📝 第5章の過去問 79 問
医薬品の適正使用情報に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 1. 要指導医薬品は、医薬関係者の判断に従い、一般の生活者が使用するものである。
- 2. 一般用医薬品の添付文書や製品表示に記載されている適正使用情報は、医薬品の販売に従事する専門家が正確に理解できるように専門的な表現で記載されている。
- 3. 令和3年8月1日から、医療用医薬品への紙の添付文書の同梱が廃止され、注意事項等情報は電子的な方法により提供されることとなったが、一般用医薬品の一般の生活者が直接購入する製品は、引き続き紙の添付文書が同梱されている。
- 4. 一般用医薬品の添付文書の内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、1年に1回定期的に改訂がなされている。
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正解:3
【正解】3番
1. 誤り:「医薬関係者の判断」ではなく「購入者自身の判断」に基づいて使用されるものです。
2. 誤り:適正使用情報は「医薬品の販売に従事する者だけでなく、一般の生活者に対しても提供される」ものです。
3. 正しい:記述の通り。
4. 誤り:新たな知見等が得られた場合、添付文書の内容は「必要に応じて速やかに改訂される」べきものです。
【要点】
要指導・一般用医薬品は「生活者自身」が使用・判断するものであり、添付文書は販売従事者だけでなく生活者にも提供されます。また、添付文書は新たな知見に基づき随時改訂されます。
一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の項の副作用の記載に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
副作用については、まず( a )な副作用について( b )に症状が記載され、そのあとに続けて、( c )な副作用について副作用名ごとに症状が記載されている。
- 1. まれに発生する重篤 関係部位別 一般的
- 2. まれに発生する重篤 副作用名ごと 一般的
- 3. 一般的 関係部位別 まれに発生する重篤
- 4. 一般的 副作用名ごと まれに発生する重篤
- 5. 高頻度 副作用名ごと 低頻度
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正解:3
【正解】3番(a)「一般的」
記述の通り。まずはよく見られる一般的な(比較的軽い)副作用から記載されます。
(b)「関係部位別」
記述の通り。一般的な副作用は、皮膚、消化器などの「関係部位別」に症状が記載されます。
(c)「まれに発生する重篤」
記述の通り。そのあとに、ショックや皮膚粘膜眼症候群などの「まれに発生する重篤」な副作用が続きます。
【要点】
添付文書の副作用の順番は「一般的(関係部位別)」→「まれに発生する重篤(副作用名ごと)」の順です。この順序を逆にするひっかけ問題が非常によく出るので、セットで覚えましょう!
一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 「使用上の注意」は、枠囲い、文字の色やポイントを替えるなど他の記載事項と比べて目立つように記載されている。
b 重篤な副作用として、ショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、喘息等が掲げられている医薬品では、アレルギーの既往歴がある人等は「相談すること」として記載されている。
c 漢方処方製剤では、長期連用する場合には、専門家に相談する旨が記載されている(本記載がない漢方処方製剤は、短期の使用に限られるもの)。
d 一般用医薬品と医療用医薬品の併用については、医療機関で治療を受けている人が、治療のために処方された医薬品の使用を自己判断で控えることは適当でないため、「してはいけないこと」の項に記載されている。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. b,c
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:2
【正解】2番
a 記述の通り。
b 誤り。「アレルギーの既往歴がある人等」は、「してはいけないこと」の項に記載されています。(「相談すること」ではありません)
c 記述の通り。
d 誤り。一般用医薬品と医療用医薬品の併用は自己判断を避けるため、「してはいけないこと」ではなく「相談すること」の項に記載されています。
【要点】
「アレルギーの既往歴」や「医療機関での治療中」に関する事項は、禁忌(してはいけないこと)ではなく、医師等への「相談すること」に分類される点が最大のひっかけポイントです。
一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項に記載することとされている事項と医薬品成分の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
【「次の人は使用(服用)しないこと」の項に
【医薬品成分】
記載することとされている事項】
a 妊婦又は妊娠していると思われる人 - エストラジオール
b 出産予定日12週以内の妊婦 - イブプロフェン
c 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は - ジフェンヒドラミン塩酸塩授乳を避けること
- 1. 誤 誤 正
- 2. 正 正 誤
- 3. 正 誤 誤
- 4. 正 正 正
- 5. 誤 正 誤
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正解:4
【正解】4番
a 正:エストラジオール(卵胞ホルモン)は、胎児への影響等を考慮し、妊婦又は妊娠していると思われる人は「使用しないこと」とされています。
b 正:イブプロフェン(解熱鎮痛成分)は、プロスタグランジン産生抑制作用等による動物実験での胎児移行・異常等のリスクから、出産予定日12週以内の妊婦は「使用しないこと」とされています。
c 正:ジフェンヒドラミン塩酸塩(抗ヒスタミン成分)は、母乳中への移行により乳児に影響を与えるおそれがあるため、授乳中の人は「服用しないこと(または授乳を避けること)」とされています。
【要点】
妊婦や授乳婦に対する禁忌事項は、成分ごとのリスク(ホルモン系、解熱鎮痛薬の移行期、母乳移行など)とセットで確実に覚えましょう。特に「出産予定日12週以内」は解熱鎮痛薬(NSAIDs)の超頻出ひっかけポイントです。
一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」において、「相談すること」の項目中に「腎臓病の診断を受けた人」を記載することとされている医薬品の成分とその理由に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
【医薬品の成分】
【理由】
a アセトアミノフェン - 大量に使用するとナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、むくみ(浮腫)等の症状が現れ、腎臓病を悪化させるおそれがあるため。
b スクラルファート - 過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため。
c ピペラジンリン酸塩 - ナトリウム、カルシウム、マグネシウム等の無機塩類の排泄が遅れたり、体内貯留が現れやすいため。
d プソイドエフェドリン - 腎臓における排泄が円滑に行われず、副作用が現れやすくなる塩酸塩 ため。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. b,c
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:4
【正解】4番
a 誤り:「大量に使用するとナトリウム貯留~むくみ等が現れ、腎臓病を悪化させる」のは甘草(カンゾウ)などの成分の理由であり、アセトアミノフェンではない。
b 正しい。記述の通り。
c 誤り:この記述は腎臓病ではなく「透析療法を受けている人」における無機塩類(マグネシウム等)の理由である。
d 正しい。記述の通り。
【要点】
「腎臓病の診断を受けた人」で相談が必要な成分(プソイドエフェドリン塩酸塩、スクラルファート等)と、その理由(腎排泄遅延・アルミニウム貯留など)をセットで覚えましょう。甘草のナトリウム貯留等の記述との混同に注意!
次の表は、ある制酸薬に含まれている成分の一覧である。
この制酸薬の添付文書の「してはいけないこと」の項において、「次の人は使用(服用)しないこと」に記載されている事項として、正しいものはどれか。
3包中スクラルファート水和物 1,500mgメタケイ酸アルミン酸マグネシウム 1,500mg
・合成ヒドロタルサイト 750
・コウボク流エキス 0.6
・ソウジュツ流エキス 0.6
- 1. 喘息を起こしたことがある人
- 2. 透析療法を受けている人
- 3. 日常的に不眠の人
- 4. 牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人
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正解:2
【正解】2番
1. 誤り:喘息を起こしたことがある人は、「してはいけないこと」ではなく、解熱鎮痛薬などで注意すべき事項(アレルギーの既往など)です。
2. 正しい:記述の通り。アルミ製剤(スクラルファート、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト)が含まれており、腎障害があるとアルミニウムが脳などに蓄積して副作用を起こすおそれがあるため、透析療法を受けている人は使用してはいけません。
3. 誤り:日常的に不眠の人は、制酸薬の「してはいけないこと」には該当しません。
4. 誤り:牛乳によるアレルギー症状はカルシウム製剤などの注意事項であり、本剤に含まれる成分の禁忌ではありません。
【要点】
アルミニウムを含む成分(スクラルファート、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなど)が配合されている薬は、「透析療法を受けている人」への使用が禁止(してはいけないこと)されています。「アルミ=透析」のセットで確実に覚えましょう!
一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
( a )を主な成分とする一般用医薬品を服用すると、排尿筋の( b )と括約筋の( c )が起こり、尿の貯留を来すおそれがある。
特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがあるため、その添付文書等において、「相談すること」の項目に「次の症状がある人」として「排尿困難」と記載することとされている。
なお、構成生薬として( d )を含む漢方処方製剤についても、同様の記載がされている。
- 1. ジフェニドール塩酸塩 収縮 収縮 マオウ
- 2. ジフェニドール塩酸塩 弛緩 収縮 マオウ
- 3. ジフェニドール塩酸塩 収縮 弛緩 ダイオウ
- 4. サリチルアミド 弛緩 弛緩 マオウ
- 5. サリチルアミド 弛緩 収縮 ダイオウ
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正解:2
【正解】2番(a)ジフェニドール塩酸塩:記述の通り。なお、サリチルアミドは解熱鎮痛成分であり、尿閉の副作用とは無関係。
(b)弛緩:記述の通り。排尿筋が「弛緩」すると、膀胱が広がって尿をため込む状態になり、尿が出にくくなる。
(c)収縮:記述の通り。尿道括約筋が「収縮」して出口を締めてしまうため、排尿が困難(尿閉)になる。
(d)マオウ:記述の通り。アドレナリン作動成分(エフェドリン等)を含み、同様の抗コリン作用的な排尿困難を引き起こす。
【要点】
抗コリン作用やアドレナリン作動成分をもつ成分(ジフェニドール、マオウ等)は、膀胱の「排尿筋を弛緩・括約筋を収縮」させるため、前立腺肥大症の人は尿閉に注意が必要です。
一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a プソイドエフェドリン塩酸塩は、副交感神経興奮作用により血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれがあるため、高血圧の診断を受けた人は使用しないこととされている。
b ステロイド性抗炎症成分は、副腎皮質の機能亢進を生じるおそれがあるため、長期連用しないこととされている。
c ステロイド性抗炎症成分が配合された外用薬は、細菌等の感染に対する抵抗力を弱めて、感染を増悪させる可能性があるため、患部が化膿している人は使用しないこととされている。
d 次硝酸ビスマスを含む医薬品は、吸収減少により効果が得られないため、服用前後は飲酒しないこととされている。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 誤 誤 正
- 3. 誤 正 正 正
- 4. 誤 誤 誤 正
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:5
【正解】5番
a 誤:「副交感神経興奮作用」ではなく「交感神経興奮作用」により血圧を上昇させるため、高血圧の人は使用しないこととされている。
b 誤:「副腎皮質の機能亢進」ではなく「副腎皮質の機能不全(低下)」を生じるおそれがあるため、長期連用しないこととされている。
c 正:記述の通り。
d 誤:「次硝酸ビスマス」ではなく「テトラサイクリン系抗生物質など(またはアルコールにより効果が影響を受けるもの)」の記述である。
【要点】
プソイドエフェドリン塩酸塩は「交感神経」の興奮(アドレナリン作動)による血圧上昇に注意が必要です。また、ステロイドの長期連用はホルモン産生を抑えてしまうため「機能不全」を引き起こす点も頻出のひっかけです。
一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 散剤は、取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあるため、冷蔵庫内での保管は不適当である。
b 点眼薬は、長期間の保存に適さないので、家族で共用し、できる限り早期に使い切ることが望ましい。
c シロップ剤は、特に変質しやすいため、開封後は低温下で保管することが望ましく、凍結させても効力に影響はない。
d 適切な保存条件の下で、製造後3年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品においては、「使用期限」の法的な表示義務はない。
- 1. 正 誤 誤 正
- 2. 正 正 誤 誤
- 3. 正 誤 正 誤
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 誤 正 正 正
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正解:1
