2025年 関西広域連合 問37 の解説

2025年 / 関西広域連合 問37 難問 ★★★

胃腸に作用する薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 毎日の排便が滞るような便秘には、大腸刺激性瀉下成分が配合された瀉下薬の常用が望ましい。 b 制酸成分を主体とする胃腸薬は、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。 c 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合されている局所麻酔成分は、痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等を見過ごすおそれがあり、長期間にわたって漫然と使用することは避けることとされている。 d 腸内殺菌成分の入った止瀉薬は、下痢の予防にも有効である。

  1. 1. 誤 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 誤 正
  5. 5. 正 誤 正 正
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正解:1

【正解】1番 a 誤:「常用が望ましい」ではなく、習慣性・耐性が生じやすいため「長期間にわたって漫然と使用することは避ける」べきである。 b 正:記述の通り。炭酸飲料等の酸度の高い飲料と一緒に服用すると、制酸成分の中和作用が低下するおそれがある。 c 正:記述の通り。局所麻酔成分による鎮痛効果で症状が一時的に隠れ、重大な疾患の発見が遅れるおそれがあるため漫然使用は避ける。 d 誤:腸内殺菌成分はすでに起こっている下痢の治療(原因菌の殺菌等)に用いられるものであり、「下痢の予防」には用いない。 【要点】 「常用が望ましい」「予防にも有効」といった甘い表現は、副作用のリスクや適正使用の観点から「誤り」であることが多いので注意しましょう。

出典区分:令和7年度 関西広域連合(関西広域連合の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。