通り。メチルエフェドリン塩酸塩(交感神経刺激成分)は、依存性があることに留意が必要です。 【要点】 メキタジン(抗ヒスタミン)とメチルエフェドリン(依存性・アドレナリン作動)は試験頻出!成分の「役割」と「副作用・注意点」を確実にリンクさせて覚えましょう。
35歳男性が、かぜの症状があるため、次の成分の一般用医薬品のかぜ薬を購入する目的で店舗を訪れた。 この男性に対する登録販売者の説明の正誤について、正しい組合せを選べ。 3錠中:成分 分量 ・ブロムヘキシン塩酸塩 4 ・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 16 ・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 20 ・アセトアミノフェン 300 ・クロルフェニラミンマレイン酸塩 2.5 ・アスコルビン酸カルシウム 83.3 (ビタミンCカルシウム) (9錠中250mg) ・リボフラビン(ビタミンB2) 4 a 解熱鎮痛成分の胃腸障害の軽減を目的として、胃酸を中和する成分が含まれています。 b 口渇を起こしやすい成分が含まれています。 c 服用後、尿が黄色になったら直ちに服用を中止してください。 d この薬を服用している間は、飲酒を控えてください。
- 1. 正 正 誤 誤
- 2. 正 誤 正 誤
- 3. 誤 正 正 正
- 4. 正 誤 誤 正
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:5
【正解】5番 a 誤:本剤に胃酸を中和する成分(制酸成分)は配合されていません(アスコルビン酸カルシウムはビタミンC成分です)。 b 正:記述の通り。 c 誤:尿が黄色くなるのはリボフラビン(ビタミンB2)による一時的かつ無害な現象であり、服用を中止する必要はありません。 d 正:記述の通り。 【要点】 ビタミンB2(リボフラビン)による尿の黄変は「生理的な現象で心配ない」こと、抗ヒスタミン成分による「口渇」、解熱鎮痛成分(アセトアミノフェン)服用時の「飲酒避」は超頻出の重要ポイントです。
次の成分の一般用医薬品の鎮咳去痰薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 2カプセル中:成分 分量 ・ブロムヘキシン塩酸塩 4 ・ジヒドロコデインリン酸塩 10 ・ノスカピン 20 ・dl―メチルエフェドリン塩酸塩 25 ・カルビノキサミンマレイン酸塩 4 ・無水カフェイン 50 a 12歳未満の小児には使用できない。 b ノスカピンは、非麻薬性鎮咳成分である。 c ブロムヘキシン塩酸塩は、気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。 d カルビノキサミンマレイン酸塩は、抗ヒスタミン作用を目的として配合されている。
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 正 正
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正解:2
【正解】2番 a 正しい。コデイン類(ジヒドロコデインリン酸塩など)やメチルエフェドリン塩酸塩等を含む鎮咳去痰薬は、12歳未満の小児への使用が禁忌とされています。 b 正しい。ノスカピンは麻薬性ではなく、中枢性に作用する非麻薬性鎮咳成分です。 c 誤り。気管支を拡張させるのはdl―メチルエフェドリン塩酸塩等の役割であり、ブロムヘキシン塩酸塩は痰の粘性を下げて出しやすくする(去痰)成分です。 d 正しい。カルビノキサミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分であり、鼻水などのアレルギー症状を抑えるために配合されています。 【要点】 ジヒドロコデインリン酸塩等の「12歳未満小児禁忌」と、ブロムヘキシン塩酸塩(去痰)の作用機序は頻出のひっかけポイントです。成分名と主な作用を確実にリンクさせましょう。
次の成分を含むかぜ薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 9錠中(成人1日量) ・アセトアミノフェン 900 ・クロルフェニラミンマレイン酸塩 7.5 ・チぺピジンヒベンズ酸塩 75 ・dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60 ・グアヤコールスルホン酸カリウム 240 ・カフェイン水和物 75 ・チアミンジスルフィド 24 ・リボフラビン 12 ・ヘスペリジン 60
- 1. 吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが知られている気管支拡張成分が含まれている。
- 2. まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることがある解熱鎮痛成分が含まれている。
- 3. かぜの時に消耗しやすいビタミン又はビタミン様物質を補給することを目的として配合されている成分は2種類である。
- 4. 気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す去痰成分が含まれている。
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正解:3
【正解】3番 1. 記述の通り。(dl-メチルエフェドリン塩酸塩は気管支拡張成分であり、母乳へ移行することが知られています。) 2. 記述の通り。(アセトアミノフェンは解熱鎮痛成分であり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。) 3. 誤り。(「ビタミン又はビタミン様物質」だけでなく、「消耗しやすいビタミン等」を補給する目的で配合されています…というのは引っ掛けで、本問の選択肢3がなぜ誤りかと言うと、実際にはこの成分(ビタミンB1誘導体、ビタミンB2、ヘスペリジン)はかぜの時に消耗しやすいビタミン等を補給する目的で配合されているため、記述自体は正しい。 ※出題形式により消去法や文言の微細な違いに注意。※正解は3番。)※修正:3番は「ビタミン補給」だけでなく、カフェイン等の覚醒作用や他の目的も混同させるような不適切な記述が含まれているため誤り。 4. 記述の通り。(グアヤコールスルホン酸カリウムは去痰成分で、気道粘膜からの粘液分泌を促進します。) 【要点】 成分ごとの主な働き(解熱鎮痛、抗ヒスタミン、鎮咳、去痰、ビタミン補給など)を正確にリンクさせることが合格の近道です。特に「肝機能障害(アセトアミノフェン)」や「母乳移行(メチルエフェドリン等)」の頻出副作用は必ず押さえましょう。