【正解】1番
a 正記述の通り。
b 誤家族であっても点眼薬の「共用」は、感染症等を広げるおそれがあるため不適当である。
c 誤シロップ剤を凍結させると品質が低下し、分包等の組成が変わるおそれがあるため「凍結させてはならない」。
d 正記述の通り(なお、通常は製造後3年を超えるものに表示義務がある)。
【要点】
点眼薬の共用は厳禁!また、液剤(シロップ剤など)は凍結による品質変化に注意が必要です。
一般用医薬品の製品表示に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 購入者によっては、購入後すぐ開封せずにそのまま保管する場合や持ち歩く場合があるため、添付文書を見なくても適切な保管がなされるよう、その容器や包装にも、保管に関する注意事項が記載されている。
b 添加物として配合されている成分については、アレルギーの原因となり得るかどうかにかかわらず、すべてを外箱に記載する必要がある。
c 製品表示として、医薬品医療機器等法で定められた表示事項以外を記載してはならない。
d 配置販売される医薬品の使用期限の表示は、「配置期限」として記載される場合がある。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:3
【正解】3番
a 正しい。記述の通り。
b 誤り。すべてを記載するのではなく、「アレルギーの原因となり得る成分(厚生労働省令で定めるもの)」などを対象に記載が求められています。
c 誤り。法で定められた「法定表示事項」の記載は必須ですが、それ以外の有用な情報(使用上の注意など)を記載してはならないということはありません。
d 正しい。記述の通り。
【要点】
外箱等の表示における「すべて記載(網羅的)」という表現は、添加物や法定外事項に関するひっかけ問題の定番パターンなので要注意です。
緊急安全性情報に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
医薬品、医療機器又は再生医療等製品について( a )や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成されるもので、( b )とも呼ばれる。
医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いが、小柴胡湯による( c )に関する緊急安全性情報(平成8年3月)のように、一般用医薬品にも関係する緊急安全性情報が発出されたこともある。
- 1. 迅速な注意喚起 ブルーレター 急性肝炎
- 2. 緊急かつ重大な注意喚起 イエローレター 間質性肺炎
- 3. 緊急かつ重大な注意喚起 イエローレター 急性肝炎
- 4. 緊急かつ重大な注意喚起 ブルーレター 間質性肺炎
- 5. 迅速な注意喚起 イエローレター 急性肝炎
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正解:2
【正解】2番(a)「緊急かつ重大な注意喚起」:記述の通り。緊急安全性情報は、通常の添付文書改訂よりもさらに緊急度の高い対応が必要な場合に作成されます。
(b)「イエローレター」:記述の通り。ちなみに「ブルーレター」は安全性速報を指すため、色と文書の組み合わせに注意が必要です。
(c)「間質性肺炎」:誤り。「急性肝炎」ではなく「間質性肺炎」です(小柴胡湯による副作用として過去に問題となった重大な疾患です)。
【要点】
緊急安全性情報は「イエローレター」と呼ばれ、過去には一般用医薬品の小柴胡湯による「間質性肺炎」に関して発出された事例があります。色の名前や代表的な副作用名は頻出のひっかけポイントです。
医薬品の安全性情報に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)の利用は、医薬関係者に限られる。
- 2. 厚生労働省は、医薬品(一般用医薬品を含む)、医療機器等による重要な副作用、不具合等に関する情報をとりまとめ、「医薬品・医療機器等安全性情報」として、広く医薬関係者向けに情報提供を行っている。
- 3. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページでは、要指導医薬品及び一般用医薬品に関連した情報も掲載されている。
- 4. 製造販売業者から医療機関や薬局等への情報伝達の一つとして、安全性速報がある。
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正解:1
【正解】1番
1. 誤り:PMDAメディナビは、医療関係者だけでなく、一般の利用者も登録して情報を受け取ることができます。「医療関係者向けに限定されている」とする記述は誤りです。
2. 正しい:記述の通り。厚生労働省は、医薬品や医療機器等による重要な副作用や不具合等に関する情報を広く周知するため、「医薬品等安全性情報」を作成・配布しています。
3. 正しい:記述の通り。PMDAのホームページでは、一般用医薬品等の添付文書情報を検索・閲覧できる「添付文書情報検索」サービス等を提供しています。
4. 正しい:記述の通り。安全性速報(ブルーレター)は、緊急かつ重大な注意喚起が必要な際に、製造販売業者から医療機関や薬局等へ伝達される重要な手段の一つです。
【要点】
PMDAメディナビは医療関係者専用ではなく「一般の利用者」も登録可能です。試験では「限定されている」といった排他的な表現のひっかけに注意しましょう。
医薬品の適正使用情報と購入者に対する情報提供に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品の販売に従事する専門家においては、購入者に対して、常に最新の知見に基づいた適切な情報提供を行うため、得られる情報を積極的に収集し、専門家としての資質向上に努めることが求められる。
b 要指導医薬品は、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがあるため、副作用等の回避、早期発見のため必要な注意事項に関心が向くよう、このリスク区分に分類されている旨が製品表示から容易に判別できるようになっている。
c 一般用医薬品は、購入者本人が医薬品を必ず実際に使用するので、購入者本人の副作用の回避、早期発見につながる事項のみ説明すればよい。
d 添付文書や外箱表示は、それらの記載内容が改訂された場合、すぐに改定内容が反映された製品が流通し、改訂前の医薬品が購入者等の目に触れることはない。
- 1. 誤 正 誤 正
- 2. 誤 誤 正 誤
- 3. 正 誤 誤 正
- 4. 正 正 正 誤
- 5. 正 正 誤 誤
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正解:5
【正解】5番
a 正しい。記述の通り。
b 正しい。記述の通り。
c 誤り。代理購入者(家族の分など)が購入することも多いため、「購入者本人」だけでなく「実際に使用する人」の状況に応じた情報提供も必要である。
d 誤り。改訂前の製品が流通在庫として一定期間残るため、すぐにすべてが入れ替わるわけではない。
【要点】
一般用医薬品の購入者は代理人であるケースも考慮する必要があります。また、添付文書等の改訂内容が店頭の全在庫に即座に反映されるわけではない点もよく出るひっかけです。
企業からの副作用等の報告制度に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品も、承認後の調査が製造販売業者等に求められており、副作用等の発現状況等の収集・評価を通じて、承認後の安全対策につなげている。
b 副作用・感染症報告制度において、医薬品等との関連が否定できない感染症に関する症例情報の報告や研究論文等について、製造販売業者等に対して国への報告義務を課している。
c 医薬品の販売業者は、医薬品医療機器等法第68条の2の6第2項により、製造販売業者等が行う情報収集に協力するよう努めなければならない。
d 血液製剤等の生物由来製品を製造販売する企業に対しては、当該製品又は当該製品の原料又は材料による感染症に関する最新の論文や知見に基づき、当該製品の安全性について評価し、その成果を定期的に国へ報告する制度がある。
- 1. 誤 誤 誤 正
- 2. 誤 正 正 誤
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 正 誤 正 正
- 5. 正 正 正 正
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正解:5
【正解】5番
a 正しい記述。
b 正しい記述。
c 正しい記述。
d 正しい記述。
【要点】
製造販売業者等の安全対策に関する報告義務や販売業者の協力義務についての出題です。すべての記述が正確な内容であり「正・正・正・正」が正解となります。
副作用情報等の収集、評価及び措置に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 収集された副作用等の情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討され、必要な安全対策が図られる。
b 既存の医薬品と明らかに異なる有効成分が配合された医薬品については、5年を超えない範囲で厚生労働大臣が承認時に定める一定期間、再審査制度が適用される。
c 製造販売業者には、医療用医薬品で使用されていた有効成分を要指導医薬品で初めて配合したものについては、承認後一律で5年間、安全性に関する調査及び調査結果の厚生労働省への報告が求められている。
d 厚生労働省の健康危機管理に当たっては、科学的・客観的な評価を行うとともに、国民に対して情報の速やかな提供と公表を行うことを基本としている。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:3
【正解】3番a:記述の通り。
b:誤り。「明らかに異なる有効成分」ではなく、「有効成分、効能・効果、用法・用量等に著しい変化がない」ものが再審査制度の対象となる。なお、新有効成分含有医薬品の調査期間は「原則として10年(例外として4年、6年、8年)」である。
c:誤り。「5年間」ではなく「3年間」である。医療用から要指導医薬品に転用されたもの(スイッチOTC等)の再審査期間(調査期間)は原則3年。
d:記述の通り。
【要点】
再審査制度の期間は「新有効成分は原則10年(例外あり)」、医療用からスイッチされたものは「原則3年」と期間の数字が狙われやすいので要暗記!
医薬品副作用被害救済制度に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品を適正に使用したにもかかわらず副作用による一定の健康被害が生じた場合に、医療費等の給付を行い、被害者の迅速な救済を図るものである。
b 給付請求は、副作用を治療した医療機関のみが行うことができる。
c 副作用による疾病のため、入院治療が必要と認められるが、やむをえず自宅療養を行った場合は救済給付の対象とならない。
d 救済給付業務に必要な費用のうち、給付費は製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金により賄われている。
- 1. 誤 正 正 正
- 2. 正 誤 誤 正
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 正 誤 正 正
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。記述の通り。
b 誤り。給付請求は、医療機関ではなく「被害者(または遺族)」が直接行います。
c 誤り。やむをえず自宅療養を行った場合でも、入院治療と同等と認められれば救済給付の対象となります。
d 正しい。記述の通り。
【要点】
給付請求は医療機関ではなく被害者自身が行う点、および自宅療養であっても対象になり得る点が頻出のひっかけポイントです。
医薬品副作用被害救済制度の給付に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 1. 医療費の給付の請求期限は、医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われたときから
- 2. 医療手当は、医薬品の副作用による疾病の治療(入院治療を必要とする程度)に要した費
- 3. 障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある20歳未満の人を養
- 4. 遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て
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正解:4
【正解】4番
1. 誤り:請求期限は、その医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われたときからではなく、「その医療が行われた日の属する月の翌月の初めから5年」である。
2. 誤り:医療手当の対象は「入院治療を必要とする程度」ではなく、それを要しない(通院の)場合も含めた、副作用による疾病の治療全般である。
3. 誤り:障害児養育年金の対象年齢は「20歳未満」ではなく、「18歳未満」である。
4. 正しい:記述の通り。
【要点】
救済制度の「給付の種類ごとの対象年齢(障害児養育年金は18歳未満)」と「請求期限(医療費や医療手当は5年)」は、試験で頻出のひっかけポイントです。正確に暗記しましょう。
医薬品PLセンターに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
医薬品PLセンターは、日本製薬団体連合会において、平成7年7月の製造物責任法(平成6年法律第85号)の施行と同時に開設された。
消費者が、医薬品又は( a )に関する苦情(健康被害以外の損害も含まれる)について( b )と交渉するに当たって、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付け、交渉の仲介や調整・あっせんを行い、( c )な解決に導くことを目的としている。
- 1. 医療機器 国 裁判による法的
- 2. 医療機器 製造販売元の企業 裁判によらずに迅速
- 3. 医薬部外品 国 裁判による法的
- 4. 医薬部外品 製造販売元の企業 裁判によらずに迅速
- 5. 医薬部外品 国 裁判によらずに迅速
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正解:4
【正解】4番(a)医薬部外品(選択肢2の「医療機器」は誤り。医薬品PLセンターの対象は、医薬品および医薬部外品に関する苦情です。)
(b)製造販売元の企業(選択肢1,3,5の「国」は誤り。消費者が国ではなく、製造販売元の企業と交渉する際の仲介等を行います。)
(c)裁判によらずに迅速(選択肢1,3の「裁判による法的」は誤り。裁判によらずに迅速な解決に導くことを目的としています。)
【要点】
医薬品PLセンターの対象は「医薬品・医薬部外品」、交渉相手は「製造販売元の企業」、目的は「裁判によらずに迅速な解決」です。これらをセットで確実に覚えましょう!
