眼科用薬
ビタミンA
びたみん / 第3章
💡 作用のポイント
ビタミン成分こう肛門周囲の末梢血管の血行を改善する作用を期待してビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)、傷の治りを促す作用を期待してビタミンA油等が配合されている場合がある。
📝 この成分が出題された過去問 9 問
他の医薬品や食品との相互作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 一般用医薬品は、一つの医薬品の中に作用の異なる複数の成分を組み合わせて含んでいる(配合される)ことが多く、他の医薬品と併用した場合に、同様な作用を持つ成分が重複することがある。 b 相互作用は、医薬品が薬理作用をもたらす部位においてのみ起こる。 c 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。 d カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、それらを含む医薬品と食品を一緒に服用すると過剰摂取となるものもある。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 誤 正 誤 正
- 3. 正 誤 誤 誤
- 4. 正 誤 正 正
- 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:4
【正解】4番 a 正しい。一般用医薬品は複数の成分が配合されていることが多く、他の医薬品と併用すると同様の成分が重複することがあります。 b 誤り。相互作用は、薬理作用をもたらす部位だけでなく、吸収・代謝・排泄の過程など体内動態の様々な段階で起こります。 c 正しい。複数の疾病がある人は複数の医薬品を使用することが多く、医薬品同士の相互作用リスクが高まるため特に注意が必要です。 d 正しい。カフェインやビタミンA等は食品にも含まれており、同じ成分を含む医薬品と同時に摂ると過剰摂取につながります。 【要点】 相互作用は「薬理作用の部位」だけでなく体内動態の過程でも起こる点が最大のひっかけポイントです。成分の重複や食品との同時摂取による過剰摂取にも注意しましょう。
妊娠又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性(授乳婦)への医薬品の使用等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 胎盤には、胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組み(血液-胎盤関門)があり、母体が医薬品を使用した場合でも医薬品の成分の胎児への移行は全て防御される。 b 一般用医薬品において、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い理由は、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるためである。 c ビタミンA含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。 d 授乳婦が使用した医薬品の成分が、乳汁中に移行することはない。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,c
- 5. b,d
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:血液-胎盤関門があるものの、全ての成分の移行が「防御される(完全に防げる)」わけではなく、多くの医薬品の成分が胎盤を通過して胎児に移行します。 b 記述の通り。 c 記述の通り。 d 誤り:授乳婦が使用した医薬品の成分は、血液中から乳汁中に移行するため、母乳を介して乳児へ届くことがあります。 【要点】 「全て防御される」「移行することはない」といった極端な表現(絶対表現)は、医薬品試験では「誤り」であることがほとんどです。妊婦や授乳婦への影響に関する正しい知識を押さえましょう。
妊婦又は妊娠していると思われる女性及び授乳婦の医薬品使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品の成分が胎児に移行する量は、未解明のことが多い。 b ビタミンA含有製剤を妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。 c 便秘薬の配合成分やその用量によっては、流産や早産を誘発するおそれがある。 d 授乳婦が使用した医薬品の成分が乳汁中に移行することはない。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 正 正 正
- 5. 正 正 正 正
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正解:1
【正解】1番 a 正しい。医薬品の成分が胎盤を通過して胎児に移行する量は、未解明のことが多い。 b 正しい。ビタミンA含有製剤の過剰摂取は、妊娠前後の一定期間において胎児の先天異常のリスクを高める。 c 正しい。刺激性下剤などの便秘薬は、子宮収縮を刺激して流産や早産を誘発するおそれがある。 d 誤り。授乳婦が使用した医薬品の成分は乳汁中に「移行する」ため、母乳を介して乳児へ移行することがある。 【要点】 「乳汁中に移行しない」という記述は典型的なひっかけです。授乳婦への医薬品の影響だけでなく、妊婦へのビタミンAや便秘薬(下剤)のリスクは頻出なので確実に押さえましょう。
肝臓及び胆嚢に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。 b 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等を貯蔵することはできるが、水溶性ビタミンであるビタミンB6、B12等は貯蔵することができない。 c 胆汁に含まれるビリルビンは、赤血球中のグロブリンが分解された老廃物である。 d 肝臓では、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成することができない。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 誤 正 誤 正
- 3. 正 誤 誤 誤
- 4. 正 誤 正 正
- 5. 誤 正 誤 誤
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正解:3
【正解】3番a:記述の通り。 b:水溶性ビタミン(ビタミンB6、B12等)も肝臓に貯蔵することができるため誤り。 c:ビリルビンは、赤血球中の「ヘモグロビン(血色素)」が分解された老廃物であるため誤り(グロブリンはタンパク質成分)。 d:肝臓では、体内で合成できない必須アミノ酸以外の「非必須アミノ酸」を生合成することができるため誤り。 【要点】 肝臓は水溶性ビタミンも含めて多くの栄養素を貯蔵でき、アミノ酸の生合成(非必須アミノ酸)も行います。また、ビリルビンの元となるのはヘモグロビンという頻出のひっかけポイントに注意しましょう。
