貧血用薬(鉄製剤)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として、ビタミンCが配合されていることがある。 b 月経血損失のある女性や鉄要求量の増加する妊婦は、鉄欠乏状態を生じやすいため、貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することが適当である。 c マンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸マンガンが配合されている場合がある。 d 貧血用薬(鉄製剤)服用の前後30分にタンニン酸を含む飲食物(緑茶、柿等)を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が良くなる。
- 1. 正 誤 正 正
- 2. 正 誤 誤 誤
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 誤 正 正 正
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正解:2
【正解】2番 a 正しい。記述の通り。 b 誤り。「予防的」ではなく、貧血の症状がみられてから(治療目的で)使用すべきである。 c 誤り。赤血球ができる過程で必要なビタミンB12の構成成分(造血を助ける成分)は、マンガンではなく「コバルト」である。 d 誤り。タンニン酸と鉄が結合して吸収が「悪くなる」ため、服用の前後30分は緑茶や紅茶などのタンニンを含む飲食物を避けるべきである。 【要点】 鉄製剤の吸収を良くするビタミンCに対し、タンニン酸は吸収を妨げます。また、造血成分のひっかけ(マンガン→コバルト)や「予防的使用の可否」は頻出ポイントなので確実に押さえましょう!