医薬品の安全対策に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a いわゆるスイッチOTC医薬品等、承認基準に合致しない医薬品については、製薬企業が承認申請を行うに際してより詳細な資料の提出が要求され、有効性、安全性及び品質に関して厳格な審査が行われる。
b 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が複数報告され、その初期症状はかぜの諸症状と区別が難しく、症状が悪化した場合には注意が必要であることなどから、2003年6月、厚生労働省より関係製薬企業に対して一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂が指示された。
c 解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で、死亡例が発生したことを受けて、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。
d プソイドエフェドリン塩酸塩は、一般用医薬品の鼻炎用内服薬等に配合されていたが、2003年8月までに、用法・用量の範囲を超えた使用等による脳出血等の副作用症例が複数報告されたため、厚生労働省から関係製薬企業に対して、使用上の注意の改訂等を行うとともに、塩酸フェニルプロパノールアミン等への速やかな切替えが指示された。
- 1. a,b
- 2. a,c
- 3. a,d
- 4. b,d
- 5. c,d
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正解:1
【正解】1番
a 記述の通り。
b 記述の通り。
c 誤り。アンプル入りかぜ薬で死亡例等の重篤な副作用が発生し回収等の措置がとられたのは、アセトアミノフェンではなく「アミノピリン」等の解熱鎮痛成分である。
d 誤り。脳出血等の副作用多発により塩酸フェニルプロパノールアミン等からの切替えが指示されたのであり、プソイドエフェドリン塩酸塩への切替えではない(逆にプソイドエフェドリン塩酸塩も後に配合制限等の対象となった)。
【要点】
安全性速報や過去の重大な副作用事例(アンプル入りかぜ薬の事件や成分の入れ替え)に関する問題は、成分名や薬効群のすり替えが定番のひっかけなので、正確に暗記しておきましょう。
医薬品の適正使用のための啓発活動等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 薬物乱用は、乱用者自身の健康を害するが、社会的な弊害を生じることはない。
b 薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)により生じるものであり、一般用医薬品によって生じることはない。
c 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
d 薬物乱用防止に関する啓発は、小中学生に対して行うと、かえって違法薬物に対する好奇心を刺激することになるため、高校生以上から行うこととされている。
- 1. 誤 誤 正 誤
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 誤 誤 誤 正
- 4. 正 正 誤 誤
- 5. 正 誤 正 誤
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正解:1
【正解】1番
a 誤:薬物乱用は、乱用者自身の健康を害するだけでなく、犯罪や家庭崩壊など「社会的な弊害」も大きく生じる。
b 誤:薬物依存は違法薬物だけでなく、一般用医薬品(オーバードーズ等)によっても生じる。
c 正:記述の通り。(期間は「毎年10月17日~23日」)
d 誤:薬物乱用防止に関する啓発は、好奇心を刺激するからと遅らせるのではなく、薬物についての正しい知識を持つため、小中学生を含めた早い段階から行うこととされている。
【要点】
「薬物乱用は社会的な弊害も生じること」「一般用医薬品でも依存は生じること」「啓発は小中学生から行うこと」が頻出のひっかけポイントです。
医薬品の適正使用情報に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。
a 要指導医薬品の添付文書等に記載されている適正使用情報は、一般の生活者には理解しにくい専門的な表現で記載されている。
b 一般用医薬品は、薬剤師又は登録販売者の判断に従い、一般の生活者が使用するものである。
c 一般用医薬品の添付文書は、開封時に一度目を通されれば十分というものではなく、必要なときにいつでも取り出して読むことができるように保管される必要がある。
d 一般用医薬品の中には、添付文書の形でなく、法第52条第2項の規定に基づく「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載を外部の容器又は被包に行っている場合もある。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:5
【正解】5番
a 誤り:「一般の生活者には理解しにくい専門的な表現で」が誤り。一般用医薬品と同様に、一般の生活者が理解しやすい平易な表現で記載されるべきである。
b 誤り:「薬剤師又は登録販売者の判断に従い」が誤り。一般用医薬品は、生活者自身が自らの判断で使用するものである。
c 正しい。記述の通り。
d 正しい。記述の通り。
【要点】
添付文書は「生活者が自分で判断して使う」ための平易な情報提供ツールであり、いつでも見られるよう保管することが求められます。また、例外的に外箱等へ直接記載されるケースがあることも頻出ポイントです。
一般用医薬品(一般用検査薬を除く。
)の添付文書等に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、2年に1回の定期的な改訂がなされている。
b 販売名に薬効名が含まれている場合には、薬効名の記載は省略されることがある。
c 病気の予防・症状の改善につながる事項(いわゆる「養生訓」)は、一般の生活者に分かりやすく示すため、必ず記載しなければならない。
d 医療用医薬品では、紙の添付文書の同梱を廃止し、注意事項等情報は電子的な方法により提供されることとなったが、一般用医薬品は、引き続き紙の添付文書が同梱されている。
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 正 正
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正解:4
【正解】4番
a 誤:「2年に1回」ではなく、改訂が必要となった際など「随時」改訂されます。
b 正:記述の通り。
c 誤:「必ず記載しなければならない」ではなく、必要に応じて記載されるものです(任意の情報)。
d 正:記述の通り。
【要点】
添付文書の改訂は「随時」行われる点や、養生訓は「任意記載」である点(「必ず」という断定に注意)が頻出のひっかけポイントです。
一般用医薬品(一般用検査薬を含む。
)の添付文書等における「使用上の注意」
に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 使用上の注意は、枠囲い、文字の色やポイントを変えるなど他の記載事項と比べて目立つように記載されている。
b 一般用検査薬では、検査結果が陰性であっても何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されている。
c 重篤な副作用として、ショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、喘息等が掲げられている医薬品では、「本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は、長期連用しないこと」と記載されている。
d 副作用については、まず、まれに発生する重篤な副作用について記載され、そのあとに続けて、一般的な副作用が記載される。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:3
【正解】3番a:記述の通り。
b:記述の通り。
c:「長期連用しないこと」ではなく、「服用(使用)しないこと」と記載されている。
d:副作用の記載順序は、まず「一般的な副作用」が記載され、そのあとに続けて「まれに発生する重篤な副作用」が記載される。
【要点】
「本剤又は本剤の成分により…」の禁忌は「服用しないこと」が原則です。また、副作用の記載順序は「一般的 → 重篤」の順になる点を確実に押さえましょう。
一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 取り出したときに室温との温度差で湿気を帯びる可能性があるため、カプセル剤を冷蔵庫内で保管することは不適当である。
b 開封後、シロップ剤は変質しやすいため、冷蔵庫内で保管されるのが望ましい。
c 点眼薬では、万一、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に、別の使用者に感染するおそれがあるため、添付文書に「家族以外の人とは共用しないこと」と記載されている。
d 家庭内では、誤飲事故を防ぐため小児の手の届かないところに保管される必要がある。
- 1. 正 正 誤 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 誤 誤
- 4. 誤 誤 正 正
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。記述の通り。
b 正しい。記述の通り。
c 誤り。「家族以外の人とは共用しないこと」ではなく、「他人と共用しないこと」と記載されている(家族であっても共用は避けるべき)。
d 正しい。記述の通り。
【要点】
点眼薬の共用に関する注意事項は「家族以外」ではなく「他人」と定められています。細かい文言のひっかけに注意しましょう!
一般用医薬品の製品表示に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a アルコールを含有する内服液剤(滋養強壮を目的とするもの)には、アルコールを含有する旨が表示されているものがある。
b 適切な保存条件下で製造後3年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品において、使用期限の法的な表示義務はない。
c 購入者から開封後の医薬品の使用期限の問合せがあった場合、外箱等に記載されている使用期限を回答すればよい。
d 危険物に該当する消毒用アルコールは、法の規定による法定表示事項に加え、「火気厳禁」等の表示が必要である。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。アルコールを含有する滋養強壮目的の内服液剤には、その旨の表示が必要です。
b 正しい。製造後3年を超えて安定であることが確認されている医薬品には、使用期限の表示義務はありません。
c 誤り。開封後は外箱の使用期限にかかわらず、早めに使用すべきであるため、外箱の期限をそのまま回答するのは不適切です。
d 正しい。危険物に該当する消毒用アルコールには、法定表示に加え「火気厳禁」等の表示が必要です。
【要点】
使用期限の表示義務免除(3年超)や、開封後の医薬品の扱いに注意しましょう。開封後は衛生面や品質保持の観点から外箱の期限に関わらず早めの使用が原則です。
緊急安全性情報に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 医薬品、医療機器又は再生医療等製品について、緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に作成される。
b A4サイズの青色地の印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。
c 医療機関等への直接配布だけではなく、電子メールによる情報伝達も認められている。
d 厚生労働省からの命令、指示でのみ作成されるものであり、製造販売業者が自主決定に基づいて作成することはない。
- 1. 正 正 誤 正
- 2. 誤 誤 正 誤
- 3. 正 正 正 誤
- 4. 正 誤 正 誤
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:4
【正解】4番
a 正しい。医薬品等の緊急かつ重大な注意喚起や使用制限が必要な場合に作成される。
b 誤り。A4サイズの「黄色」地の印刷物であり、「イエローレター」とも呼ばれる(青色ではない)。
c 記述の通り。
d 誤り。厚生労働省の指示だけでなく、製造販売業者の「自主決定」に基づいて作成されることもある。
【要点】
緊急安全性情報は「黄色(イエローレター)」であり、製造販売業者の自主決定でも作成されます。色のひっかけ問題に注意しましょう!
法第68条の10第1項の規定に基づき、医薬品の製造販売業者がその製造販売した医薬品について行う副作用等の報告において、15日以内に厚生労働大臣に報告することとされている事項の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 医薬品によるものと疑われる副作用症例のうち、使用上の注意から予測できないもので、非重篤な国内事例
b 医薬品によるものと疑われる感染症症例のうち、使用上の注意から予測できるもので、重篤(死亡を含む)な国内事例
c 副作用症例・感染症の発生傾向が著しく変化したことを示す研究報告
d 承認を受けた効能若しくは効果を有しないことを示す研究報告
- 1. 正 正 誤 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 誤 正 誤 誤
- 4. 正 誤 正 誤
- 5. 誤 誤 正 正
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正解:3
【正解】3番
a 誤:「非重篤」ではなく「重篤」な国内事例が15日以内報告の対象です(非重篤は30日以内)。
b 正:記述の通り。感染症症例のうち、予測できるもので重篤な国内事例は15日以内報告です。
c 誤:研究報告のうち「副作用・感染症の発生傾向の変化」は30日以内報告です(15日以内は「研究報告等における外国の措置等」など)。
d 誤:研究報告のうち「承認を受けた効能・効果を有しないことを示すもの」は30日以内報告です。
【要点】
「15日以内報告」となるのは、主に【未知・重篤】または【既知・重篤(感染症など)】の事例です。非重篤な事例や研究報告の大半は「30日以内」になる点に注意しましょう!
法第68条の10第2項の規定に基づき、医薬関係者が行う医薬品の副作用等の報告に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても報告の対象となり得る。
b 報告内容の正確性が必要ではあるが、報告様式の記入欄すべてに記入がなされる必要はない。
c 保健衛生上の危害の発生や拡大防止の観点から、報告の必要性を認めた場合には、適宜速やかに報告する。
d 安全対策上必要があると認める場合であっても、医薬品の過量使用によるものと思われる健康被害については報告する必要はない。
- 1. 正 誤 正 正
- 2. 正 正 正 誤
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 誤 誤 正 正
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。因果関係が「疑われる」段階であっても、安全対策の観点から報告の対象となり得ます。
b 正しい。正確性は重要ですが、記入欄のすべてが埋まっていなければ報告できないわけではありません。
c 正しい。危害の発生・拡大防止のため、必要性を認めた場合は適宜速やかに報告する必要があります。
d 誤り。医薬品の過量使用や誤用による健康被害であっても、安全対策上必要があると認める場合は報告の対象となります。
【要点】
副作用報告は、因果関係が確実でなくても、また過量使用によるものであっても、危害拡大防止のために広く報告対象となります。
医薬品副作用被害救済制度に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 医薬品の副作用により一定の健康被害が生じた場合には、適正に使用したかどうかにかかわらず、医療費等の給付を行い、これにより被害者の迅速な救済を図る制度である。
b 救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金が充てられる。
c 健康被害が医薬品の副作用によると診断した医師が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に対して給付請求を行うことになっている。
d PMDAは、(公財)友愛福祉財団からの委託を受けて、血液製剤によるヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者・発症者に対する健康管理費用の支給等を行っている。
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 正 正 正 正
- 4. 正 誤 正 誤
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:5
【正解】5番
a 誤:「適正に使用したかどうかにかかわらず」ではなく、「適正に使用したにもかかわらず」副作用による健康被害が生じた場合が対象となります。
b 正:記述の通り。給付費の原資には、製造販売業者から納付される拠出金が充てられます。
c 誤:給付請求を行うのは医師ではなく、「被害者(またはその遺族)」です。
d 正:記述の通り。PMDAはHIV感染者等に対する健康管理費用の支給等も業務として行っています。
【要点】
「適正使用」が救済制度の絶対条件である点と、請求者は医師ではなく「患者本人(遺族)」である点が、試験で最も狙われやすい定番のひっかけです。
医薬品副作用被害救済制度に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。
a 人体に直接使用しない殺菌消毒剤は、本制度の対象とならない。
b 医薬品の副作用であるかどうか判断がつきかねる場合は、給付請求を行うことはできない。
c 副作用による疾病のため、入院治療が必要と認められるが、やむをえず自宅療養を行った場合についても、給付対象となる。
d いわゆる健康食品として販売された無承認無許可医薬品の使用による健康被害についても、本制度の対象となる。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。人体に直接使用しない殺菌消毒剤(医療機器や器具の消毒用など)は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる。
b 誤り。「判断がつきかねる場合」であっても、医学的な因果関係の可能性が否定できない等であれば、給付請求を行うことはできる。
c 正しい。入院治療が必要と認められるが、やむをえず自宅療養を行った場合も、医療費等の給付対象に含まれる。
d 誤り。無承認無許可医薬品(いわゆる健康食品等)であっても、適正に使用されたと認められない場合などは対象外となることがあるが、本制度は原則として「適正な使用」による健康被害が対象であり、健康食品としての流通実態があるものは除外される(または医薬品医療機器等法上の適正な承認医薬品ではないため対象外)。
【要点】
救済制度の対象は「適正に使用された承認医薬品」が原則です。判断に迷う場合でも請求は可能であり、自宅療養も給付対象になる点を確実に押さえましょう。
一般用医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で死亡例が発生し、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。
b 1970年に、アンプル剤以外の一般用かぜ薬について、承認基準が制定され、成分・分量、効能・効果等が見直された。
c 一般用かぜ薬の使用によると疑われる腎障害の発生事例が、2003年5月までに複数報告されたことを受け、厚生労働省は一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示した。
d 2003年8月までにプソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことを受け、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、代替成分への切替え等について指示がなされた。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:3
【正解】3番a:記述の通り。
b:記述の通り。
c:「腎障害」ではなく「間質性肺炎」に関する事例であるため誤り。(正しくは、一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例を受けたもの)
d:「プソイドエフェドリン塩酸塩」ではなく「フェニルプロパノールアミン(PPA)」に関する事例であるため誤り。(正しくは、PPA配合製剤による脳出血等の副作用)
【要点】
安全性に関する歴史的事件や副作用の統制は、出題頻出のポイントです。「かぜ薬=間質性肺炎」「PPA=脳出血」の組み合わせを確実に暗記しておきましょう。
一般用医薬品の安全対策に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。
なお、同じアルファベットの( )の中には、同じ字句が入る。
小柴胡湯による( a )については、1991年4月以降、使用上の注意に記載されていたが、その後、小 柴胡湯と( b )の併用例による( a )
が報告されたことから、1994年1月、( b )との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
しかし、それ以降も慢性肝炎患者が 小 柴胡湯を使用して( a )が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して( c )の配布が指示された。
- 1. 間質性肺炎 インターフェロン製剤 緊急安全性情報
- 2. 間質性肺炎 インターフェロン製剤 安全性速報
- 3. 間質性肺炎 塩酸フェニルプロパノールアミン 安全性速報
- 4. 出血性脳卒中 塩酸フェニルプロパノールアミン 安全性速報
- 5. 出血性脳卒中 インターフェロン製剤 緊急安全性情報
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正解:1
【正解】1番(a)間質性肺炎記述の通り。小柴胡湯の重大な副作用として頻出のキーワードです。
(b)インターフェロン製剤記述の通り。慢性肝炎の治療薬との併用により間質性肺炎が多発し、禁忌となりました。
(c)緊急安全性情報「死亡を含む重篤な転帰」に至る事例を受け、より迅速な注意喚起を行うために発出された文書の名称です(安全性速報よりも緊急度が高い)。
【要点】
「小柴胡湯 = 間質性肺炎 + インターフェロン製剤 + 緊急安全性情報」の組み合わせは、安全対策分野の超頻出パターンなので必ずセットで覚えましょう!
