胃の薬
スクラルファート
すくらるふぁーと / 第3章
💡 作用のポイント
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📝 この成分が出題された過去問 5 問
胃腸に作用する薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ウルソデオキシコール酸は、肝臓病の診断を受けた人では、かえって症状を悪化させるおそれがある。 b テプレノンは、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人では、生じた血栓が分解されにくくなることが考えられる。 c スクラルファートは、透析を受けている人では、使用を避ける必要がある。 d ピレンゼピン塩酸塩は、排尿困難、動悸、目のかすみの副作用を生じることがある。
- 1. 誤 正 誤 正
- 2. 誤 正 正 誤
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 正 正 誤 正
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正解:3
【正解】3番 a 正記述の通り。肝臓病の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがあるため使用を避ける。 b 誤「テプレノン」ではなく「トラネキサム酸」などの説明。テプレノンは胃粘膜を保護・修復する成分である。 c 正記述の通り。アルミニウムを含有するため、透析を受けている人ではアルミニウム脳症や骨軟化症を発症・悪化させるおそれがある。 d 正記述の通り。抗コリン作用を示すため、排尿困難、動悸、目のかすみなどの副作用が現れることがある。 【要点】 成分名と「相談すること(禁忌)」の正しい組み合わせが問われる定番問題。特にスクラルファート(透析患者への使用注意・アルミニウム脳症)とトラネキサム酸(血栓に関する注意)の混同に注意しましょう。
胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。 b ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがある。 c ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている場合がある。 d テプレノンの副作用として腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:5
【正解】5番 a 誤り:スクラルファートはアルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある(「マグネシウム」ではなく「アルミニウム」が誤り)。 b 誤り:ピレンゼピン塩酸塩は副交感神経遮断成分(抗コリン成分)であり、トラネキサム酸に関する記述は誤り(トラネキサム酸の説明が混入している)。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 スクラルファートに含まれる金属はアルミニウムであり、透析患者への禁忌は試験頻出の重要ポイントです。また、他の成分の説明が紛れ込んでいる選択肢(b)のひっかけパターンに注意しましょう。
一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」において、「相談すること」の項目中に「腎臓病の診断を受けた人」を記載することとされている医薬品の成分とその理由に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 【医薬品の成分】 【理由】 a アセトアミノフェン - 大量に使用するとナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、むくみ(浮腫)等の症状が現れ、腎臓病を悪化させるおそれがあるため。 b スクラルファート - 過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため。 c ピペラジンリン酸塩 - ナトリウム、カルシウム、マグネシウム等の無機塩類の排泄が遅れたり、体内貯留が現れやすいため。 d プソイドエフェドリン - 腎臓における排泄が円滑に行われず、副作用が現れやすくなる塩酸塩 ため。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. b,c
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:「大量に使用するとナトリウム貯留~むくみ等が現れ、腎臓病を悪化させる」のは甘草(カンゾウ)などの成分の理由であり、アセトアミノフェンではない。 b 正しい。記述の通り。 c 誤り:この記述は腎臓病ではなく「透析療法を受けている人」における無機塩類(マグネシウム等)の理由である。 d 正しい。記述の通り。 【要点】 「腎臓病の診断を受けた人」で相談が必要な成分(プソイドエフェドリン塩酸塩、スクラルファート等)と、その理由(腎排泄遅延・アルミニウム貯留など)をセットで覚えましょう。甘草のナトリウム貯留等の記述との混同に注意!
次の表は、ある制酸薬に含まれている成分の一覧である。 この制酸薬の添付文書の「してはいけないこと」の項において、「次の人は使用(服用)しないこと」に記載されている事項として、正しいものはどれか。 3包中スクラルファート水和物 1,500mgメタケイ酸アルミン酸マグネシウム 1,500mg ・合成ヒドロタルサイト 750 ・コウボク流エキス 0.6 ・ソウジュツ流エキス 0.6
- 1. 喘息を起こしたことがある人
- 2. 透析療法を受けている人
- 3. 日常的に不眠の人
- 4. 牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人
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正解:2
【正解】2番 1. 誤り:喘息を起こしたことがある人は、「してはいけないこと」ではなく、解熱鎮痛薬などで注意すべき事項(アレルギーの既往など)です。 2. 正しい:記述の通り。アルミ製剤(スクラルファート、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト)が含まれており、腎障害があるとアルミニウムが脳などに蓄積して副作用を起こすおそれがあるため、透析療法を受けている人は使用してはいけません。 3. 誤り:日常的に不眠の人は、制酸薬の「してはいけないこと」には該当しません。 4. 誤り:牛乳によるアレルギー症状はカルシウム製剤などの注意事項であり、本剤に含まれる成分の禁忌ではありません。 【要点】 アルミニウムを含む成分(スクラルファート、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなど)が配合されている薬は、「透析療法を受けている人」への使用が禁止(してはいけないこと)されています。「アルミ=透析」のセットで確実に覚えましょう!
一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等と医薬品成分・薬効群等との関係の正誤について、正しい組合せを選べ。 基礎疾患等 医薬品成分・薬効群等 a 高血圧 アセトアミノフェンが配合された解熱鎮痛薬 b 腎臓病 スクラルファートが配合された胃腸薬 c 心臓病 グリセリンが配合された浣腸薬 d 肝臓病 酸化マグネシウムが配合された瀉下薬
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 正 正
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正解:1
【正解】1番 a 誤:「アセトアミノフェン」は胃腸への負担や血圧上昇作用が比較的少なく、高血圧の人が「相談すること」とはされていない(高血圧で注意すべきはプソイドエフェドリン等のアドレナリン作動薬など)。 b 正:記述の通り。スクラルファート等のアルミニウムを含む成分は、腎臓病の人が使用するとアルミニウム脳症などのリスクが高まるため相談することとされている。 c 正:記述の通り。グリセリン(浣腸薬)は直腸刺激や水分引き込みにより血圧や心臓に負担をかけることがあるため、心臓病の人は相談することとされている。 d 誤:「酸化マグネシウム」は腸管からほとんど吸収されないため、肝臓病の人が「相談すること」とはされていない。 【要点】 「相談すること」の基礎疾患(高血圧・腎臓病・心臓病・肝臓病など)と医薬品成分の組み合わせは頻出!特にマグネシウム等のミネラル系成分や、血圧・心臓に影響する成分の作用機序をセットで押さえましょう。