2025年 東京都 問91 の解説

2025年 / 東京都 問91 難問 ★★★

みずむし・たむし用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。 b テルビナフィン塩酸塩は、菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える。 c 一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏が適すとされる。 d ピロールニトリンは、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、c
  3. 3. b、c
  4. 4. b、d
  5. 5. c、d
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正解:2

【正解】2番 a 記述の通り。 b 誤り。テルビナフィン塩酸塩は、細胞膜の構成成分(エルゴステロール)の合成を阻害して皮膚糸状菌の増殖を抑える(「呼吸や代謝を妨げる」はウンデシレン酸などの説明)。 c 記述の通り。 d 誤り。患部を酸性にして発育を抑えるのはウンデシレン酸(または安息香酸など)であり、ピロールニトリンは代謝を妨げ抗菌作用を示す。 【要点】 抗真菌成分の作用機序(アリルアミン系・イミダゾール系など)の入れ替え問題や、剤型(軟膏・クリーム・液剤)の適応状態は頻出のひっかけポイントです。成分名と作用・剤型の組み合わせを正確に覚えましょう。

この問題の関連成分: オキシコナゾール硝酸塩

出典区分:令和7年度 東京都(東京都の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。