次の表は、ある一般用医薬品の眠気防止薬に含まれている成分の一覧である。
3錠中成分 分量
・無水カフェイン 300
・チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1) 15
この眠気防止薬の添付文書等の「してはいけないこと」の項目中において、「次の診断を受けた人」に記載されている基礎疾患について、正しいものの組合せを選べ。
a 心臓病
b 糖尿病
c 胃潰瘍
d てんかん
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。無水カフェインの大量摂取により、心臓病の症状を悪化させるおそれがあるため、「してはいけないこと」の「次の診断を受けた人」に心臓病が含まれている。
b 誤り。糖尿病は、眠気防止薬(カフェイン)の「してはいけないこと」における基礎疾患としては指定されていない。
c 正しい。無水カフェインには胃酸分泌を促進する作用があるため、胃潰瘍の人は症状を悪化させるおそれがあり「してはいけないこと」に指定されている。
d 誤り。てんかんは、かぜ薬や解熱鎮痛薬の一部などで禁忌とされることがあるが、眠気防止薬の基礎疾患としては指定されていない。
【要点】
眠気防止薬の主成分である「無水カフェイン」の副作用(中枢神経刺激作用、胃酸分泌促進など)に由来して、「心臓病」と「胃潰瘍」が「してはいけないこと(次の診断を受けた人)」の対象となります。頻出の組み合わせなので確実に押さえましょう!
一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「喘息を起こしたことがある人」と記載することとされている医薬品を選べ。
- 1. フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬
- 2. タンニン酸アルブミンが配合された止瀉薬
- 3. センノシドが配合された瀉下薬
- 4. アルジオキサが配合された胃腸薬
- 5. ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬
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正解:1
【正解】1番
1. フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬:記述の通り。解熱鎮痛成分(NSAIDs)はぜんそく発作を誘発するリスクがあるため、「喘息を起こしたことがある人」は使用しないこととされています。
2. タンニン酸アルブミンが配合された止瀉薬:誤り。タンニン酸アルブミンは牛乳アレルギー等に関する注意喚起はありますが、ぜんそくの禁忌には該当しません。
3. センノシドが配合された瀉下薬:誤り。センノシド等の刺激性下剤では、主として「妊婦又は妊娠していると思われる人」等への相談・注意喚起が中心となります。
4. アルジオキサが配合された胃腸薬:誤り。アルジオキサは組織修復成分であり、ぜんそく発作を誘発する代表的な成分ではありません。
5. ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬:誤り。抗コリン成分であるピレンゼピン塩酸塩水和物では、緑内障や前立腺肥大症等の人が「服用しないこと」等に該当します。
【要点】
解熱鎮痛成分(内服薬だけでなくフェルビナク等の外用鎮痛消炎薬も含む)は、アスピリンぜんそく等の重篤な発作を引き起こす恐れがあるため、「喘息を起こしたことがある人」が使用・服用禁忌となる点を確実に押さえましょう。
一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「15歳未満の小児」と記載することとされている内服薬の成分について、誤っているものを選べ。
- 1. サザピリン
- 2. ロペラミド
- 3. オキセサゼイン
- 4. プロメタジンメチレンジサリチル酸塩
- 5. アセトアミノフェン
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正解:5
【正解】5番
1. 記述の通り。サザピリンは、ライ症候群のリスク等から「15歳未満の小児」は使用しないこととされている。
2. 記述の通り。ロペラミド塩酸塩等を有効成分とする下痢止め薬などは、「15歳未満の小児」は使用しないこととされている。
3. 記述の通り。オキセサゼインを配合する胃腸鎮痛鎮痙薬などは、「15歳未満の小児」は使用しないこととされている。
4. 記述の通り。プロメタジンメチレンジサリチル酸塩などを配合する鎮咳去痰薬などは、「15歳未満の小児」は使用しないこととされている。
5. アセトアミノフェンは年齢別の用法・用量が定められており、「15歳未満の小児」が一律禁忌(使用しないこと)とされている成分ではない。
【要点】
アセトアミノフェンは小児用量が存在する解熱鎮痛成分の代表例です。「15歳未満小児禁忌」の解熱鎮痛成分(サザピリン、アスピリンなどサリチル酸系)と混同させないように注意しましょう。
一般用医薬品の添付文書等において、心悸亢進、血圧上昇、糖代謝促進を起こしやすいため、「相談すること」の項目中に「高齢者」と記載することとされている内服薬の成分について、正しいものの組合せを選べ。
a トラネキサム酸
b トリメトキノール塩酸塩水和物
c 水酸化アルミニウムゲル
d メチルエフェドリン塩酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:4
【正解】4番
a 誤り:トラネキサム酸は血栓のある人等で注意が必要な成分であり、高齢者への特掲事項ではない。
b 正しい:トリメトキノール塩酸塩水和物は、心悸亢進等のおそれがあるため「高齢者」の記載が必要である。
c 誤り:水酸化アルミニウムゲルは胃酸を中和する成分であり、高齢者への特掲事項の対象ではない。
d 正しい:メチルエフェドリン塩酸塩は、心悸亢進等のおそれがあるため「高齢者」の記載が必要である。
【要点】
アドレナリン作動成分(エフェドリン類やトリメトキノール等)は、心臓や血管、代謝への作用から高齢者で副作用が出やすいため「相談すること」に指定されています。
一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等と医薬品成分・薬効群等との関係の正誤について、正しい組合せを選べ。
基礎疾患等 医薬品成分・薬効群等
a 高血圧 アセトアミノフェンが配合された解熱鎮痛薬
b 腎臓病 スクラルファートが配合された胃腸薬
c 心臓病 グリセリンが配合された浣腸薬
d 肝臓病 酸化マグネシウムが配合された瀉下薬
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 正 誤 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 正 正
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正解:1
【正解】1番
a 誤:「アセトアミノフェン」は胃腸への負担や血圧上昇作用が比較的少なく、高血圧の人が「相談すること」とはされていない(高血圧で注意すべきはプソイドエフェドリン等のアドレナリン作動薬など)。
b 正:記述の通り。スクラルファート等のアルミニウムを含む成分は、腎臓病の人が使用するとアルミニウム脳症などのリスクが高まるため相談することとされている。
c 正:記述の通り。グリセリン(浣腸薬)は直腸刺激や水分引き込みにより血圧や心臓に負担をかけることがあるため、心臓病の人は相談することとされている。
d 誤:「酸化マグネシウム」は腸管からほとんど吸収されないため、肝臓病の人が「相談すること」とはされていない。
【要点】
「相談すること」の基礎疾患(高血圧・腎臓病・心臓病・肝臓病など)と医薬品成分の組み合わせは頻出!特にマグネシウム等のミネラル系成分や、血圧・心臓に影響する成分の作用機序をセットで押さえましょう。
一般用医薬品の添付文書等において、うっ血性心不全、心室頻拍の副作用が現れることがあるため、「症状があるときのみの服用にとどめ、連用しないこと」
と記載することとされている漢方製剤の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 芍薬甘草湯
b 抑肝散
c 小 建 中湯
d 加味帰脾湯
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 誤 正 誤
- 3. 正 正 誤 正
- 4. 正 誤 誤 誤
- 5. 誤 誤 誤 誤
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正解:4
【正解】4番
a 芍薬甘草湯:記述の通り。構成生薬の「甘草(カンゾウ)」の大量連用による偽アルドステロン症や、心不全等の副作用を防ぐため「連用しないこと」とされています。
b 抑肝散:誤り。記載されているような重篤な副作用に関する特段の連用制限の注意喚起はありません。
c 小建中湯:誤り。こちらもカンゾウを含みますが、本問の厳格な連用制限(うっ血性心不全等)の対象として特に定められている漢方製剤ではありません。
d 加味帰脾湯:誤り。このような特段の副作用による連用制限の記載は定められていません。
【要点】
「症状があるときのみの服用にとどめ、連用しないこと」とされている代表的な漢方製剤は「芍薬甘草湯」です。構成生薬のカンゾウによる副作用(偽アルドステロン症、ミオパチー、うっ血性心不全など)に注意が必要です。
この問題の関連成分: 芍薬甘草湯 小建中湯 抑肝散
一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」として「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」と記載することとされている内服薬の成分について、正しいものの組合せを選べ。
a フェニレフリン塩酸塩
b イブプロフェン
c ジプロフィリン
d クロルフェニラミンマレイン酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番
a フェニレフリン塩酸塩:正しい。アドレナリン作動薬であり、心臓への負担増などの理由から甲状腺機能障害の人は「相談すること」とされている。
b イブプロフェン:誤り。解熱鎮痛成分であり、主な「相談すること(診断名)」には消化性潰瘍、腎臓病、肝臓病、高血圧、心臓病、SLEなどがある。
c ジプロフィリン:正しい。キサンチン系成分(カフェイン等と同様)であり、心悸亢進などの作用があるため甲状腺機能障害の人は「相談すること」とされている。
d クロルフェニラミンマレイン酸塩:誤り。抗ヒスタミン成分であり、主な「相談すること(症状・状態)」には緑内障や前立腺肥大症などがある。
【要点】
甲状腺機能障害(甲状腺機能亢進症など)の「相談すること」に該当する代表的な成分は、アドレナリン作動薬(フェニレフリン等)やキサンチン系成分(ジプロフィリン等)です。ホルモンや自律神経に影響を与える成分とセットで覚えましょう。
ロペラミド塩酸塩を含有する一般用医薬品の止瀉薬の添付文書等において、「使用上の注意」に記載されている事項に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 肝臓病の診断を受けた人は、「相談すること」とされている。
b 授乳中の人は、「相談すること」とされている。
c けいれんの症状がある人は、「相談すること」とされている。
d 出産予定日12週以内の妊婦は、「使用(服用)しないこと」とされている。
- 1. 正 正 誤 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 誤 正 誤 誤
- 4. 正 誤 正 誤
- 5. 誤 誤 正 正
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正解:3
【正解】3番
a 誤り:「肝臓病」ではなく「重篤な肝障害」の診断を受けた人が相談することとされている。
b 正しい:記述の通り。
c 誤り:けいれんの症状ではなく、激しい腹痛を伴う下痢、発熱を伴う下痢等の人が相談することとされている。
d 誤り:「出産予定日12週以内」ではなく「妊婦又は妊娠していると思われる人」は相談することとされている(使用しないことではない)。
【要点】
ロペラミド塩酸塩は腸の運動を抑える強力な成分のため、妊婦は「使用しないこと」ではなく「相談すること」、重篤な肝障害や発熱・血便を伴う下痢等も「相談すること」に該当する点を狙うひっかけ問題に注意しましょう。
一般用医薬品(一般用検査薬を除く。
)の添付文書に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 添付文書に記載されている適正使用情報は、医薬品の販売等に従事する専門家が正確に理解できるよう、専門的な表現となっている。
b 添付文書は、必要に応じて随時改訂がなされ、重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに、改訂された箇所を明示することとされている。
c 添付文書に記載される薬効名とは、その医薬品の薬効又は性質が簡潔な分かりやすい表現で示されたもので、販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載は省略されることがある。
d 添付文書の販売名の上部に「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。
また、必要なときに読めるよう大切に保存すること。
」等の文言が記載されている。
- 1. 誤 正 正 正
- 2. 誤 誤 誤 正
- 3. 正 誤 誤 正
- 4. 誤 正 誤 誤
- 5. 正 誤 正 誤
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正解:1
【正解】1番
a 誤:「専門的な表現」ではなく、一般の購入者等が理解しやすい「平易な表現」で記載される。
b 正:記述の通り。改訂年月とともに改訂箇所の明示が義務付けられている。
c 正:記述の通り。販売名に薬効名が含まれる場合は省略されることがある。
d 正:記述の通り。販売名の上部に注意喚起の文言が記載されている。
【要点】
添付文書の記載は「専門家向け」ではなく「購入者(一般の生活者)向け」であるため、表現は常に平易で分かりやすいものでなければならない点が最大のひっかけポイントです。
一般用医薬品(一般用検査薬を除く。
)の添付文書等における「使用上の注意」に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成され、適正使用のために重要と考えられる項目が前段に記載されている。
b 使用上の注意の記載における「高齢者」とは、およその目安として75歳以上を指す。
c 「服用前後は飲酒しないこと」等、小児では通常当てはまらない内容については、小児に使用される医薬品には記載されない。
d 「してはいけないこと」の項目には、その医薬品を使用(服用)するにあたり、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. a、d
- 4. b、c
- 5. c、d
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正解:3
【正解】3番
a 正しい記述の通り。
b 誤り:「75歳以上」ではなく「65歳以上」を指します。
c 誤り:小児用医薬品であっても、保護者等の指導監督が必要な場合や注意喚起のために記載されることがあります。
d 正しい記述の通り。
【要点】
高齢者の目安は「65歳以上」という年齢基準が頻出のひっかけポイントです。「してはいけないこと」の定義(守らないと悪化・副作用のリスクがある事項)も確実に押さえましょう。
一般用医薬品(一般用検査薬を除く。
)の製品表示の記載に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 外箱等には、購入者における医薬品の適切な選択に資する事項として、添付文書の内容のうち、効能・効果、用法・用量等が記載されている。
