強心薬

麝香

じゃこう / 第3章

過去問 3 問

⚠️ この成分の注意タグ

💡 作用のポイント

ゴオウ、ジャコウ緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる。

🩹 現れることがある副作用(抜粋)

  • 2)代表的な配合成分等、主な副作用(a) 強心成分心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用(強心作用)を期待して、センソ、ゴオウ、ジャコウ、ロクジョウ等の生薬成分が用いられる。

📝 この成分が出題された過去問 3 問

2025年 / 北海道 問34 難問 ★★★ 単体ページ →

心臓の働き、心臓に作用する薬及びその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 強心薬は、平滑筋に作用して、その収縮力を高める成分(強心成分)を主体としている。 b ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高める作用があるとされる。 c 心臓は、血液を全身に循環させるポンプの働きを担っており、通常、体性神経系によって無意識のうちに調整がなされている。 d 苓桂朮甘湯は、利尿作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。 )の排出を促すことを主眼とする。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 誤 正 誤 正
  3. 3. 正 正 誤 誤
  4. 4. 正 誤 誤 正
  5. 5. 誤 誤 正 正
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 誤り:「平滑筋」ではなく「心筋(不随意筋)」に作用して収縮力を高めます。 b 正しい:記述の通り。 c 誤り:「体性神経系」ではなく「自律神経系(交感神経・副交感神経)」によって無意識のうちに調整されます。 d 正しい:記述の通り。 【要点】 心臓や強心成分が作用するのは「心筋」であり平滑筋ではありません。また、内臓の働きは「自律神経系」によってコントロールされている点が頻出のひっかけポイントです。

この問題の関連成分: ジャコウ
2025年 / 関西広域連合 問38 難問 ★★★ 単体ページ →

一般用医薬品の強心薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a センソは比較的有効域が狭いため、一般用医薬品では1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。 b ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用がある。 c ロクジョウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用がある。 d リュウノウは、鎮静作用等を期待して用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 誤
  4. 4. 誤 誤 正 正
  5. 5. 誤 誤 正 誤
▶ 正解と解説を表示

正解:1

【正解】1番 a 正しい。センソは劇薬であり、比較的有効域が狭いため、一般用医薬品では1日用量が5mg以下と定められている。 b 正しい。ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用がある。 c 誤り。「末梢血管の拡張による血圧降下」ではなく、「末梢血管の収縮による血圧上昇」や強壮作用等を期待して用いられる。 d 誤り。リュウノウは、「鎮静作用」ではなく、気絶や失神時の「気付け(中枢神経の刺激)」等を期待して用いられる。 【要点】 強心薬の生薬成分(センソ、ジャコウ、ロクジョウ、リュウノウ、ニンジン、ゴオウ、カンゾウ)の「主な作用」は試験の頻出ポイントです。特に作用の方向性(血圧上昇か降下か、鎮静か気付けか)のひっかけに注意しましょう。

2025年 / 東京都 問68 難問 ★★★ 単体ページ →

小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 小児鎮静薬は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位) 継続して服用されることがある。 b 小児鎮静薬として使用される漢方処方製剤は、作用が穏やかであるため、生後3ヶ月未満の乳児にも使用できる。 c 小 建 中 湯を乳幼児に使用する場合は、体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあるので、特に留意する必要がある。 d ジャコウは、シカ科のジャコウジカの雄の角を基原とする生薬で、鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して、小児の疳を適応症とする生薬製剤に用いられる。

  1. 1. 正 正 誤 正
  2. 2. 正 誤 正 誤
  3. 3. 誤 誤 正 誤
  4. 4. 誤 正 正 正
  5. 5. 誤 正 誤 誤
▶ 正解と解説を表示

正解:2

【正解】2番 a 正しい。小児鎮静薬は体質改善を主眼とするものが多く、比較的長期間継続して服用されることがある。 b 誤り。生後3ヶ月未満の乳児は「原則として服用しない(医療機関を受診すべき)」とされている。 c 正しい。小建中湯にはカンゾウが含まれており、乳幼児では体重当たりのグリチルリチン酸摂取量が多くなるため特に留意が必要である。 d 誤り。「角」ではなく、雄の「香嚢(香腺分泌物)」を基原とする。 【要点】 生後3ヶ月未満の乳児への使用制限や、ジャコウの基原(角ではなく香嚢)は頻出のひっかけポイントです。成分ごとの正しい知識を確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: ジャコウ 小建中湯