胆嚢及び肝臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等のほか、ビタミンB6やB12等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもある。 b 肝臓は、胆汁を産生するほか、栄養分の代謝・貯蔵、生体に有害な物質の無毒化・代謝などの働きがある。 c アルコールは、肝臓へと運ばれて一度アセトアニリドに代謝されたのち、さらに代謝されて酢酸となる。 d 肝機能障害や胆管閉塞などを起こすとアンモニアが循環血液中に滞留して、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる症状)を生じる。
- 1. 誤 誤 正 誤
- 2. 正 正 誤 誤
- 3. 正 誤 誤 正
- 4. 正 誤 正 正
- 5. 誤 正 誤 正
滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a ビタミンAやビタミンDなどの水溶性ビタミンでは、過剰摂取により過剰症を生じるおそれがある。 b 医薬部外品として製造販売されている製品の効能・効果の範囲は、しみ・そばかす等のような特定部位の症状に限定されている。 c 生薬成分であるロクジョウは、医薬部外品においても配合することができる。 d ビタミン成分の1日最大量が既定値を超えるものであっても、医薬部外品として製造販売されている製品がある。
- 1. 誤 誤 誤 正
- 2. 誤 誤 正 誤
- 3. 誤 正 誤 誤
- 4. 正 誤 誤 誤
- 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:5
【正解】5番 a 誤り:ビタミンAやビタミンDは「水溶性」ではなく「脂溶性」ビタミンであり、過剰摂取により過剰症を生じるおそれがある。 b 誤り:医薬部外品として製造販売されている製品の効能・効果は、身体の変調や不調の防止などに限定されており、しみ・そばかす等のような特定部位の症状は医薬品の範囲である。 c 誤り:ロクジョウは医薬部外品には配合できず、医薬品(生薬成分)としての使用に限られる。 d 誤り:医薬部外品に配合されるビタミン成分等の1日最大量は、一般用医薬品の基準よりも少なく既定値を超えることはできない。 【要点】 本問はすべて「誤り」という意地悪な構成でした。脂溶性と水溶性の区別、医薬品と医薬部外品の範囲・配合成分の違いを正確に押さえましょう。
目に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働きはない。 b ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。 c 角膜と水晶体の間は、房水で満たされ、眼内に一定の圧を生じさせている。 d 遠近の焦点調節は、主に硝子体の厚みを変化させることによって行われている。
- 1. a、b
- 2. a、d
- 3. b、c
- 4. c、d
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正解:3
【正解】3番 a 誤り:涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働き「がある」。 b 正しい。記述の通り。 c 正しい。記述の通り。 d 誤り:遠近の焦点調節は、主に「水晶体」の厚みを変化させることによって行われている(硝子体ではない)。 【要点】 「涙液=酸素・栄養の供給」「焦点調節=水晶体(硝子体ではない)」は試験の超定番!この2点を見抜ければ一発で正解できます。
目に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 目を使う作業を続けると、眼筋の疲労のほか、遠近の焦点調節を行っている硝子体の疲労などが起こる。 b 雪眼炎は、眼球が紫外線を含む光に長時間曝されることにより、網膜の上皮が損傷を起こした状態である。 c 視細胞が光を感じる反応にはビタミンAが不可欠であるため、不足すると夜間視力の低下が生じる。 d 睡眠中は涙液分泌が多いため、滞留した老廃物に粘液や脂分が混じって眼脂(目やに)となる。
- 1. 誤 正 誤 正
- 2. 誤 正 正 誤
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 正 正 誤 正
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正解:4
【正解】4番 a 誤り:「硝子体」ではなく、遠近の焦点調節を行っているのは「毛様体」です。硝子体は眼球の中身(ゼリー状の組織)で調節はしません。 b 誤り:紫外線による障害は「網膜」ではなく「結膜や角膜(眼球の表面)」の上皮が損傷を起こした状態です。 c 正しい:記述の通り。ビタミンAは視細胞の光受容物質(ロドプシン)の構成成分であり、不足すると夜盲症(夜間視力の低下)につながります。 d 誤り:睡眠中は涙液分泌が「少なく(低下)」なるため、乾燥を防ぐために粘液や脂分が混じって眼脂(目やに)となります。 【要点】 「毛様体(調節機能)」と「硝子体」、「角膜・結膜」と「網膜」など、目に関する器官の名称と働きを入れ替えるひっかけ問題に注意しましょう。睡眠中の涙液分泌は低下します。
外用痔疾用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、冷感刺激を生じさせるクロタミトンが配合されている場合がある。 b 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、組織修復成分であるイソプロピルメチルフェノールが配合されている場合がある。 c 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。 d 傷の治りを促す作用を期待して、ビタミンA油が配合されている場合がある。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:5
【正解】5番 a 誤り:クロタミトンは「冷感刺激」ではなく「痒み止め(鎮痒成分)」として配合される。冷感刺激を生じさせるのはl-メントールやカンフルなど。 b 誤り:イソプロピルメチルフェノールは組織修復成分ではなく「殺菌成分」。組織修復成分にはアラントインやヒドロコルチゾンなどがある。 c 正しい。 d 正しい。 【要点】 成分の「分類(作用)」を問う問題が頻出です。殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール、セチルピリジニウム塩化物等)と組織修復成分(アラントイン、ビタミンA油等)の混同に注意しましょう。