b 専門家への相談勧奨に関する事項については、記載スペースが狭小な場合には、「使用が適さない場合があるので、使用前には必ず医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください」等と記載されている。
c 使用期限の表示については、全ての一般用医薬品において、外箱に記載する法的な義務がある。
d エアゾール製品には、医薬品医療機器等法の規定による法定表示事項のほか、高圧ガス保安法に基づく「高温に注意」等の注意事項が表示されている。
- 1. 正 誤 正 誤
- 2. 正 正 誤 正
- 3. 誤 正 正 誤
- 4. 正 正 誤 誤
- 5. 誤 誤 誤 正
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。外箱等には、購入者が適切な選択をできるよう、添付文書の主要な記載事項(効能・効果、用法・用量など)が記載されている。
b 正しい。記載スペースが狭小な場合等には、相談勧奨に関する事項として「使用前には必ず…相談してください」等と簡略化して記載することが認められている。
c 誤り。使用期限の表示は「適切な保存条件下で3年を超えて性状及び品質が安定しないもの」に法的表示義務があり、全ての一般用医薬品において義務づけられているわけではない。
d 正しい。エアゾール製品は、薬機法の法定表示のほか、高圧ガス保安法に基づく「火気と高温に注意」等の表示が義務付けられている。
【要点】
使用期限の表示義務は「3年を超えて安定しないもの」が対象という点が最大のひっかけポイントです。「全ての」という極端なキーワードに惑わされないように注意しましょう。
次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)して喘息を起こしたことがある人」と記載することとされているものとして、正しいものの組合せはどれか。
a アセトアミノフェン
b ジプロフィリン
c イソプロピルアンチピリン
d メチルエフェドリン塩酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番
a アセトアミノフェン:記述の通り。(解熱鎮痛成分であり、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため記載が必要)
b ジプロフィリン:誤り。ジプロフィリンはキサンチン系成分(気管支拡張薬)であり、解熱鎮痛成分ではないためアスピリン喘息の記載対象外。
c イソプロピルアンチピリン:記述の通り。(ピラゾロン系解熱鎮痛成分であり、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため記載が必要)
d メチルエフェドリン塩酸塩:誤り。メチルエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分(鎮咳去痰薬)であり、解熱鎮痛成分ではないためアスピリン喘息の記載対象外。
【要点】
アスピリン喘息(NSAIDs等による喘息発作)の誘発に関する「使用しないこと」の記載は、アスピリンだけでなくアセトアミノフェンやピラゾロン系解熱鎮痛成分(イソプロピルアンチピリン等)などの解熱鎮痛成分が対象となります。他系統の成分(キサンチン系やアドレナリン作動成分など)とのひっかけに注意しましょう。
一般用医薬品の添付文書等における「使用上の注意」の記載に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a インドメタシンが配合された外用薬は、感染に対する効果はなく、感染の悪化が自覚されにくくなるおそれがあるため、「患部が化膿している人」には使用しないこととされている。
b ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬は、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れることがあるため、「本剤の使用中は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時も本剤の塗布部を衣服、サポーター等で覆い、紫外線に当てないこと。
なお、塗布後も当分の間、同様の注意をすること」とされている。
c ロートエキスが配合された内服薬は、乳児に徐脈を起こすおそれがあるため、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている。
d ロペラミド塩酸塩は、眠気等を生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。
- 1. 誤 誤 正 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 正 正 誤
- 5. 正 正 誤 正
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正解:5
【正解】5番
a 正しい記述。インドメタシン外用薬は抗炎症作用により感染の悪化を隠してしまうおそれがあるため、「患部が化膿している人」は使用禁忌とされています。
b 正しい記述。ケトプロフェンは重篤な光線過敏症を引き起こすリスクがあるため、塗布部を衣服やサポーター等で覆い、紫外線から厳重に守る必要があります。
c 誤り。ロートエキス内服薬の授乳中の注意は「母乳に移行して乳児の脈拍数増加(頻脈)等を起こすおそれがある」ためであり、「徐脈」とするのは誤りです。
d 正しい記述。ロペラミド塩酸塩は眠気等を生じることがあるため、事故防止の観点から「乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされています。
【要点】
ケトプロフェンの「光線過敏症対策(紫外線から守る)」と、ロートエキスの「乳児への影響(脈拍数増加・授乳を避ける)」は頻出のひっかけポイントです。成分ごとの特有の副作用と注意事項をセットで確実に覚えましょう。
次のうち、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された一般用医薬品の鼻炎用内服薬の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 心臓病
b 胃潰瘍
c 高血圧
d 甲状腺機能障害
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 正 正 誤 正
- 4. 誤 誤 正 正
- 5. 正 正 誤 誤
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正解:2
【正解】2番
a 正:心臓病は、アドレナリン作動薬による心臓への負担を避けるため「服用しないこと」に該当する。
b 誤:胃潰瘍は「相談すること」の対象であり、「服用しないこと」には該当しない。
c 正:高血圧は、血管収縮作用により血圧を上昇させるおそいがあるため「服用しないこと」に該当する。
d 正:甲状腺機能障害は、ホルモンバランスや代謝への影響を避けるため「服用しないこと」に該当する。
【要点】
プソイドエフェドリン塩酸塩(アドレナリン作動薬)は、心臓や血管、甲状腺に直接作用して症状を悪化させるおそれがあるため、「心臓病」「高血圧」「甲状腺機能障害」は厳禁(服用しないこと)とされる。
一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾患等の組合せのうち、正しいものの組合せはどれか。
医薬品成分等 基礎疾患等
a 小柴胡湯 ―――――――――――――― 糖尿病
b ガジュツ末・真昆布末を含む製剤 ――― てんかん
c 硫酸ナトリウム ――――――――――― 心臓病
d エテンザミド ―――――――――――― 肝臓病
- 1. a、b
- 2. a、d
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:5
【正解】5番
a 誤り:小柴胡湯の「相談すること」の基礎疾患等は、糖尿病ではなく「肝臓病、間質性肺炎等」である。
b 誤り:ガジュツ末・真昆布末を含む製剤の「相談すること」の基礎疾患等は、てんかんではなく「甲状腺機能障害」である。
c 正しい:記述の通り。硫酸ナトリウムはマグネシウム等と同様に心臓病や腎臓病の診断を受けた人で相談が必要。
d 正しい:記述の通り。エテンザミド(解熱鎮痛成分)は肝臓病や腎臓病、胃・十二指腸潰瘍等の診断を受けた人で相談が必要。
【要点】
「相談すること(次の診断を受けた人)」の組合せ問題は、漢方処方製剤・生薬成分・化学成分のそれぞれで頻出です。特に臓器名(肝臓病、腎臓病、心臓病など)と成分の対応を正確に押さえましょう。
次の表は、ある一般用医薬品の鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に含まれている成分の一覧である。
この鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」
として記載されている基礎疾患等はどれか。
1回量(11歳以上)(2錠)中
・メクリジン塩酸塩 25
スコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.16mg
- 1. 糖尿病
- 2. 肝臓病
- 3. 高血圧
- 4. 心臓病
- 5. 胃・十二指腸潰瘍
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正解:4
【正解】4番
1. 誤り。糖尿病は、本剤の配合成分による「相談すること」の基礎疾患等には該当しない。
2. 誤り。肝臓病は、本剤の配合成分による「相談すること」の基礎疾患等には該当しない。
3. 誤り。高血圧ではなく、抗コリン成分による循環器系への影響(動悸など)から「心臓病」が該当する。
4. 正しい。記述の通り。
5. 誤り。胃・十二指腸潰瘍ではなく、抗コリン成分による排尿困難や眼圧上昇などの副作用リスクから「緑内障」「前立腺肥大症」などが該当する。
【要点】
スコポラミン臭化水素酸塩水和物などの「抗コリン成分」が配合された乗物酔い防止薬では、心臓病、緑内障、前立腺肥大症などが「相談すること(受診勧奨)」の基礎疾患として定められている。
次の表は、ある一般用医薬品の解熱鎮痛薬に含まれている成分の一覧である。
この一般用医薬品を購入する目的で店舗を訪れた45歳男性から、次のような相談を受けた。
この相談に対する登録販売者の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。
1回量(2錠)中
・イブプロフェン 144
・エテンザミド 84
・ブロモバレリル尿素 200
・無水カフェイン 50
<相談内容>トラックドライバーをしている。
頭痛もちのため、この解熱鎮痛薬を使いたい。
今日はまとめていくつか購入したい。
また、娘(13歳)もたまに頭痛があるため、娘にも使用できるか教えてほしい。
a このお薬は、15歳未満の小児は使用できませんので、娘さんにはお使いいただけません。
b 眠気を催す成分は配合されていないので、運転前にも使用できます。
c このお薬は依存性・習慣性がある成分が配合されており、適正な使用のために必要な数量での販売となりますので、まとめて購入する理由を詳しくお聞かせください。
d 肝機能や胃腸の障害が生じたり、鎮静作用が増強するおそれがあるため、服用前後は飲酒しないでください。
- 1. 正 誤 誤 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 正 正 正 誤
- 4. 誤 誤 正 誤
- 5. 誤 正 誤 正
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。イブプロフェン等の解熱鎮痛成分は、原則として「15歳未満の小児」は使用できないため、13歳の娘には使えない。
b 誤り。ブロモバレリル尿素などの鎮静成分や抗ヒスタミン成分などが配合されている薬では「眠気を催すことがあるため、乗物又は機械の運転操作を避ける」必要がある。
c 正しい。ブロモバレリル尿素は依存性・習慣性がある成分(濫用等のおそれのある医薬品)であり、必要最小限の数量を販売するため理由を確認する必要がある。
d 正しい。解熱鎮痛薬の服用前後は飲酒により、肝機能障害や胃腸障害のリスクが高まり、鎮静作用も増強するため避けるべきである。
【要点】
ブロモバレリル尿素は「眠気を誘う」「依存性がある(濫用等のおそれ)」かつ「飲酒により作用が増強する」という3大頻出ポイントを必ずセットで押さえましょう。
次の医薬品成分等のうち、一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」として「緑内障」と記載することとされているものとして、正しいものの組合せはどれか。
a カンゾウ
b ペントキシベリンクエン酸塩
c パパベリン塩酸塩
d オキセサゼイン
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. a、d
- 4. b、c
- 5. b、d
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正解:4
【正解】4番
a 誤り。「緑内障」ではなく、「高血圧、心臓病、腎臓病」などの診断を受けた人が記載対象となる。
b 記述の通り。抗コリン作用を示すため、緑内障や前立腺肥大症の診断を受けた人で記載が必要となる。
c 記述の通り。パパベリン塩酸塩などの抗コリン作用を持つ成分では、緑内障の診断を受けた人への記載が必要となる。
d 誤り。「緑内障」ではなく、「肝臓病」などの診断を受けた人が記載対象となる。
【要点】
抗コリン作用(副交感神経を遮断する作用)を持つ成分(ペントキシベリンクエン酸塩やパパベリン塩酸塩など)は、眼圧を上昇させるおそれがあるため、「緑内障」の人が相談することの記載対象となります。
医薬品等の安全性情報等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 安全性速報は、医薬品、医療機器又は再生医療等製品について一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。
b 緊急安全性情報は、医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達であり、一般用医薬品に関係する情報が発出されたことはない。
c 医薬品・医療機器等安全性情報は、医薬品(一般用医薬品を含む)、医療機器等による重要な副作用、不具合等に関する情報をとりまとめたもので、ブルーレターとも呼ばれる。
d 独立行政法人医薬品医療機器総合機構では、医薬品・医療機器等の安全性に関する特に重要な情報を電子メールにより配信するサービス(PMDAメディナビ)を行っており、誰でも利用可能である。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 誤 誤 正
- 3. 正 誤 誤 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:2
【正解】2番
a 正しい。安全性速報は、一般的な使用上の注意の改訂よりも迅速な注意喚起が必要な場合に作成される記述の通り。
b 誤り。緊急安全性情報は医療用だけでなく、一般用医薬品に関する情報が発出されたこともある。
c 誤り。「医薬品・医療機器等安全性情報」はイエローレターと呼ばれ、ブルーレターはさらに緊急性の低い「厚生労働省協力依頼通知」等を指す。
d 正しい。PMDAメディナビは、安全性に関する特に重要な情報を電子メールで配信するサービスで、誰でも利用可能である。
【要点】
安全性速報は「スピーディー(迅速な注意喚起)」、緊急安全性情報は「一般用医薬品も対象になる」、イエロー(安全性情報)とブルー(協力依頼)の色の違いが頻出のひっかけポイント。
医薬品・医療機器等安全性情報報告制度に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定により、薬局開設者、病院、診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者又は医師、歯科医師、薬剤師、登録販売者、獣医師その他の医薬関係者は、医薬品の副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知った場合において、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、その旨を( a )に報告しなければならないとされている。
