かぜ薬
麻黄
まおう / 第3章
⚠️ この成分の注意タグ
💡 作用のポイント
これらと同様の作用を示す生薬成分として、マオウが配合されている場合もある。
🩹 現れることがある副作用(抜粋)
- )67 便秘が現れることがある主な成分:コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩68 排尿困難が現れることがある主な成分:抗コリン成分(べラドンナ総アルカロイド、ヨウ化イソプロパミド)、抗ヒスタミン成分、マオウ63みられない場合は、かぜとよく似た症状を呈する別の疾患や細…
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マオウはEphedra属の地上茎で、主成分はエフェドリンとプソイドエフェドリン。生薬そのものがアドレナリン作動性アミンを含むため、「生薬だからマイルド」とは限らず、血圧上昇・動悸・不眠・依存性が問題になる。麻黄湯・葛根湯・小青竜湯に共通して含まれる点が、漢方処方の副作用理解の鍵。
※ この欄は運営者が作成した学習用の補足メモ(下書き・監修前)です。試験の正誤判断は 必ず厚生労働省『試験問題の作成に関する手引き』および添付文書に従ってください。
📝 この成分が出題された過去問 2 問
かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤のうち、マオウを含むものの組合せを選べ。 a 葛根湯 b 小 柴胡湯 c 小 青 竜 湯 d 麦門冬湯
- 1. a、b
- 2. a、c
- 3. b、c
- 4. b、d
- 5. c、d
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正解:2
【正解】2番 a 葛根湯:記述の通り。(マオウを含みます) b 小柴胡湯:誤り。マオウではなく、サイコ(柴胡)やオウゴンなどを生薬として含みます。 c 小青竜湯:記述の通り。(マオウを含みます) d 麦門冬湯:誤り。マオウを含まず、主薬であるバクモンドウ(麦門冬)などを含みます。 【要点】 「マオウ(麻黄)」は交感神経刺激作用があり、心臓病や高血圧などの持病がある人は注意が必要です。かぜ薬や鼻炎薬の漢方(葛根湯・小青竜湯など)によく配合される定番生薬なので、配合・不配合を必ず覚えましょう。
一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。 ( a )を主な成分とする一般用医薬品を服用すると、排尿筋の( b )と括約筋の( c )が起こり、尿の貯留を来すおそれがある。 特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがあるため、その添付文書等において、「相談すること」の項目に「次の症状がある人」として「排尿困難」と記載することとされている。 なお、構成生薬として( d )を含む漢方処方製剤についても、同様の記載がされている。
- 1. ジフェニドール塩酸塩 収縮 収縮 マオウ
- 2. ジフェニドール塩酸塩 弛緩 収縮 マオウ
- 3. ジフェニドール塩酸塩 収縮 弛緩 ダイオウ
- 4. サリチルアミド 弛緩 弛緩 マオウ
- 5. サリチルアミド 弛緩 収縮 ダイオウ
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正解:2
【正解】2番(a)ジフェニドール塩酸塩:記述の通り。なお、サリチルアミドは解熱鎮痛成分であり、尿閉の副作用とは無関係。 (b)弛緩:記述の通り。排尿筋が「弛緩」すると、膀胱が広がって尿をため込む状態になり、尿が出にくくなる。 (c)収縮:記述の通り。尿道括約筋が「収縮」して出口を締めてしまうため、排尿が困難(尿閉)になる。 (d)マオウ:記述の通り。アドレナリン作動成分(エフェドリン等)を含み、同様の抗コリン作用的な排尿困難を引き起こす。 【要点】 抗コリン作用やアドレナリン作動成分をもつ成分(ジフェニドール、マオウ等)は、膀胱の「排尿筋を弛緩・括約筋を収縮」させるため、前立腺肥大症の人は尿閉に注意が必要です。