2025年 愛媛県 問30 の解説

2025年 / 愛媛県 問30 標準 ★★☆

外皮系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質(フィブリン)でできた板状の角質細胞と、セラミド(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されている。 b メラニン色素は、表皮の最上層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。 c 皮下脂肪層は、外気の熱や寒さから体を守るとともに、衝撃から体を保護するほか、脂質としてエネルギー源を蓄える機能がある。 d 汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するアポクリン腺(体臭腺)と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある。

  1. 1. 誤 正 誤 正
  2. 2. 誤 誤 正 正
  3. 3. 正 誤 誤 正
  4. 4. 正 誤 誤 誤
  5. 5. 誤 正 正 誤
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正解:2

【正解】2番 a 誤:「フィブリン」ではなく「ケラチン」です。また、セラミドは「リン脂質」ではなく「スフィンゴ脂質(脂質の一種)」の一種です。 b 誤:メラニン産生細胞(メラノサイト)があるのは表皮の最上層ではなく「最下層(基底層)」です。 c 正:記述の通り。皮下脂肪層は断熱・緩衝作用およびエネルギー貯蔵の役割を持ちます。 d 正:記述の通り。アポクリン腺は毛根部(毛包)に開口し、エクリン腺は全身(毛根がない場所も含む)に分布します。 【要点】 成分名(フィブリン→ケラチン)や細胞の位置(最上層→最下層)を入れ替える定番のひっかけに注意しましょう。アポクリン腺とエクリン腺の分布の違いも頻出です。

出典区分:令和7年度 愛媛県(愛媛県の公開問題)/ 選択肢をタップすると正解が開きます。