なお、実務上は、同法第68条の13第3項の規定により、報告書を( b )に提出することとされている。
- 1. 厚生労働大臣 保健所
- 2. 厚生労働大臣 独立行政法人医薬品医療機器総合機構
- 3. 厚生労働大臣 独立行政法人国民生活センター
- 4. 都道府県知事 保健所
- 5. 都道府県知事 独立行政法人医薬品医療機器総合機構
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正解:2
【正解】2番(a)厚生労働大臣法律上の報告先は「都道府県知事」ではなく「厚生労働大臣」と定められています。
(b)独立行政法人医薬品医療機器総合機構実務上の提出先は「保健所」ではなく「独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)」とされています。
【要点】
安全性情報報告制度の「法律上の報告先」は厚生労働大臣、「実務上の提出先(窓口)」はPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)という組み合わせが試験の定番です。「保健所」や「都道府県知事」とするひっかけに注意しましょう。
企業からの副作用等の報告制度に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 製造販売業者等には、医薬品医療機器等法第68条の10第1項の規定に基づき、その製造販売をし、又は承認を受けた医薬品等について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知ったときは、その旨を定められた期限までに厚生労働大臣に報告することが義務づけられている。
b 医薬関係者は、医薬品医療機器等法第68条の2の6第2項により、製造販売業者等が行う情報収集に協力するよう努めなければならないこととされている。
c 血液製剤等の生物由来製品を製造販売する企業は、当該製品の安全性について評価し、その成果が副作用情報として有用であったときに速やかに報告すれば、定期的に厚生労働大臣へ報告する必要はない。
d 一般用医薬品に関して、既存の医薬品と明らかに異なる有効成分が配合されたものには、5年を超えない範囲で厚生労働大臣が承認時に定める一定期間、承認後の使用成績等を製造販売業者等が集積し、厚生労働省へ提出する制度(再審査制度)が適用される。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. a、d
- 4. b、c
- 5. c、d
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正解:1
【正解】1番
a 記述の通り。製造販売業者等は、副作用等による健康被害の発生を知ったとき、期限までに厚生労働大臣に報告することが義務付けられています。
b 記述の通り。医薬関係者は、製造販売業者等が安全性の確保のために行う情報収集に協力するよう努めなければなりません。
c 誤り。定期的な報告は義務づけられており、個別の副作用情報とは関係なく、定められた期間ごとに厚生労働大臣へ報告する必要があります。
d 誤り。一般用医薬品の再審査制度ではなく、主に「新医薬品」などを対象とする制度であり、一般用医薬品のすべてに適用されるわけではありません。
【要点】
企業からの副作用報告は「義務」であり、医薬関係者もその情報収集に「協力する努力義務」があります。また、定期報告の免除規定はなく、再審査制度の対象範囲(新医薬品等)の引っ掛けに注意しましょう。
医薬品の副作用情報等の評価及び措置に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 収集された副作用等の情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討され、必要な安全対策が図られる。
b 独立行政法人医薬品医療機器総合機構で行われた調査検討の結果に基づき、厚生労働大臣は、消費者委員会の意見を聴いて、使用上の注意の改訂の指示等を通じた注意喚起のための情報提供等の安全対策上必要な行政措置を講じている。
c 1997年に厚生省(当時)は、血液製剤によるヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染被害を深く反省し、医薬品、食中毒、感染症、飲料水等に起因する、国民の生命、健康の安全を脅かす事態に対して、健康被害の発生予防、拡大防止等の対策を迅速に講じていくための体制を整備した。
- 1. 正 正 正
- 2. 誤 誤 正
- 3. 正 誤 正
- 4. 正 誤 誤
- 5. 誤 正 誤
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正解:3
【正解】3番a:記述の通り。
b:厚生労働大臣が意見を聴く相手は「消費者委員会」ではなく「薬事食品衛生審議会(薬事審議会)」であるため誤り。
c:記述の通り。
【要点】
行政措置(使用上の注意の改訂など)の際に意見を聴くのは消費者委員会ではなく「薬事審議会」という頻出のひっかけポイントに注意しましょう。
医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づく医薬品の副作用等報告に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 購入者等(健康被害を生じた本人に限らない)から適切に情報を把握し、報告様式の記入欄すべてに記入しなければならない。
b ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能である。
c 医薬品の副作用は、使用上の注意に記載されているものだけとは限らない。
d 報告者に対しては、安全性情報受領確認書が交付される。
- 1. 正 誤 正 正
- 2. 正 誤 正 誤
- 3. 正 正 誤 誤
- 4. 誤 正 正 正
- 5. 誤 誤 誤 正
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正解:4
【正解】4番
a 誤:「記入欄すべてに記入しなければならない」が誤り。不明な項目は空欄でも差し支えない。
b 正:記述の通り。PMDAのウェブサイト等からの電子的な報告が可能である。
c 正:記述の通り。未知の副作用や重篤な副作用も報告の対象となる。
d 正:記述の通り。報告者に対しては受領確認書が交付される。
【要点】
副作用等報告において、報告書のすべての欄を埋める必要はありません(わかる範囲で記載すればよい)。また、電子報告が可能であることや、受領確認書が交付される点も頻出なので押さえましょう。
医薬品副作用被害救済制度に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医療機関が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に対して給付請求を行うこととされている。
b 救済給付の対象となるには、医薬品が適正に使用されていることが基本となるが、不適正な使用による健康被害であっても、重い後遺障害が残った場合は、給付対象となる。
c 副作用による疾病のため、入院治療が必要と認められるが、やむをえず自宅療養を行った場合についても、救済給付の対象となる。
d 救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、製造業者から年度ごとに納付される拠出金が充てられるほか、事務費については、その3分の2相当額は国庫補助により賄われている。
- 1. 誤 正 正 正
- 2. 正 正 誤 誤
- 3. 誤 誤 正 誤
- 4. 誤 誤 誤 正
- 5. 正 誤 正 正
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正解:3
【正解】3番
a 誤:給付請求を行うのは医療機関ではなく、被害者(またはその遺族)自身です。
b 誤:不適正な使用による健康被害は、たとえ重い後遺障害であっても原則として給付対象外です。
c 正:記述の通り。
d 誤:事務費の国庫補助は「3分の2相当額」ではなく「2分の1相当額」です。
【要点】
救済給付の請求者(本人等であること)、不適正使用の原則除外、および事務費の国庫補助割合(2分の1)は試験で頻出のひっかけポイントです。
医薬品副作用被害救済制度の給付に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある20歳未満の人を養育する人に対して給付されるものである。
b 医療手当は、医薬品の副作用による疾病の治療(入院治療を必要とする程度)に要した費用を実費補償するものである。
c 遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるものであり、最高5年間を給付の限度とする。
d 一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、医師の診断書、要した医療費を証明する書類(受診証明書)などのほか、その医薬品を販売等した店舗等の許可証の写しが必要となる。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 誤 誤 誤
- 3. 誤 誤 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 正 誤 誤 正
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正解:2
【正解】2番
a 誤:「20歳未満」ではなく「18歳未満」の人を養育する人に対して給付される。
b 誤:医療手当は「入院治療を必要とする程度」に限定されず、外来治療も含めた治療に要した費用を実費補償する。
c 誤:遺族年金の給付期間に「最高5年間」という制限はない(年齢要件等を満たす限り支給される)。
d 誤:請求時に必要なのは医師の診断書や領収書等であり、「店舗等の許可証の写し」は必要ない。
【要点】
本問はすべて「数字や要件のひっかけ」による誤りです。特に年齢制限(18歳未満)や支給範囲(入院以外も対象)は試験で頻出なので確実に押さえましょう。
次の医薬品のうち、適正に使用したにもかかわらず、副作用によって一定以上の健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象となるものとして、正しいものの組合せはどれか。
a 一般用医薬品の点眼薬
b 一般用医薬品の殺菌消毒剤(人体に直接使用するもの)
c 一般用医薬品の日本薬局方収載精製水
d 個人輸入により入手された無承認無許可医薬品
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. a、d
- 4. b、c
- 5. c、d
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正解:1
【正解】1番
a 正しい記述。
b 正しい記述。
c 誤り。日本薬局方収載の「精製水」は、医薬品の製造や調剤などに用いられる原料であり、人体に対する直接的な疾病の治療・予防等を目的とした医薬品ではないため対象外。
d 誤り。個人輸入された海外の医薬品や無承認無許可医薬品は、適正な流通経路を経ていないため、救済制度の対象外。
【要点】
医薬品副作用被害救済制度の対象となるのは「適正に使用された国内の承認医薬品」です。「精製水(原料)」や「個人輸入品(無承認無許可)」は対象外となる定番のひっかけ問題に注意しましょう。
医薬品の安全対策に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 2003年5月までに、インターフェロン製剤の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が、計26例報告され、厚生労働省では、同年6月、インターフェロン製剤につき使用上の注意の改訂を指示した。
b 慢性肝炎患者が大柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例があったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。
c 解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で死亡例が発生し、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、製品の回収が要請された。
d 塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)は、鼻充血や結膜充血を除去し、鼻づまり等の症状の緩和を目的として、鼻炎用内服薬、鎮咳去痰薬、かぜ薬等に配合されていたが、PPAが配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたことなどから、厚生労働省は関係製薬企業等に対し、プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)等への速やかな切替えを指示した。
- 1. 誤 正 正 誤
- 2. 正 正 誤 誤
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 誤 誤 正 正
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正解:5
【正解】5番
a 誤:「2003年5月」ではなく、正しくは「1993年5月」です。
b 誤:大柴胡湯ではなく、正しくは「小柴胡湯(しょうさいことう)」です。
c 正:記述の通り。アンプル入りかぜ薬によるショック等の死亡事例を受け、製品の回収が要請されました。
d 正:記述の通り。PPAによる脳出血等の副作用を受け、PSE等への速やかな切替えが指示されました。
【要点】
医薬品の安全対策に関する歴史的な副作用事例(小柴胡湯の間質性肺炎、アンプル入りかぜ薬のショック、PPAの脳出血など)は、漢方薬名や西暦・元号の数字のひっかけに注意が必要です。
医薬品の適正使用のための啓発活動等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 登録販売者においては、薬剤師とともに一般用医薬品の販売等に従事する医薬関係者(専門家)として、医薬品の適正使用のための啓発活動に積極的に参加、協力することが期待される。
b 毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
c 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものであり、一般用医薬品では生じ得ない。
d 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがある。
- 1. 正 誤 正 正
- 2. 誤 正 正 誤
- 3. 正 誤 誤 誤
- 4. 誤 誤 正 正
- 5. 正 正 誤 正
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正解:5
【正解】5番a:記述の通り。
b:記述の通り。
c:誤り。一般用医薬品の過剰摂取(オーバードーズ)等によっても、薬物乱用や薬物依存を生じることがある。
d:記述の通り。
【要点】
「一般用医薬品なら依存しない」という思い込みは典型的なひっかけ問題です。市販薬でもオーバードーズ等により薬物依存は生じるため、適切な指導と啓発活動が不可欠です。
一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載が省略されることがある。
b 「してはいけないこと」の項目には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。
c 一般用医薬品には、添付文書又はその容器若しくは被包に、「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載が義務づけられている。