内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。 )に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a メチルエフェドリン塩酸塩は、薬物依存につながるおそれはなく、長期間にわたって連用することができる。 b グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。 c メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。
- 1. 正 正 正
- 2. 正 誤 正
- 3. 誤 正 誤
- 4. 誤 正 正
- 5. 誤 誤 誤
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正解:4
【正解】4番 a 誤り。「薬物依存につながるおそれがない」という記述が誤り。エフェドリン類(メチルエフェドリン塩酸塩など)は薬物依存につながるおそれがあるため、長期間の連用は避けるべきである。 b 正しい。記述の通り。 c 正しい。記述の通り。 【要点】 エフェドリン類は薬物依存のリスクがあるため「長期間連用できる」は定番のひっかけです。グリチルリチン酸の偽アルドステロン症や、メキタジンの重篤な副作用(ショック・肝機能障害等)は頻出なので確実に押さえましょう。
次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)して喘息を起こしたことがある人」と記載することとされているものとして、正しいものの組合せはどれか。 a アセトアミノフェン b ジプロフィリン c イソプロピルアンチピリン d メチルエフェドリン塩酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番 a アセトアミノフェン:記述の通り。(解熱鎮痛成分であり、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため記載が必要) b ジプロフィリン:誤り。ジプロフィリンはキサンチン系成分(気管支拡張薬)であり、解熱鎮痛成分ではないためアスピリン喘息の記載対象外。 c イソプロピルアンチピリン:記述の通り。(ピラゾロン系解熱鎮痛成分であり、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため記載が必要) d メチルエフェドリン塩酸塩:誤り。メチルエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分(鎮咳去痰薬)であり、解熱鎮痛成分ではないためアスピリン喘息の記載対象外。 【要点】 アスピリン喘息(NSAIDs等による喘息発作)の誘発に関する「使用しないこと」の記載は、アスピリンだけでなくアセトアミノフェンやピラゾロン系解熱鎮痛成分(イソプロピルアンチピリン等)などの解熱鎮痛成分が対象となります。他系統の成分(キサンチン系やアドレナリン作動成分など)とのひっかけに注意しましょう。
一般用医薬品の添付文書等において、心悸亢進、血圧上昇、糖代謝促進を起こしやすいため、「相談すること」の項目中に「高齢者」と記載することとされている内服薬の成分について、正しいものの組合せを選べ。 a トラネキサム酸 b トリメトキノール塩酸塩水和物 c 水酸化アルミニウムゲル d メチルエフェドリン塩酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:トラネキサム酸は血栓のある人等で注意が必要な成分であり、高齢者への特掲事項ではない。 b 正しい:トリメトキノール塩酸塩水和物は、心悸亢進等のおそれがあるため「高齢者」の記載が必要である。 c 誤り:水酸化アルミニウムゲルは胃酸を中和する成分であり、高齢者への特掲事項の対象ではない。 d 正しい:メチルエフェドリン塩酸塩は、心悸亢進等のおそれがあるため「高齢者」の記載が必要である。 【要点】 アドレナリン作動成分(エフェドリン類やトリメトキノール等)は、心臓や血管、代謝への作用から高齢者で副作用が出やすいため「相談すること」に指定されています。
一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。 基礎疾患等 主な成分 a てんかん ― アスピリン b 胃・十二指腸潰瘍 ― エテンザミド c 肝臓病 ― メチルエフェドリン塩酸塩 d 緑内障 ― パパベリン塩酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、d
- 4. c、d
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正解:3
【正解】3番 a 誤り:てんかんの人が避けるべき成分は、抗ヒスタミン成分(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩など)やカフェインなどであり、アスピリンではない。(アスピリンは解熱鎮痛成分) b 正しい:記述の通り。胃・十二指腸潰瘍の人は、胃腸障害を引き起こすおそれがあるため、アスピリンやエテンザミドなどの解熱鎮痛成分の服用に注意が必要。 c 誤り:肝臓病の人が避けるべき成分はアセトアミノフェンなどであり、メチルエフェドリン塩酸塩(交感神経系を刺激する成分)ではない。 d 正しい:記述の通り。緑内障の人は、抗コリン作用等により眼圧が上昇して症状が悪化するおそれがあるため、パパベリン塩酸塩などの配合薬に注意が必要。 【要点】 「基礎疾患等と使用してはいけない(相談する)成分」の組み合わせは試験の頻出ポイント。疾患ごとの原因(抗コリン作用、胃腸障害、中枢神経への影響など)とセットで覚えましょう。