胃の薬

黄連

おうれん / 第3章

過去問 2 問

💡 作用のポイント

健胃成分味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的として、オウバク、オウレン、センブリ、ゲンチアナ、リュウタン、ケイヒ、ユウタン等の生薬成分が配合されている場合がある。

📝 この成分が出題された過去問 2 問

2025年 / 北海道 問30 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ピコスルファートナトリウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めることを目的として配合されている。 b オウレンは、結腸や直腸の粘膜を刺激して排便を促すことを目的として配合されている。 c ビフィズス菌は、腸内細菌のバランスを整えることを目的として配合されている。 d 沈降炭酸カルシウムは、腸管内に生じた有害な物質を吸着することを目的として配合されている。

  1. 1. a、b
  2. 2. a、d
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
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正解:4

【正解】4番 a 誤り:ピコスルファートナトリウムは大腸刺激性の「下剤(便秘薬)」の成分であり、胃酸を中和する制酸成分ではない。 b 誤り:オウレンは「健胃成分(苦味健胃薬)」であり、排便を促すのはセンナやダイオウなどの生薬である。 c 正しい:記述の通り。ビフィズス菌は乳酸菌等とともに整腸成分として配合される。 d 正しい:記述の通り。沈降炭酸カルシウムは制酸成分だけでなく、吸着成分として用いられることもある。 【要点】 成分の「分類(何をする薬か)」と「主な作用」をセットで覚えることが合格の近道!生薬(オウレンなど)の働きは頻出なので確実に押さえましょう。

2025年 / 東京都 問73 難問 ★★★ 単体ページ →

胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a ベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。 b トリメブチンマレイン酸塩は、消化管(胃及び腸)の平滑筋に直接作用して、消化管の運動を調整する作用があるとされる。 c マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされる。 d ヒマシ油は、ナフタレン等の脂溶性の物質を含む防虫剤を誤飲した際に、腸管内の物質をすみやかに体外に排除する目的で用いられる。

  1. 1. 正 正 正 誤
  2. 2. 正 正 誤 正
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 誤 正 誤 誤
  5. 5. 誤 誤 正 正
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正解:1

【正解】1番 a 正しい。ベルベリンはオウバクやオウレンに含まれる成分で、抗菌作用と抗炎症作用を併せ持ちます。 b 正しい。トリメブチンマレイン酸塩は、消化管の平滑筋に直接作用して運動を調整する成分です。 c 正しい。マルツエキスは主成分の麦芽糖が腸内細菌で分解・発酵して生じるガスにより便通を促します。 d 誤り。脂溶性物質(防虫剤など)を誤飲した際にヒマシ油を使用すると、脂溶性物質の吸収を促進してしまうため「使用してはならない(禁忌)」となります。 【要点】 ヒマシ油は「脂溶性物質(農薬や防虫剤など)の誤飲時」に、吸収を高めてしまうため絶対に使用してはいけないという超頻出のひっかけポイントを確実に押さえましょう。

この問題の関連成分: オウバク オウレン