腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤のうち、以下の記述に当てはまるものはどれか。 体力中等度以下で、腹部膨満感のあるもののしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされる。
- 1. 麻子仁丸
- 2. 酸棗仁湯
- 3. 桂枝加芍薬湯
- 4. 大黄牡丹皮湯
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正解:3
【正解】3番 1. 麻子仁丸:体力中等度以下で、便秘の傾向があるものの胃腸炎、便秘に適すとされるが、「しぶり腹、腹痛、下痢」の症状は含まれない。 2. 酸棗仁湯:精神不安や不眠などを改善する目的で用いられ、腸の不調(しぶり腹や下痢など)を改善する目的ではない。 3. 桂枝加芍薬湯:記述の通り。 4. 大黄牡丹皮湯:体力充実して、下腹部痛があるものの便秘、月経痛などに適すとされ、体力中等度以下のしぶり腹や下痢の症状には適さない。 【要点】 「しぶり腹(残便感があり、1日に何度も便意をもよおすもの)、腹痛、下痢、便秘」というキーワードが出たら「桂枝加芍薬湯」と即答できるようにしましょう。麻子仁丸(便秘特化)や大黄牡丹皮湯(体力充実・下腹部痛)との違いに注意です。