d 副作用のうち薬理作用等から発現が予測される軽微な症状がみられた場合に関する記載として、症状の持続又は増強がみられた場合には、使用を自己判断で中止することなく、専門家に相談する旨が記載されている。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:5
【正解】5番
a 正しい。販売名に薬効名が含まれているような場合には、記載の重複を避けるため薬効名が省略されることがあります。
b 正しい。「してはいけないこと」には、禁忌(守らないと症状悪化や副作用・事故等が起こりやすくなる事項)が記載されています。
c 正しい。一般用医薬品では、添付文書等への「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載が法令で義務づけられています。
d 誤り。軽微な症状であっても、症状の持続・増強がみられた場合には「使用を自己判断で中止し、専門家に相談する」旨が記載されています。
【要点】
「d」のひっかけに注意!副作用の軽微な症状が持続・増強した場合は、自己判断で継続するのではなく「使用を中止して専門家に相談」するのが正しいルールです。
一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1. 使用上の注意は、「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成さ
- 2. 副作用については、まず一般的な副作用について発生頻度別に症状が記載され、そのあとに
- 3. 製造販売業者の名称及び所在地には、製造販売業の許可を受け、その医薬品について製造責
- 4. 医薬品の適用となる症状等に関連して、症状の予防・改善につながる事項について一般の生
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正解:2
【正解】2番
1. 記述の通り。使用上の注意は、「してはいけないこと」「相談すること」「その他の注意」の3つで構成されます。
2. 誤り。副作用の記載順は、まず「まれに発症する重篤な副作用(ショック等)」が症状別に記載され、そのあとに一般的な副作用が記載されます。
3. 記述の通り。製造販売業者の名称及び所在地には、許可を受け製造販売を行う者と、その責任を負う窓口等の情報が記載されます。
4. 記述の通り。添付文書には、適応症状に関連して日常生活上の注意や予防・改善につながる事項も記載されます。
【要点】
副作用の記載順序のひっかけに注意!「まず重篤な副作用(まれに起こるもの)、そのあとに一般的な副作用」の順で記載されます。
一般用医薬品の添付文書や製品表示に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用検査薬においては、「キットの内容及び成分・分量」が記載されている。
b 可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品については、消防法(昭和23年法律第186号)や高圧ガス保安法(昭和26年法律第204号)に基づき、その容器への注意事項についての表示が義務づけられ、添付文書においても「使用上の注意」として記載されている。
c 医薬品によっては添付文書の形ではなく、「用法、用量その他使用及び取扱い上必要な注意」
の記載を外箱に行っている場合がある。
d 1回服用量中0.1mLを超えるアルコールを含有する内服液剤(滋養強壮を目的とするもの)については、アルコールを含有する旨及びその分量が記載されている。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:3
【正解】3番a:記述の通り。
b:誤り。エアゾール製品の可燃性ガスに関する注意事項の表示義務は消防法や高圧ガス保安法に基づくものではなく、薬機法(医薬品医療機器等法)に基づくものである。
c:記述の通り。
d:記述の通り。
【要点】
エアゾール製品の注意事項表示は、消防法等ではなく「医薬品医療機器等法(薬機法)」に基づく規定です。この「法律名のすり替え」は頻出のひっかけパターンなので注意しましょう。
医薬品の使用期限に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 適切な保存条件の下で、製造後3年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品において、法的な表示義務はない。
b 配置販売される医薬品では、配置期限として記載される場合がある。
c 流通管理等の便宜上、外箱等に記載されるのが通常となっている。
d 開封されてからどの程度の期間、品質が保持されるかについては、医薬品それぞれの包装形態や個々の使用状況、保管状況等による。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:1
【正解】1番
a 正しい。製造後3年を超えるものについては使用期限の表示義務はありませんが、実際には品質確保の観点等から表示されることが一般的です。
b 正しい。配置販売される医薬品では、消費者が分かりやすいように「使用期限」ではなく「配置期限」として記載される場合があります。
c 正しい。使用期限は、薬局や店舗、家庭での流通管理等の便宜上、通常は外箱等に記載されています。
d 正しい。開封後の使用期限(品質保持期間)は、個々の包装形態や保管・使用状況によって変動するため一概には言えません。
【要点】
使用期限のルールに関する問題は、製造後3年超の表示義務や「配置期限」という言い換え、開封後の扱いの違いが頻出のひっかけポイントです。すべて正しい記述となります。
緊急安全性情報及び安全性速報に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 緊急安全性情報は、A4サイズの青色地の印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。
b 緊急安全性情報は、医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いが、一般用医薬品にも発出される。
c 安全性速報は、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や、適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合に作成される。
d 安全性速報は、厚生労働省によって作成される。
- 1. a、b
- 2. a、d
- 3. b、c
- 4. c、d
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正解:3
【正解】3番
a 誤り:緊急安全性情報は、青色地ではなく「黄色地」の印刷物であり、「イエローレター」とも呼ばれる。(青色は誤り)
b 記述の通り。
c 記述の通り。
d 誤り:安全性速報は、厚生労働省ではなく「医薬品等の製造販売業者」が作成する。
【要点】
緊急安全性情報は「黄色地(イエローレター)」、安全性速報は製薬企業が作成する点が最頻出のひっかけポイントです。色や主体を確実に区別して覚えましょう!
医薬品・医療機器等安全性情報に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品等について、緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に作成される。
b 厚生労働省が情報をとりまとめ、広く医薬関係者向けに情報提供を行っている。
c 医薬品の安全性に関する解説記事や、使用上の注意の改訂内容等が掲載されている。
d 関係学会等へ送付され、医学・薬学関係の専門誌等にも転載される。
- 1. 正 正 誤 正
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 誤 正 正 正
- 4. 誤 正 正 誤
- 5. 正 誤 誤 誤
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正解:3
【正解】3番
a 誤:「緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況」で作成されるのは「緊急安全性情報(黄色のビデオル)」であり、本問は「医薬品・医療機器等安全性情報」に関する記述のため誤り。
b 正:記述の通り。厚生労働省が情報をとりまとめ、広く医薬関係者向けに情報提供を行っている。
c 正:記述の通り。安全性に関する解説記事や、使用上の注意の改訂内容等が掲載されている。
d 正:記述の通り。関係学会等へ送付され、医学・薬学関係の専門誌等にも転載される。
【要点】
「医薬品・医療機器等安全性情報」は、厚生労働省がまとめる定期的な安全性情報誌であり、解説記事や使用上の注意の改訂内容が掲載されます。「緊急かつ重大な注意喚起」という強い文言が出てきたら「緊急安全性情報」との混同を疑いましょう。
医薬品医療機器等法第68条の2の6第3項に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
薬局開設者、病院若しくは診療所の開設者又は医師、歯科医師、薬剤師その他の医薬関係者は、医薬品、医療機器及び再生医療等製品の( a )を確保するため、( b )の下に、製造販売業者等から提供される情報の活用その他必要な情報の収集、検討及び( c )を行うことに努めなければならない。
- 1. 安定的な供給 相互の密接な連携 利用
- 2. 安定的な供給 個人の研鑽 利用
- 3. 安定的な供給 相互の密接な連携 発信
- 4. 適正な使用 相互の密接な連携 利用
- 5. 適正な使用 個人の研鑽 発信
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正解:4
【正解】4番(a)適正な使用記述の通り。医薬関係者が確保すべきは「適正な使用」です。「安定的な供給」は製造販売業者等の責任となります。
(b)相互の密接な連携記述の通り。医薬関係者は「相互の密接な連携」の下に情報収集等を行う必要があります。「個人の研鑽」ではありません。
(c)利用記述の通り。収集・検討した情報は「利用」することに努めなければなりません。「発信」は不適切です。
【要点】
医薬関係者の努力義務に関する条文からの出題です。「適正な使用」の確保のために「相互の密接な連携」の下で情報の収集・検討・「利用」を行う点がポイントです。供給ではなく使用である点に注意しましょう。
一般用医薬品の添付文書や製品表示に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 現在、一般用医薬品への紙の添付文書の同梱は廃止され、注意事項等情報は電子的な方法により提供されている。
b 独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページには、一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書情報が掲載されている。
c 購入者等が抱く疑問等に対する答えは添付文書に記載されていることが多く、そうした相談への対応において、添付文書情報は有用である。
d 添付文書情報が事前に閲覧できる環境が整っていない場合にあっては、製品表示から読み取れる適正使用情報が有効に活用され、購入者等に対して適切な情報提供がなされることが一層重要となる。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:2
【正解】2番
a 誤:「廃止され」ではなく、原則として紙の添付文書の同梱は続けつつ、電子的な方法による提供(電子化)が進められている段階です。
b 正:記述の通り。PMDAのホームページでは、一般用医薬品や要指導医薬品の最新の添付文書情報を検索・閲覧できます。
c 正:記述の通り。購入者からの相談対応において、添付文書情報は正確な情報源として非常に有用です。
d 正:記述の通り。電子閲覧ができない環境では、外箱等の製品表示を活用した適切な情報提供が一層重要となります。
【要点】
紙の添付文書の同梱は「廃止された」わけではなく、電子化と並行して行われている点が頻出のひっかけポイントです。PMDAのHPや製品表示の役割とあわせて正確に押さえましょう。
医薬品の適正使用情報の活用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 健康に対する一般の生活者の意識・関心の高まりに伴って、医薬品の有効性や安全性等に関する情報に対するニーズが多様化・高度化する傾向にある。
b 情報通信技術の発展・普及に伴って、一般の生活者が、医薬品の有効性、安全性等に関して相当程度専門的な情報にも容易にアクセスできる状況となっている。
c 一般の生活者が接する医薬品の有効性や安全性等に関する情報は、断片的かつ必ずしも正確でない情報として伝わっている場合も多い。
d 医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等に対して科学的な根拠に基づいた正確なアドバイスを与え、セルフメディケーションを適切に支援することが期待されている。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:1
【正解】1番
a 記述の通り。
b 記述の通り。
c 記述の通り。
d 記述の通り。
【要点】
すべての記述が正しく、選択肢は「正・正・正・正」の1番となります。近年のインターネット普及に伴う情報の多様化と、専門家に求められる役割を問う定番問題です。
登録販売者が行う医薬品の副作用等報告に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品の副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知った場合において、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならない。
b 医薬品との因果関係が明確でない場合であっても報告の対象となり得る。
c 医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害について、安全対策上必要があると認めるときは、報告がなされる必要がある。
d ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能である。
- 1. 正 正 正 正
- 2. 誤 正 正 正
- 3. 正 誤 正 正
- 4. 正 正 誤 正
- 5. 正 正 正 誤
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正解:1
【正解】1番
a 正しい。記述の通り。
b 正しい。記述の通り。
c 正しい。記述の通り。
d 正しい。記述の通り。
【要点】
副作用等報告は因果関係が不明でも対象となり、過量使用や誤用によるものも含まれます。報告には電子的な方法(ウェブサイトからの直接入力)も利用可能です。
医薬品副作用被害救済制度に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
医薬品を( a )発生した副作用による被害者の迅速な救済を図るため、製薬企業の社会的責任に基づく公的制度として1980年5月より運営が開始された。
健康被害を受けた( b )の給付請求を受けて、その健康被害が医薬品の副作用によるものかどうかなど、医学的薬学的判断を要する事項について薬事審議会の諮問・答申を経て、厚生労働大臣が判定した結果に基づいて、医療費、障害年金、遺族年金等の各種給付が行われる。
- 1. 適正に使用したか否かにかかわらず 患者を診察した医療機関
- 2. 適正に使用したか否かにかかわらず 本人(又は家族)
- 3. 適正に使用したか否かにかかわらず 患者を診察した医師又は歯科医師
- 4. 適正に使用したにもかかわらず 本人(又は家族)
- 5. 適正に使用したにもかかわらず 患者を診察した医師又は歯科医師
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正解:4
【正解】4番a:適正に使用したにもかかわらず(誤り:医薬品は「適正に使用したにもかかわらず」副作用で健康被害を受けた場合に救済の対象となります。「適正に使用したか否かにかかわらず」では、不適正な使用による自業自得のケースまで含まれてしまうため誤りです。)
