薬の代謝、排泄に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 経口投与後、消化管で吸収された有効成分は、全身循環に入る前にリンパ管を経由して肝臓を通過する。 b 血 漿 タンパク質と結合した有効成分は、腎臓で濾過されないため、長く循環血液中に留まることとなり、作用が持続する原因となる。 c 肝初回通過効果とは、全身循環に移行する有効成分の量が、消化管で吸収された量よりも、肝臓で代謝を受けた分だけ少なくなることをいう。 d 有効成分は、未変化体のままで、あるいは代謝物として体外へ排出されるが、肺から呼気中へ排出されることはない。
- 1. 正 正 誤 正
- 2. 正 正 誤 誤
- 3. 誤 正 正 誤
- 4. 誤 正 誤 正
- 5. 誤 誤 正 誤
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正解:3
【正解】3番 a 誤:消化管で吸収された有効成分は、リンパ管ではなく「門脈」を経由して肝臓を通過する。 b 正:記述の通り。血漿タンパク質と結合した成分は腎臓で濾過されないため、作用が持続する。 c 正:記述の通り。肝初回通過効果により、全身循環に移行する有効成分の量は減少する。 d 誤:肺から呼気中へ排出されることもある(例:アルコールや全身麻酔ガスなど)。 【要点】 「リンパ管ではなく門脈」「肺からの排泄もある」という定番のひっかけに注意しましょう。肝初回通過効果と血漿タンパク質の性質は試験頻出の重要ポイントです。