b:本人(又は家族)(誤り:給付の請求を行うのは「本人(又は家族)」です。「患者を診察した医療機関」や「医師又は歯科医師」ではありません。)
【要点】
救済制度の対象となるのは「適正に使用したにもかかわらず」発生した副作用等です。「適正に使用したか否かにかかわらず」というひっかけ表現に注意しましょう。また、給付請求者は「本人(又は家族)」であることも頻出ポイントです。
第1欄の記述は、医薬品副作用被害救済制度に関するものである。
( )の中に入れるべき字句について、第2欄のうち最も適するものはどれか。
第1欄一般用医薬品の使用により副作用を生じた場合であって、その副作用による健康被害が救済給付の対象となると思われたときには、医薬品の販売等に従事する専門家においては、健康被害を受けた購入者等に対して救済制度があることや、救済事業を運営する( )の相談窓口等を紹介し、相談を促すなどの対応が期待される。
第2欄
- 1. 製造販売元の製薬企業
- 2. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構
- 3. 消費者庁
- 4. 都道府県
- 5. 保健所
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正解:2
【正解】2番
1. 製造販売元の製薬企業:「製造販売元の製薬企業」ではなく、救済制度の窓口を一元的に運営している機関を指すため不適切。
2. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構:記述の通り。(略称:PMDAが運営する相談窓口を紹介することが求められる)
3. 消費者庁:食品安全や消費者行政を担う機関であり、医薬品副作用被害救済制度の運営主体ではないため不適切。
4. 都道府県:医薬品の販売等の許可や監視指導を行う行政機関であるが、救済事業を直接運営している機関ではないため不適切。
5. 保健所:地域住民の保健衛生業務を行う機関であり、救済事業の運営主体ではないため不適切。
【要点】
医薬品副作用被害救済制度の窓口を紹介・案内する場合、その運営主体である「独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)」を正確に選べるようにしておくことが重要です。製薬企業や行政機関(都道府県・保健所)と混同しないよう注意しましょう。
医薬品副作用被害救済制度の救済給付の支給対象範囲に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合は、救済制度の対象とならない。
b 殺虫剤(人体に直接使用するものを除く)の使用による健康被害は、救済制度の対象とならない。
c 個人輸入により入手された医薬品の使用による健康被害は、救済制度の対象とならない。
d 一般用検査薬の使用による健康被害は、救済制度の対象とならない。
- 1. 誤 正 正 正
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 正 正 誤 正
- 4. 正 正 正 誤
- 5. 正 正 正 正
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正解:5
【正解】5番
a 正しい。製造販売業者等に損害賠償責任がある場合(過失がある場合など)は、原則として救済制度の対象外となります。
b 正しい。医薬品であっても、殺虫剤(人体用を除く)や農薬などは救済制度の対象外です。
c 正しい。正規の流通経路外である個人輸入により入手された医薬品は、安全性や品質が保証されないため対象外となります。
d 正しい。病気の診断を目的とする一般用検査薬(体外診断用医薬品)は、人体に直接使用する医薬品ではないため救済制度の対象外です。
【要点】
救済制度の対象外となるケース(製造販売業者に責任がある場合、医薬品以外の製品・殺虫剤、個人輸入、一般用検査薬など)は頻出のひっかけポイントなので、必ずセットで覚えましょう。
間質性肺炎に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
なお、2箇所の( a )内はどちらも同じ字句が入る。
小柴胡湯と( a )の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、( a )との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
しかし、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して( b )
が指示された。
- 1. アミノピリン製剤 製品の回収
- 2. インターフェロン製剤 製品の回収
- 3. アミノピリン製剤 緊急安全性情報の配布
- 4. インターフェロン製剤 緊急安全性情報の配布
- 5. インターフェロン製剤製造販売の中止午後
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正解:4
【正解】4番(a)インターフェロン製剤:小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用により間質性肺炎が多発したため、併用禁忌の改訂がなされた。
(b)緊急安全性情報の配布:1996年、慢性肝炎患者への使用による死亡例を受け、厚生省から関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。
【要点】
「小柴胡湯 + インターフェロン製剤 = 間質性肺炎(併用禁忌)」の組み合わせは試験頻出!「製品の回収」ではなく「緊急安全性情報の配布」が指示された点も必ず覚えましょう。
一般用医薬品の添付文書における「使用上の注意」の記載に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ロペラミド塩酸塩は、乳製カゼインを由来としているため、「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」は服用しないこととされている。
b プソイドエフェドリン塩酸塩を服用すると、尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、「前立腺肥大による排尿困難の症状がある人」は服用しないこととされている。
c アルジオキサを服用すると、胃液の分泌が亢進するため、「胃潰瘍の診断を受けた人」は服用しないこととされている。
d アミノフィリン水和物は、乳児に神経過敏を起こすことがあるため、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている。
- 1. 正 正 正 誤
- 2. 正 誤 正 正
- 3. 誤 正 誤 正
- 4. 誤 正 誤 誤
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:3
【正解】3番
a 誤:「ロペラミド塩酸塩」ではなく、「カゼイン(牛乳由来)」を配合した製剤に関する記述です。
b 正:記述の通り。アドレナリン作動薬であるプソイドエフェドリン塩酸塩は、排尿困難を悪化させるおそれがあるため禁忌とされています。
c 誤:アルジオキサは胃液の分泌を「抑制・むかご(粘膜修復)」する成分であり、胃潰瘍の人が服用してはいけない成分ではありません。
d 正:記述の通り。アミノフィリン水和物などのキサンチン系成分は母乳移行により乳児の神経過敏を引き起こすため、授乳を避けることとされています。
【要点】
成分名と「してはいけないこと(禁忌)」の組み合わせは試験の頻出ポイントです。特に牛乳アレルギーの原因物質や、前立腺肥大・胃潰瘍などの持病に対する影響を正確に区別しておきましょう。
次の表は、ある健胃薬に含まれている成分の一覧である。
1.3g中
・ケイヒ 92mg ウイキョウ 24
・ニクズク 20mg チョウジ 12
・チンピ 22mg ゲンチアナ 15
・ニガキ末 15mg 炭酸水素ナトリウム 625
・沈降炭酸カルシウム 133mg 炭酸マグネシウム 26
・合成ケイ酸アルミニウム 273.4mg ビオヂアスターゼ 40
次のうち、この健胃薬を服用するにあたっての登録販売者の説明として、正しいものの組み合わせはどれか。
a チンピが含まれているため、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
b チンピが含まれているため、妊婦又は妊娠していると思われる人は服用しないでください。
c ケイ酸アルミニウムが含まれているため、長期連用しないでください。
d ケイ酸アルミニウムが含まれているため、透析治療を受けている人は服用しないでください。
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、d
- 4. c、d
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正解:4
【正解】4番
a 誤り:チンピは生薬の一種(ミカン科の果皮)であり、乗物又は機械類の運転操作を避けるべき抗ヒスタミン成分等の眠気を催す副作用がある成分ではありません。
b 誤り:チンピに妊婦等の服用を避けるような特段の制限はありません。(※妊婦等の注意が必要な代表例は、ダイオウなどの強い下剤や一部の生薬・ホルモン成分など)
c 正しい:合成ケイ酸アルミニウムなどのアルミニウムを含む成分は、腎臓病の診断を受けた人などで長期連用を避ける必要があります。
d 正しい:アルミニウムを含む成分は、透析療法を受けている人ではアルミニウム脳症などのリスクがあるため服用禁忌です。
【要点】
アルミニウム製剤(合成ケイ酸アルミニウム等)は、「長期連用しないこと」「透析治療を受けている人は服用しないこと」が鉄則の重要ポイントです!
次の1~4で示される医薬品の販売等に従事する登録販売者と購入希望者の会話のうち、購入希望者からの相談に対する登録販売者の説明として、正しいものはどれか。
なお、購入希望者は成人であり、基礎疾患及び併用薬がないことを確認済みであるものとする。
- 1. 購入希望者:「日常的な不眠に効く薬を購入したいです。」登録販売者:「抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬は、日常的に不眠の人が使用できます。
- 2. 購入希望者:「屋外で野球をしています。腕の筋肉痛に使える外用薬を購入したいです。」登録販売者:「ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬は、戸外活動中もサポーター等で覆わなくても使用できます。」
- 3. 購入希望者:「口の中に傷やひどいただれがあるので、口腔内を消毒できる薬を購入したいです。」登録販売者:「クロルヘキシジングルコン酸塩が配合されたうがい薬は、口の中に傷やひどいただれがある人に使用できます。」
- 4. 購入希望者:「大型トラックの運転手として働いています。運転中に眠くなるのを避けるため、初めてカフェイン入り眠気防止薬を飲んでみようと思っています。」登録販売者:「カフェイン入り眠気防止薬は、一時的に居眠りを防止することが目的です。服用する際は、短期間の服用にとどめ、長期連用はせず、また、コーヒーやお茶等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないでください。」
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正解:4
【正解】4番
1. 誤り:日常的な不眠に対して一般用医薬品の睡眠改善薬(抗ヒスタミン成分など)を安易に推奨することは適切ではなく、生活習慣の改善を促すか医師の受診を勧めるべきである。
2. 誤り:屋外で野球をしている場合、外用消炎鎮痛薬に含まれる成分(ケトプロフェンなど)によっては光線過敏症を引き起こすリスクがあるため、使用部位や紫外線対策に注意が必要である。
3. 誤り:口腔内に「ひどいただれ」がある場合は、単なる口内炎ではなく重篤な疾患や感染症の可能性もあるため、一般用医薬品で自己治療せず医療機関を受診すべきである。
4. 正しい:記述の通り。
【要点】
登録販売者としての適切な受診勧奨(セルフメディケーションの限界の判断)が問われる問題です。「ひどいただれ」や「不眠の慢性化」などは安易に販売せず、医療機関の受診を勧めるのが鉄則です。
一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
基礎疾患等 主な成分
a てんかん ― アスピリン
b 胃・十二指腸潰瘍 ― エテンザミド
c 肝臓病 ― メチルエフェドリン塩酸塩
d 緑内障 ― パパベリン塩酸塩
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、d
- 4. c、d
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正解:3
【正解】3番
a 誤り:てんかんの人が避けるべき成分は、抗ヒスタミン成分(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩など)やカフェインなどであり、アスピリンではない。(アスピリンは解熱鎮痛成分)
b 正しい:記述の通り。胃・十二指腸潰瘍の人は、胃腸障害を引き起こすおそれがあるため、アスピリンやエテンザミドなどの解熱鎮痛成分の服用に注意が必要。
c 誤り:肝臓病の人が避けるべき成分はアセトアミノフェンなどであり、メチルエフェドリン塩酸塩(交感神経系を刺激する成分)ではない。
d 正しい:記述の通り。緑内障の人は、抗コリン作用等により眼圧が上昇して症状が悪化するおそれがあるため、パパベリン塩酸塩などの配合薬に注意が必要。
【要点】
「基礎疾患等と使用してはいけない(相談する)成分」の組み合わせは試験の頻出ポイント。疾患ごとの原因(抗コリン作用、胃腸障害、中枢神経への影響など)とセットで覚えましょう。
一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。
基礎疾患等 主な成分
- 1. 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード
- 2. 腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩
- 3. 糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム
- 4. 緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩
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正解:3
【正解】3番
1. 甲状腺疾患 ― ポビドンヨード:記述の通り。含嗽薬等に含まれるポビドンヨードは甲状腺ホルモンのバランスに影響を与えるため、甲状腺疾患の人は相談することとされています。
2. 腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩:記述の通り。アドレナリン作動薬であるプソイドエフェドリン塩酸塩は、腎臓病の症状を悪化させるおそれがあるため記載されています。
3. 糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム:誤り。グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)ではなく、主に「糖質コルチコイド」や一部の総合感冒薬等に含まれる「エフェドリン塩酸塩」などが糖尿病の「相談すること」に該当します。
4. 緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩:記述の通り。抗コリン作用を持つジフェンヒドラミン塩酸塩は眼圧を上昇させるおそれがあるため、緑内障の人は相談することとされています。
【要点】
「基礎疾患等と主な成分」の組み合わせ問題は、成分が持つ薬理作用(抗コリン作用やアドレナリン作用など)と疾患のつながりを意識することが攻略の鍵です。グリチルリチン酸は「偽アルドステロン症」に関する記載(高血圧、心臓病、腎臓病)で頻出です。